陳永春さんが瀋陽女子刑務所で迫害され衰弱
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 【明慧日本2021年3月7日】不当に懲役5年の実刑判決を下され、瀋陽女子刑務所で服役した法輪功学習者・陳永春さんは2020年10月18日に刑期を終えて解放され、家族の迎えで帰宅した。しかし、長年にわたって当局に迫害されて糖尿病の症状が出ており、まったく別人になり、歩行もできず、目ははっきり見えず、痩せこけている。

 陳さんは今年50歳で、2008年に法輪功の修煉を始めた。2015年、江沢民を告発したため不当に連行され、家宅捜索を受け、多くの個人財産を押収された。その日、陳さんは警官らに法輪功迫害の実態について伝えていた際、警官2人は「まだ言っているのか? 俺たちが君を連行するのはお金のためだ」と目的を言い出した。

酷刑演示:死人床(呈“大”字型绑在床上)

拷問のイメージ図:死人ベッド
(「大」の字でベッドに縛り付けられる)

 陳さんはまず営口留置場で1年7カ月にわたって拘禁された。そこで、留置場の警官の無理な要求に従わず、「法輪大法は素晴らしい」と大声で叫んだため、死人ベッドの拷問を受けた。また、口に雑巾を入れられ、鼻に水を注がれ、胸を足で強く踏まれて危うく人事不省になるところだった。精神面で、陳さんは孤立させられ、ほかの人とも会話できなくなった。また、陳さんは大量の作業を与えられ、終わらないとすぐに殴打されるなどの体罰を受けた。

 2017年、陳さんは懲役5年の実刑判決を言い渡され、同年5月、瀋陽女子刑務所に移送された。瀋陽女子刑務所に拘禁された初日、陳さんはすでに話せなくなった。刑務所の刑務官らは陳さんがわざと話せないふりをしていると思っていた。そこでは、減刑という餌で釣って、法輪功学習者に法輪功を放棄する「五書」にサインするように強要したりしている。陳さんは1カ月にわたる高圧的な転向を強要された後、作業場に送られた。精神的、肉体的な迫害で陳さんは2019年に糖尿病の症状が出ており、急激に痩せて3回入院したが、好転できなかった。なんとかもちこたえ、ようやく5年間の刑期を終えた。しかし、陳さんは全く別人になり、歩行できず、目がはっきり見えず、痩せこけている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/4/421662.html)
 
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