寧夏の徐潤叶さん 法輪功迫害の実態を暴露したため再度懲役3年
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年10月1日】寧夏回族自治区銀川市の徐潤さん(66歳女性)は1月、法輪功迫害の実態が書かれたポスターを貼り付けたとして、金鳳区の長城中路派出所の警官らに不当に連行され、起訴された。その後、西夏区裁判所に懲役3年の実刑判決を言い渡された。今回で、徐さんは2回目の実刑判決となる。

 徐さんは内モンゴルに生まれ、購入販売協同組合を定年退職。法輪功を学ぶ前、徐さんは乳がんに罹り、片方の乳房を切除した。法輪功を修煉してから徐々に元気になり、病は治癒した。

 1月16日、法輪功迫害の実態が書かれたポスターを貼り付けた姿が監視カメラに撮影されたため、徐さんは長城中路派出所の警官に連行され、家宅捜索を受け、身柄を拘束された。

 その後、現地の法曹界が裏工作をして、徐さんに懲役3年の実刑判決を下した。現在、徐さんはいまだに銀川市留置場に拘禁されている。

 徐さんは2016年11月、法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したとして連行されたこともある。その時、長城中路派出所で24時間にわたって身柄拘束され、殴打された。警官に尋問されていた際、手錠をかけられて引っ張られ、痛めつけられた。2017年7月、徐さんは開廷され、同年12月中旬、懲役3年の実刑判決を下された。

 刑務所で徐さんは法輪功創始者を誹謗中傷するビデオを見ることを拒否したり、刑務所のルールを暗唱しなかったりしたためひどく拷問された。朝6時から夜9時まで立たせされ、食事も水も提供してもらえず、トイレに行くことも禁止された。

 刑務官は徐さんにスタンガンで電気ショックを与え、携帯電話で徐さんの顔を殴り、徐さんの顔は青くなった。また、刑務官は徐さんの足を踏みつけて、徐さんの足指の爪を剥がした。

 刑務官はまた受刑者に指示して、徐さんの服を破らせ、筋肉を抓ませ、様々な手段で虐め付けさせた。数日間、徐さんは食欲がなく、数人の刑務官と受刑者らは無理やり灌食をし、徐さんの口の中は血まみれになった。除さんは、数カ月にわたりひどく拷問された。 

'中共酷刑示意图:殴打'

拷問のイメージ図:殴打

 2020年5月、徐さんは3年6カ月の冤罪を終えて、寧夏女子刑務所から解放された。

 現在、出所して2年あまりしか経っていないが、再度3年の実刑判決を言い渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/25/450042.html)
 
関連文章