浙江省紹興市の徐竹芬さん 再び不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年3月22日】浙江省紹興市の法輪功学習者・徐竹芬さん(女性)は、2020年8月初めに紹興市の警官に連行された。2021年1月下旬、紹興の嵊州市裁判所に不当に懲役1年10カ月の実刑判決を下された。

 徐竹芬さんは浙江省紹興市上虞区に住んでおり、法輪功を修煉してから、真・善・忍の基準に従って善良な人になった。1999年7.20、中国共産党(以下、中共)は法輪功を迫害し始めた。徐さんは中共に不当に懲役5年半の実刑判決を下され、杭州喬司女子刑務所に拘禁され迫害されている。夫の蔡新鋼さんも連行され不当に懲役5年の実刑判決を下された。

中共酷刑示意图:上大镣

拷問のイメージ図:手錠と足かせをはめられる

 2014年6月26日、蔡新鋼さんは紹興市上虞区の「610弁公室」の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行された。6月30日に徐さんも連行され、蔡新鋼さんと徐さんは上虞留置場に拘禁された。家にはただ14歳の娘だけが残り、家族の人は何度も公安局に行って釈放するよう求めたが、公安政保科の頭目の丁偉良は武力でその家族を追い払うように警官に指示した。徐さんの姉は心に大きなダメージを受けた。

 蔡新鋼さん、徐さんの夫婦は「610」の国保に濡れ衣を着せられ、2015年4月23日午前に不当に開廷された。2人の正義の弁護士は彼らのために無罪の弁護を行ったが、2015年6月25日、蔡新鋼さんと徐さんは紹興市上虞区裁判所にそれぞれ不当に懲役7年2カ月と3年と6カ月の実刑判決を下された。

 2020年8月初め、徐竹芬さんは紹興市上虞区公安支局百官派出所の警官に洗脳班に連行され、拘禁され迫害された。徐さんはいわゆる「三書」へのサインを拒絶したため、ずっと残酷に迫害されていた。洗脳班が終わった後、現地の政法委員会(治安・司法などを統括する機関)と派出所はまた徐さんを紹興市上虞区留置場に連行して引き続き迫害していた。

 2020年12月22日、徐さんが嵊州市裁判所の法廷尋問を受けていた時、家族は徐さんがすでに迫害されて体が非常に弱っており、痩せて骨と皮ばかりになっていたのを目にした。にもかかわらず2021年1月下旬、徐さんは不当に懲役1年10カ月の実刑判決を下された。

 情報によると、2021年1月下旬、不当に秘密裏に判決を下された紹興市の法輪功学習者・徐慧妮さん、王文軍さん(女性)がいるという。近年、王文軍さんは絶えまない迫害と嫌がらせを受けた後、王文軍さんのイギリスにいる娘はこれ以上我慢できず、母の迫害された実情をイギリスの国会議員達に訴えかけた。議員達は次から次へと関心を持つことを表明し、イギリス上院のピーター勲爵位は「法輪功学習者の中国での境遇について、私は以前聞いたことがあります。他の国会議員と協力して、人権侵害の犯罪者を制裁するための関連法案を作成したい」と述べた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/16/420874.html)
 
関連文章