【明慧日本2021年1月31日】(天津市=明慧記者)天津市武清区の法輪功学習者・馬慶霞さん(43歳女性)は2020年6月10日、武清留置場で不当に開廷され、武清区裁判所に懲役5年の実刑判決を言い渡された。2020年12月31日に天津女子刑務所に移送された。
2006年、馬さんは法輪功を修煉し始め、心身ともに恩恵を受け、生理の不調や長年治らなかった病気が修煉後に治った。それから、馬さんは法輪功をより熱心に実践し、「真・善・忍」の教えに従いより良い人を目指し、家族も睦まじくなった。
2019年12月5日午後4時過ぎ、天津市武清区黄庄郷派出所の警官3人が六合庄村の馬さんの家に侵入した。警官は家の至る所で写真を撮った。壁に法輪功の新春絵や十字繍(クロスステッチ)があるからである。警官2人は写真を撮ってから去って行ったが、もう1人は馬さんを家で監視していた。
当日午後7時過ぎ、警官7、8人が馬さんの自宅に入り、家宅捜索をして、法輪功創始者の写真、法輪功の書籍、パソコン2台、真相の文言を書いた紙幣、壁にある壁画、現金1万元(約16万2千円)などの私物を押収した。馬さんにサインをするように要求したが、馬さんは警官の要求に従わず、サインをしなかった。
警官は馬さんを黄庄郷派出所に連行し、翌日、刑事警察隊に拘束した。
2019年12月27日、留置場に拘束されていた馬さんは不当に逮捕状を発付されたことが分かった。同時に、警官は馬さんの姑である王俊霞さんを探していたため、王さんは余儀なく放浪生活を強いられていた。
2020年6月10日午後2時、学習者の馬さんは武清留置場で不当に開廷された。馬さんの夫だけ参加することを許されたが、馬さんと面会することもできず、オンラインモニターを通じて参加した。馬さんの弁護士はいなかった。
馬さんは武清区裁判所に懲役5年の実刑判決を言い渡され、2020年12月31日に天津女子刑務所に送られ、第9管区に拘禁されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)