【明慧日本2021年1月16日】河北省保定市の政法委員会(治安・司法などを統括する機関)は2020年11月から、涿州市(たくしゅう-し)の政法委員会、「610弁公室」、と国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)が連携し、法輪功学習者を迫害するための洗脳班を設置する準備を密かに進めている。
場所は涿洲市東河村の借家(下記参照)であり、ドアの外には看板もない。 610弁公室の人員によると、洗脳班を作るために上級から40万元(約641万円)以上が割り当てられていたという。 玄関を入ると「愛の家」と書かれている。家の壁に数センチの厚さの跳ね返り防止の発泡パネルが漆喰で貼られ、表面は革で覆われている(迫害があまりにも残酷で、人が耐えられず壁にぶつかるのを恐れているため)。窓にはすべて柵が設置されている(個人の自由を奪うため)。家のなかには二段ベッド、プロジェクターがあり、庭の内外にカメラが設置されている。また食堂もある。
この見苦しい洗脳班のため、地元の学習者に対する嫌がらせが始まり、関連人員が学習者を連行し、強制的に洗脳している。洗脳班では、プロジェクターが法輪功を誹謗中傷するビデオを映し出し、連行した学習者に強制的に見させたり、法輪功を修煉しないという保証書を書かせたり、学習者を録画したりしている。涿洲市清凉寺区、双塔区大沙坎村、永楽村、北関村委員会は、涿洲市政法委の命令で、学習者の屈祝国さん、もう一人の屈さん、鄧新華さんを洗脳班に連行した。2020年12月8日午前7時50分頃、涿洲双塔派出所の警官4人は塀を飛び越え、永楽村の学習者・李占峰さんの自宅に侵入し、永楽村の村委員会に強制連行した後、東河村の洗脳班に移送した。
地元の人々にこのいわゆる「愛の家」の悪行を認識させ、善悪を区別させるために、涿洲の学習者は、洗脳班の場所を看板で掲示して洗脳班を暴露し、資料を集中的に配布する方法で、地元の邪悪を暴き、真相を伝え、良心と善を呼びかけている。