5年の冤罪を受けた寧夏の朱海燕さん 再び実刑判決
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 【明慧日本2021年1月16日】寧夏回族自治区の永寧県の法輪功学習者・朱海燕さん(44歳女性)は2019年9月に連行され、2020年12月に銀川市西夏区裁判所により懲役5年の実刑判決を言い渡され、罰金3万元(約48万円)を科された。

 朱さんは大学を卒業し、銀川市永寧県環境監督管理センターの職員だった。1998年末に法輪功の修煉を始め、真・善・忍に従ってより良い人を目指している。1999年7月から中国共産党による迫害で朱さんは何度も連行され、拘禁や2年の労働教養、3年の実刑判決を受けた。

 同時に連行された8人の中に2人が迫害死

 2019年9月19日、朱さん、謝南方さん、任春田さんなど法輪功学習者14人は永寧県公安局の警官らにより不当に連行され、家宅捜索を受けた。14人は留置場に収容されたが、謝南方さんは2020年2月28日に銀川市留置場で死亡した。任さんは裁判待ちという形で一時解放されたが、嫌がらせを受けて、2020年6月2日に死亡した。

 2020年7月27、28日、銀川市西夏区裁判所は8人の学習者に対して裁判を行った。8人の弁護士は力強く弁護したが、裁判官に無視された。同年12月25日、裁判の結果が下りた。朱さんなど3人は5年の実刑判決、罰金3万元(約48万円)。納さんは5年6カ月の実刑判決、罰金3.5万元(約56万円)。孫さんと陳さん2人は4年の実刑判決、罰金2.5万元(約40万円)。肖さんは3年の実刑判決、罰金2万元(約32万円)。王さんは2年の実刑判決、罰金1.5万元(約22万円)を受けた。

 朱海燕さんが迫害を受けた履歴

 2000年10月、朱さんは1歳の子供を抱っこしながら夫と共に北京に行って法輪功の冤罪を陳情しようとしていた際、地元の警官らにより連行され永寧県留置所に送り込まれた。2001年、朱さんは2年の労働教養を強いられた。

 2002年2月4日、朱さんは再度連行され、15日間拘禁された。

 2005年4月、朱さんは再び連行され、家宅捜索を受けた後、留置場に入れられた。2006年3月、朱さんは懲役3年の実刑判決を下され、寧夏女子刑務所に収監された。そこで奴隷のように働かされ、毎日夜10時乃至12時まで労働を強要された。

 2008年4月20日、朱さんは冤罪を終えて出所した当日、洗脳班に直接移送されて41日間洗脳教育を強要された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/10/418351.html)
 
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