寧夏回族の張毓真さんに不当判決
【明慧日本2024年12月26日】寧夏回族自治区銀川市の法輪功学習者・張毓真さん(女性)は、法輪功を実践したとして10月28日、西夏区裁判所に懲役1年6カ月の不当判決と5,000元の罰金を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
2月28日、美容院の従業員は張さんが美容院の前にある自転車のカゴの中に法輪功の資料を置いていたと通報した後だった。張さんは翌日、銀川市留置場に収容され、3月13日に正式な逮捕状が発行された。
西夏区裁判所は8月26日に張さんの事件の審理を行った。張さんの弁護士と家族の弁護人を務めた張さんの娘は、張さんの無罪を主張し、釈放を要求した。張さん自身も自己弁護のために証言し、法輪功の実践はいかなる法律にも違反していないと主張した。裁判長は10月28日に張さんに不当判決を下した。張さんは不当判決に対して上訴した。
中国共産党政権が法輪功迫害を命じて以来、張さんは繰り返し攻撃の標的にされてきた。張さんが法輪功を実践したとして不当判決を受けるのは今回が2度目。張さんは2018年7月20日に連行され、1年3カ月の判決を言い渡されたことがある。