文／台湾の大法弟子 陳月焄
【明慧日本2021年5月23日】偶然にも、夫は2016年1月5日に台湾大学で行われた張慶渓教授の「中国経済と法輪功」の講演に深く感動しました。その後、夫は師父の教えのビデオテープを見て、独学で法輪功の煉功動作を覚えました。夫は法を学んでまだ日が浅いのですが、心性が向上して修煉がうまくいくようになったと見ました。胡乃文医師から「法輪大法（法輪功）の九日間ビデオ講座」に行くことを提案し、夫は私を誘って一緒に行くことになりました。
最初の3日間は、授業中ずっと寝ていました。師父のおっしゃった通りに「それは頭の中に病気があって、その調整をしてあげなければならなかったからです。頭の調整は、とても耐えられないものなので、本人に自覚はありませんが、昏睡状態に入らせなければならないわけです」 [1]ということになりました。
修煉後、私は家から歩いて5分のところに煉功場を見つけ、朝日を浴びて「苦をもって楽とする」毎日を送っていました。
65歳になった私は、特に足を組んでの第五式の功法を煉るのが苦痛でした。それを見て、師父が「八十、九十歳の人でも結跏趺坐ができるのです」 [2]と説かれいたので、自信がつきました。8カ月後、ようやく結跏趺坐ができるようになりました。1時間の結跏趺坐を突破する過程での足の痛みやしびれは試煉でした。忍び難きは忍びうる。行ない難きも行ないうる」 [1]、「痛みを感じている時、それは業を滅する時の現れであり、同時に身体は煉功中に変化していますが、全て相補っています」 [3] という師父の法で自分を励ましました。
煉功中はよくしゃっくりが出て、透明で粘り気のある痰を吐いていました。これは師父が私の体を浄化してくださっているのだと思いました。この半年で、長年患っていた中度の変性関節炎、足のだるさ、足の裏の痙攣、湿疹、B型肝炎などがすべて治りました。
修煉前は、年に2回、台湾大学病院に行って検査をしていました。 その際、主治医から「体内のB型肝炎ウイルスが完全に消滅しました」と言われたとき、私は複雑な気持ちになり、師父にどのように感謝の気持ちを伝えればよいのかわかりませんでした。28日間の全身のヒリヒリ感、その後の痒みを伴う黒い発疹は、B型肝炎ウイルスを排出するためのプロセスだと理解しました。私は法輪大法の奇跡を目の当たりにしました。
師父は「あなたに一つの真理をお教えしましょう。絶えず執着心を取り除くことこそ人間の修煉の過程のすべてです」 [1]、「修煉者にとって内に向けて探すことは最も有効な方法です」 [4]と説かれました。
修煉する前は、些細なことで夫と喧嘩をしていましたが、修煉を始めてからは、愚痴の心、バランスの悪い心など、人心が多すぎることが原因であることがわかりました。修煉後は、衝突したときには、まず自分に目を向けるようになり、法を学び、心性を修めることを続けていくうちに、夫婦仲が良くなっていきました。
ある時、私は夫に責められ、同時に姪に不信感を抱かれました。 当時の私は、修煉で出会ったすべてのものが偶然ではないことに気づかず、彼らが私の心性を向上させるために存在していることにも気づかなかったのです。自分が修煉者であることをすっかり忘れ、人間の理性だけで善悪を判断していました。悔しい気持ち、面子を重んじること、恨みなど、すべてをかき回しました。その後、私は自分の心性を守っていなかったことを後悔しました。
師父は『洪吟四』「私の夢を実現しよう」の中で、次のように書いておられます。
私には一つの夢がある
私は天上に戻る日がきっと来る
それは生命の本当の故郷
創世主はすでに世に来ているため
大法を伝え世人を救い天堂に戻る
私は機縁を逃したくない
私はこの夢を実現したい
これは人類の唯一の希望
ここまで読んで涙が出てきました。晩年にこの法輪大法に出会えたことは、千年に一度、万年に一度のことではなく、とても幸運なことで、私は自分の帰るべき道を見つけることができました。師父の慈愛に満ちた済度に感謝しつつ、これからもよく法を学び、よく煉功し、大法弟子の三つのことを行うしかないのです。
また、明慧ネットのおかげで、毎日、同修の多くの記事を読み、聞くことができます。明慧ネットに感謝します！
個人的な体験ですので、適当でない所があれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。
注：
[1] 李洪志師父の著作：『轉法輪』
[2] 李洪志師父の著作：『ヨーロッパ法会での説法』
[3] 李洪志師父の著作：『カナダ法会での説法』
[4] 李洪志師父の著作：『各地での説法九』「二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法」
[5] 李洪志師父の詩：『洪吟四』「私の夢を実現しよう」
