銀川市の66歳の羅新平さん 再度懲役4年の実刑判決
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 【明慧日本2021年4月11日】寧夏回族自治区銀川市の法輪功学習者・羅新平さんの家族と弁護士は3月30日、銀川市西夏区裁判所からの判決状を受け、羅さんは懲役4年の実刑判決、罰金2万元を科されたことが分かった。羅さんは銀川市中級裁判所に控訴した。現在、羅さんは銀川市留置場に拘禁されている。

 羅さんは66歳の女性で、定年退職した職員であり、法輪功の修煉を通じて、無病で体が軽く感じており、道徳感も高まり、常に他人を優先にしている。

 2020年8月18日、羅さんは小百貨店で買い物していた際、接客してきた1人の店員に法輪大法の素晴らしさを教えたところ、その店員に通報された。結局、羅さんは連行され、自分の賃貸アパートと息子の住宅も家宅捜索を受けた。

 羅さんは銀川市留置場に入れられた。家族は羅さんの合法的権益を守るために、調査の段階から弁護士を雇った。

 2020年9月24日、羅さんに不当な逮捕状が発布された。

 2021年1月12日午前、西夏区裁判所は羅さんに対してオンラインで開廷した。羅さんは「法輪大法は正法であり、真・善・忍を実践することは間違っておらず、より良い人を目指すことは罪ではありません。私はここで裁判を受ける立場であるべきではありません。もし誰もが真・善・忍を実践すれば、社会の道徳は必ず高まり、人々は幸せになれます」と語った。

 弁護士も法律の角度で無罪の弁護をし、羅さんを直ちに解放するようにと主張した。裁判は約2時間30分続いたが、当日に裁判の結果は宣告されなかった。

 3月30日、羅さんの懲役4年、罰金2万元の裁判結果が家族に届いた。この判決状は1カ月以上遅延してやっと家族に届いた。

 羅さんは2006年6月、人に真相を伝えていた際に連行され、その後1年間の労働教養を強いられたことがある。留置場と労働教養所で、羅さんは毎日十数時間の労働を強要された。強制されて働きすぎた羅さんは古い傷の痛みが再発し、痛くてたまらず、大小便も困難で、両足も腫れ上がった。

 2013年2月、羅さんは再度連行され、懲役4年の実刑判決を下された。寧夏女子刑務所で、羅さんは拷問を受け続けた。拘禁されていた期間、羅さんは年金の支給を一時差し止められた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/7/423070.html)
 
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