学法して20日 8歳の孫娘と祖母 ともに変わる
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年5月1日】去年、娘が里帰りした時、8歳の孫娘を我が家において帰り、私は孫と一緒に暮らすようになりました。実は、孫は3歳までずっと私が育てていました。孫は幼い時から無邪気で善い子に育ったと思います。生後6カ月になったころ、すでに結跏趺坐ができるようになり、写真もあります! 数年前に孫が来た時、私は孫と一緒に結跏趺坐をしましたが、孫は最も長い時は1時間も坐禅ができました。また一緒に『轉法輪』1講を通読したこともあり、心より「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えていました。このように、孫は全ての面でとても優秀でした。

 しかし今回我が家に来て、孫は結跏趺坐が組めなくなり、両足がとても硬くなっていることに気付きました。特にコロナウイルスの蔓延中、両親は2人とも仕事をしており、孫を監督する人がいなかったからです。学校のネット授業でさえ最後まで聞くことができませんでした。教科書の基礎知識の要求にも達することができず、全て把握できず、そして勉強が好きでない状態が現れ、以前毎日日記を書いていた良い習慣もなくなりました。要するに、勉強に興味が持てなくなっていました。

 孫の変化をみて、私は大法だけが孫を変えることができ、慈悲なる師父だけが孫の全ての正しくない状態を正しい状態に戻すことができると思いました。そこで、私は孫に大法を学ばせ、大法の中で良くない習慣を直させようと決心しました。

 8月9日、娘が帰ったその日から、私は孫と一緒に大法を学び始めました。初日は1時間あまりかけて、やっと『「論語」と『轉法輪』の最初から6ページ読み終えました。このスピードでは、いつになったら読み終えるのか? しかし、この念が生じた瞬間、私はすぐに気がつきました。これは妨害ではないか? 私たちが大法を学べないように邪魔をしているのではないか? 絶対に騙されてはいけないと思いました。

 翌日、私たちは続けて学び、1時間に12ページ学びました。進歩があり、私はとても満足しました。法を学ぶ時、孫はとても真剣に学び、最初は結跏趺坐が組めず、半跏趺坐しかできませんでした。また1文字読み間違えても必ず読み直さなければならず、8歳の子供にとって確かにとても難しかったのですが、孫は辛抱強く続けることができました。

 5日目には15ページ、10日目には18ページ通読することができました。半月後、私たちは法を読む最も良い状態に入り、同じ時間に20ページ以上を読むことができました。

 8歳の孫は標準的で流暢に法を読んでいます。そして私の正しくない所をいつも直してくれました。私たちは進歩し、私の心性も向上し、忍耐力、慈悲心もその中で試煉を受けていました。私はまず自ら模範を示すべきだと思い、法を学ぶ時、私はずっと結跏趺坐を堅持し、通常は1時間半でした。時には平静でないこともありましたが、私は全ての妨害を否定し、法を学び終えるまで毎回それをしっかり維持しました。

 法を学んで1週間後、孫の体にとても大きな変化が起きました。大法を学ぶ前は毎朝、瞼や唇、皮膚が腫れ、ある時はとてもひどく、何を見るのも大変で、見た目もますます悪くなりました。大法の本を読み始めた初日から、このような現象は二度と現れず、師父は孫を調整してくださったのです。

 その上、孫は幼い年齢で副鼻腔炎になり、夜睡眠時、口を開けて息をし、毎日起きてから、たくさんのティッシュで鼻をきれいにする必要がありました。大法を学び始めてから、2回だけそのような状況が現れました。孫は悟りがとてもよく、師父が自分の業を消してくださったのを知っており、症状はすぐに消え、このような正しくない状態は再び現れませんでした。

 またある時、孫がスケートボードに乗り、激しく転倒し、膝から出血しました。それは学法を始めて2日目のことで、孫はまだ悟ることができず、私はごま油を少し塗りました。数日後、これは師父が自分の業を消してくださったと孫はやっと悟り、良いことだと思うようになりました。1週間後には自然に良くなりました。その後、孫は体に良くない状態が現れる度に、いつもこれは師父が自分の業を消して下さっているのだとわかるようになり、師父に感謝します! 症状はすぐに消えてなくなりました。

