大法の修煉に戻ってきた体験
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文/北米の大法弟子

 【明慧日本2021年1月20日】祖母が法輪大法を修煉していたため、私も1997年に法を得ました。そのとき私はまだ小学生で、修煉とは何かを真に理解していませんでしたが、法輪大法は最も素晴らしく、とても大切なものだということを知っていました。母はいつも寝る前に、私に法を読んでくれました。法輪大法はまるで一つの種のように私の心の中に植え付けられたのです。

 中国共産党が法輪大法を迫害してから、私はだんだんと大法から離れていきました。年齢が上がるにつれて、常人の生活を重視し、精力を主に進学や勉強に置き、ずっと修煉に戻ることはありませんでした。

 中国国内の大学を卒業してから、私は北米に留学して勉学に励みました。留学の初期、一度だけ、ショッピングセンターで法輪功学習者(以下、学習者)が神韻公演の宣伝をしてるのに出会いました。私は側まで行って、その同修と雑談し「かつては私も学習者だった」と言いました。しかし当時の私は法に則っていなかったので、彼女との会話の中で衝突が生じても内に向けて探さず、修煉に戻るのは恥ずかしいという気持ちが出て、不安や怠惰、恐怖心もあり、修煉に戻ることがなかなか出来ませんでした。

 学校を卒業してから、私はだんだんと北米の生活に適応し始め、どのようにして常人の中でもっと良い暮しが出来るのかに心を置くようになりました。3年前、私は努力して面接に合格し、大企業に入社しました。この会社は業界内ではトップクラスの仕事の強度と残酷な企業文化で有名でした。会社の中では、人と人との間の関係は緊張していて、上司の部下に対する思いやりも欠けていて、内部の競争がとても激しく、圧力もとても大きいものでした。社員は昇進のためと、解雇されないように自ら残業をしていました。

 この会社でしばらく働いてから、私は常人の中の競争心理と手段を身につけ、いつも考えるのは、どのようにして社長を満足させ、自分の価値を証明出来るかを考えていました。また部署内での将来がはっきりせず心配で焦っていました。私は長期の圧力により、だんだんと健康上の問題が出始めました。胃がますます不快になり、いつも何かを食べた後に胃が張って、胃痛とゲップが出ていて、時には夜中に痛くなって目が覚めました。私の頚椎と脊柱もますます硬直していき、いつも痛くて調子が悪く感じていました。これらの症状は私の身体の健康に影響を与え、強い仕事の圧力が私の精神面にまで影響を与えました。しかし会社の名声と高給を享受していたので、私は歯を食いしばって我慢しました。

 自分は若いし、入社して間もないし、身体に何の大きな問題も今まで起きたことが無く、自分は圧力で健康面に影響を及ぼしているとは思ってもいませんでしたし、自分の仕事がますます順調にいかなくなるとも思ってもいませんでした。あの時はとても苦しみ、頻繫に法輪大法を思い出し、法輪大法の美しさと神聖さを懐かしく思い、自分は行いを変えるべきではないかと思いました。それで心の深い所で大法を渇望し、私はネットで改めて師父の経文を探し、各地の説法から一つ一つを学びました。

 ある日、師父の法が突然頭に現れました。「常人にはこの理が分かりませんので、自分にふさわしいことをやらせて貰うべきだといつも思っています。ですからその人の人生は争いの繰り返しであり、心がずたずたに傷つけられ、とても辛い思いをし、疲れていると感じ、心はいつも平静でいられません。すると食事も睡眠もろくに取れず、気落ちしてやる気を失い、年を取ってくると身体もがたがたになり、あらゆる病気に見舞われるのです」 [1] 私は突然夢から覚めたように、今の私はすでに堕落して常人と同じように争い戦う境地にいるのだと思いました。私の一切は間違った状態にあり、その全ては常人世界の執着からきたものです!

 私は常に学法することを心に決めて、改めて修煉の中に帰ると決めました。大企業に対する名利と金銭の執着を取り除くべきではないかと思いました。会社内で新たに適切な機会を探しながら、他の会社を申請しました。そんなに日が経たずに他の会社の採用通知がきました。新しい会社の給料は半分くらいに減りましたが、新しい技術を学ぶ機会を提供してくれ、以前の会社にあったような多くの政治闘争と官僚主義が少なくなりました。

 最初は、現在就いている高給な仕事を放棄して無名の会社で「平々凡々」とした生活を送るのかどうかと迷いました。最終的に法の中で私の歩む全てを師父が按排してくださると分かりました。常人の中のいかなる仕事、金銭や名利に執着するべきではありません。それで快く新しい仕事を受けて、執着を放棄しました。私の心はとても落ち着いて、それから胃痛もだいぶ良くなりました。

 学法を多くするにつれて、法を実証する幾つかのことを行いたいと強く思いました。今年になってついに、明慧ネットを通して当地の佛学会の人と連絡を取り、集団活動に参加し始めました。

 以前、自宅で煉功しているときは、堅持することが出来なくて、いつも三日坊主でした。毎回第二式の功法を煉るとき、脊柱の硬直で手が上がらなくて、肩や背中の激しい痛みで身体が震え、腕も肩と平行にならず、頭頂抱輪と両側抱輪のとき、標準の動作にならず、胃が良くないので煉功の時よくゲップをしていました。第五式の功法のとき、1時間に到達したことがなく、毎回40分ぐらいでやめてしまい、腰にも痛みがきました。

 私はしっかり修煉し、煉功を怠けている状態を変えようと決心し、学法を強化しました。だんだんと、第二式の功法をするとき、肩と背部の痛みが無くなり、真っすぐに立てるようになり、震える状態も出なくなりました。第五式の功法もついに1時間出来るようになり、腰と背中もますます楽になり、痛くて我慢できないほどではなくなりました。私はこれは師父が私を励ましてくださっていると分かっています。

 当地の集団煉功と洪法活動に参加する時、私の心は非常に落ち着いていて純粋です。ある日、私は集団煉功する前に心配になりました。万が一身体が震えて、全体に影響を与えてしまったらどうしよう? しかし、煉功場でこのような事が発生したことはなく、私は心配する必要がないと分かりました。

 洪法活動の時、雨が降っている時もあります。ある日、私と一部の同修が煉功し、もう一部の同修が横断幕を掲げたり、チラシを配布したりしていました。雨が私の顔にかかりましたが、私は少しも寒いとか冷たい感覚がなく、心の中は比類なき殊勝な気持ちでした。近くにいる同修達も皆厳然と立って微動だにせず、私は何度も涙に堪えきれず、雨と混ざり合って流れました。まもなく、雨がやみ、晴れてきました。皆は継続して法を実証し、妨害する人はいませんでした。

 私は修煉しはじめて、まだ多くのことが良く出来ていなくて、精進しているとは言えません。慈悲深い師父はこの迷っていた弟子を放棄されることはありませんでした。私は必ずこの貴重な万古の機縁を大切にし、三つのことを良く行い、必ず師父の教えに基づいて正法を実証していきます。

 以上は自分の修煉過程の体得です。もし法に則っていない所があれば、同修たちの慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/10/418362.html)
 
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