【明慧日本2021年1月6日】(イギリス=明慧記者・王英)「良知から、私はクリスマスの祝賀活動を享受できません」、「私の心の中に香港、チベット、ウイグル、キリスト教、法輪功、中国の反体制派の兄弟姉妹たちを心配しています」と述べたのは、イギリス保守党人権委員会副主席で、人権組織『香港監察』の創始者ベネディクト・ロジャーズ氏である。
ベネディクト・ロジャーズ氏 |
イギリスのThe Tabletネットニュースは2020年12 月24 日、「影響力のある人が中国で迫害を受けている人たちのためにハンガーストライキを行う」というタイトルで報じた。報道内容は以下の通りである。
イギリス保守党人権委員会副主席で、人権組織『香港監察』の創始者ベネディクト・ロジャーズ氏は、24時間のハンガーストライキを行い、また、「習近平への公開書簡」と「中国共産党に迫害されているすべての人々への公開書簡」を発表し、中国政権と国際社会に対する12項目の要求を求めた。
同氏は、中国に対し、香港に自由を享受させ、香港のすべての政治犯を釈放し、新疆とチベットでの残虐行為を止めるよう求めた。 また、中国共産党(以下、中共)によるキリスト教徒と法輪功学習者(以下、学習者)の迫害に抗議し、中共の強制臓器摘出という残虐行為を非難した。
ロジャーズ氏は、中共ウイルスが大流行しているため、今年のクリスマスは母親と一緒に過ごすことができなかったという。「中共政権の非人道的な行動のため、中国全土で家族や愛する人と団らんできない多くの人がいます」
「今年のクリスマスは、多くの中国人と香港人が刑務所に監禁され、彼らは両親、配偶者、友人と一緒に過ごすことができません。さらに悲惨な状況に追い込まれ、肉体的および精神的に拷問を受け、奴隷のように労働を強制され過酷な条件下におかれています」とロジャーズ氏は語った。
同氏は、香港人、キリスト教徒、学習者、政治的反体制派のために声を上げるよう呼びかけた。「私にできることは、クリスマスイブの数時間を犠牲にして、世界に呼びかけ、彼らのために声を上げ、中共の重大な人権侵害に立ち向かうことです。 他の人たちが、少なくとも精神面で私と一緒にこれらの要求に声を上げるように希望します」
ロジャーズ氏は、習近平への公開書簡の中で、この行動の目的は 「中国の人々に、特に中共政権によって監禁されている人々に、自分たちが忘れられていないこと、孤独ではないことを知ってもらいたいからです」
同氏は、クリスマスイブの日に、彼らは中国全土の刑務所や労働教養所に閉じ込められており、自由世界の人々が彼らのことを心配し、自由になるように呼びかけていることを知ってほしいという。
「中共によるウイグル人の大量虐殺、チベット人に対する残虐行為、キリスト教徒に対する迫害、学習者に対する迫害、野蛮な強制臓器摘出、拷問、奴隷労働など、この悲惨な画面で睡眠から目が覚めることがあります。迫害を必ず停止しなければなりません」