 孫は法を学ぶ中で、心性がとても速く向上しました。他の人からひどい扱いを受けても、喜んで優しく対処すべきことも、また徳を守る大切さも分かっており、そして孫の悟りはとても速く向上しました。時に、法を学んでいて理解できない問題があれば、真剣に私に聞き、私は孫の受け入れ能力に応じて、言葉や文章の基本的な意味を説明しました。例えば、玄関はどこにあるのか? 膻中は? 命門、玉枕はどこにあるのか? そして副元神、主元神はどんなものなのか? 孫は多くの質問をしました。法を学ぶ全過程で、眠そうになったことは一度もなく、脱字や文字を加えたりすることもありませんでした。これこそ真の子供大法弟子の姿でした。

 10日目、孫はすでに30分以上結跏趺坐が組めるようになりました。法を学んで12日目の夜、結跏趺坐をして50分間法を聞くことができ、13日目の夜には1時間組み、最後の10分間、脚がとても痛そうにするのを見て、孫に、「我慢できなければ下ろしてもいいよ」と言うと、孫は「いや! 私は必ず1時間します」と言いました。このようにして、孫はずっと2人が学び終えるまで坐禅をしていました。

 私たちは合わせて16日間かけて、『轉法輪』を1回読み終え、同時に師父の『広州説法』の録音を1回聞き終えました。孫が帰るまでの貴重な残り5日間で、師父の『広州説法』のビデオも1回見て、孫の大法への記憶と理解を深めました。このようにして、合計20日間で、孫は一気に『轉法輪』を読み、聞き、見て、とても多くの成果を得ることができました。

 大法の修煉に入ってから、子供の学習能力も向上し始めました。学法を始めたばかりの時、120問の暗算に30分かかり、間違いが多い時は16問もありました。十数日学法をしてから、同じ種類の問題を解くのに、20分しか要せず、間違いは3問以内になり、何回も満点を取りました。娘は子供の変化をみて、大法を更に信じるようになりました。

 孫の日常生活においての変化もとても大きく、以前あった多くの良くない習慣が、学法してから良くなりました。例えば、衛生面、勉強と自由時間での習慣が良くなり、そして、日記を書くという良い習慣などです。

 孫は「善」について次のように書いています。善は一種の美徳で、それは私たちに幸せをもたらしてくれ、素晴らしいのです。穏やかで優しいそれは春のそよ風のように、私の全ての悩みを吹き飛ばします。ひっそりと万物を潤すそれはいつも私を助けてくれます。老子は「水は善く万物を利して而も争わず」と言っており、私も水のように争わないようにしなければなりません。私はまた「善の小なるを以て為さざること勿れ、悪の小なるを以てこれを為すこと勿れ」を実践します。私はほんの少しずつから始めて、少しずつ良くなり、そして、私はやっと善良で素晴らしい人になることができるのです。

 8歳の子供が善に対してこのように理解しており、本当にこの老大法弟子を感服させました。

 孫は学びながら考えます。元々半年かかってやっと学び終えられる上、下巻の内容を、学法しているこの20日間で自力でやり遂げました。娘は「確かに奇跡ですね!」と全く信じられない様子でした。大法はあまりにも不思議です! 現在、孫は古筝(七級)を練習し、『詩経』を学び(今年、33万の古詩の全国朗読コンクールで銀賞を獲得)、英語の映画の鑑賞、国内外の名著を読み、囲碁を学ぶなどしていますが、今全てがとても優秀です。

 幼い年齢で、幸運にもこの徳の高い大法を得、これはその生命にとって非常に幸運です。孫は将来必ず大法の中で自分を昇華させると信じています。師父はあまりにも慈悲深く、大法はあまりにも不思議です!

 20日間、孫と一緒に学法し修煉する中で、私の心性は確実にかなり向上してきました。8歳の子供が学法する上でこのように強い忍耐力があるのをみて、将来、法を暗記する信念が更に強固になりました。孫が坐禅での痛みに耐え、脚を下ろさないのを見て、今後の煉功、人を救う方面で苦を舐め、忍耐力を更に固めることができました。孫は毎日学法した後、多くの常人の技能を学ぶ必要があると考え、自分の今後の修煉の中で、常人の中でやるべきことをしっかり行わなければならないと決意しました。

 この間、私は焦り、恨み、大声で人を怒鳴るなどの党文化も修めて取り除き、更に重要なのは、親族に対する情がかなり淡泊となり、世の中の恩讐に対しても淡泊になったことです。

 この20日間で私はとても多くのことを学びました。このような心性を高める機会を按排してくださった師父に感謝申し上げます。一緒に学法し、協力してくれた8歳の孫娘にも感謝しています。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/28/419048.html)
 
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