寧夏の趙林さん、姚小艶さんが不当起訴 褚さんは懲役13年
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 【明慧日本2022年5月5日】寧夏銀川市の法輪功学習者(以下、学習者)趙林さんと姚小艶さんは、警官に不当に逮捕された。また、天津から寧夏へ放浪生活を余儀なくされていた学習者・褚(チョ)継東さんが懲役13年の実刑判決を言い渡された。

 西夏区裁判所に書類を提出された趙林さん

 趙林さん(55歳男性)は2020年3月7日、法輪功迫害の実態を伝えていた際、銀川市興慶区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)と解放西街派出所の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。翌日、解放西街派出所の警官は趙さんの息子を訪ね、「担保してもらってお父さんを釈放する。コロナが終わった後15日間だけ拘束する」と言った。翌日、国保は再度趙さんの自宅を捜索し、派出所は案件書類を用意し、趙さんにさらなる迫害を計画した。趙さんはやむを得ず家を出て放浪しはじめた。

 2021年11月、銀川市ではコロナ感染が発生し、当局が大規模なPRC検査を行ったため、放浪中だった趙さんの個人情報が漏れた。元々趙さん案件の担当警官は再度趙さんの現住所を捜索して、趙さんを連行し留置場に拘禁した。2022年4月、西夏区検察庁は趙さんの書類を裁判所に提出した。

 趙さんは2006年5月、路上で通行人に法輪功迫害の実態を伝えたとして連行され、その後不当に1年の労働教養を強いられた。

 2007年11月、趙さんは外出していた際に不当に連行され、その後、懲役5年の実刑判決を言い渡された。そこで様々な拷問を受けた。

 西夏区裁判所に起訴された姚さんも

 姚さんは2021年12月2日に自宅の住宅区で警官らに不当に連行され、留置場に拘禁され、その後不当に逮捕状が発布された。2022年2月28日、永寧県公安局が姚さんの書類を検察庁に送った。3月31日、検察庁は書類を裁判所に提出した。家族は姚さんに弁護士を雇った。

 褚継東さんは重刑を受け、留置場で断食で迫害に抗議 

 天津出身の学習者・褚継東さんは、銀川市留置場に不当に拘禁され、13年の懲役刑を言い渡された。 褚さんは迫害に抗議するため、少なくとも90日間断食を続けており、よく留置場の医務室に引きずり込まれて残酷に灌食をされていたという。「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい」という褚さんの叫び声をよく耳にしていたという。 その声は、留置場の医務室から響いてきたことが確認できた。

 褚さんは2001年9月、天津で3年間の労働教養を終えたが、解放されず、同部署の天津双口労働教養所の洗脳班に引き続き拘禁され、迫害を維持された。

 2010年4月21日の明慧ネットの情報によると、天津市双口労働収容所の所長・鄭金東は2001年9月13日の総会で、学習者に対して次のように叫んだという。「これ以上待てない! 労働教養の政策が確かにあり、最長で1年間しか追加できないが、はっきり言って、1年後になっても帰れないぞ! 褚継東はその例ではないか? 日曜日(2001年9月9日)に褚継東を解放する手続きが終わったが、まだ帰れない! その場で(洗脳)授業を受け、依然として『改心』しなければ、その場でまた逮捕され、3年間の労働教養をかけられ、さらに1年間延長され、つまり4年間だ。2回の4年間で、8年間だ。お前は2008年のオリンピックはもう見られないぞ。 お前の一生に、何回の8年があるか?  私は年老いて引退するが、まだ若い者(刑務官)がいる、お前は一生ここで過すしかない!」

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/23/441645.html)
 
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