日本の修煉者「一枚のチラシが大法の修煉に導いた」
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文/日本の大法弟子  

 【明慧日本2021年5月8日】私は法輪大法を修煉してから、4年が経ちました。今日は、私の修煉の過程をまとめて師父に報告させて頂くと共に、同修にもお伝えしたいと思います。適当でない所があれば、慈悲なるご指摘をお願いいたします。

 1、修煉を始めてから、大法の不思議さを体験

 2017年、私は、新宿駅で法輪功の修煉者から法輪功に関するチラシを受け取りました。そこには煉功点の担当者の電話番号が書かれていました。それで私は大法とつながる事が出来ました。実は、以前から大法を知っていて、日本で神韻公演を観たことがあったのですが、その時は機会を逃してしまいました。慈悲深い偉大なる師父、末法のこの時期、大法を修煉させて頂く機会を与えて下さった事に感謝申し上げます。

 煉功点に行ってみると、修煉者たちが煉功の動作を教えてくれました。その後で、別の公園の煉功場所を紹介してくれました。煉功場のエネルギーは、とても穏やかで素晴らしいものでした。毎週土曜日の朝9時から1時間の静功、次に1時間の動功を行いました。その後で『轉法輪』を学びました。時間があれば、みんなで交流し、古い修煉者と一緒に切磋琢磨しました。コロナの影響で公園が封鎖されていない限り、4年以上前から毎週土曜日に煉功点に行っています。なぜなら、集まって学法と煉功することは、師父が私たちに残してくださった修煉の形式だからです。

 私がまだ正念を発することが苦手だった頃、師父は私の天目を開いてくださいました、別の空間を体験させ、見させてくださいました。 背の高い大きな佛様や、座禅をしている時に同修から発せられる自分の体の周りの光の輪などを見ました。また『轉法輪』を読んでいたとき、暗闇の中で懐中電灯のような金色の光が常にあり、私の視線がどこに行っても金色の光が輝いていました。これはとても貴重な本で、天書だと感じましたし、修煉に対する自信も強まりました。

 2、結跏趺坐の辛さを乗り越える

 2018年元旦、煉功点で師父への初詣をした写真では、みんな坐禅をして、結跏趺坐で両足を組んでいましたが、私は胡座(あぐら)で、右足が上がったままでした。半年間、枕や5キロの米袋で押しても効果はなく、私は相変わらず外に目を向け、自分の心性を向上すべきだとは認識出来ませんでした。

 この状態が1年以上続いていたのは、実は自分を修めていなかったからなのです。なぜ、私は結跏趺坐することができなかったのでしょうか?  それは、私が学法を形式的なものに留めており、悟らず、常人のすべての執着、欲望、安逸心を取り除いていなかったからなのです。これらの人心をすべて取り除くために、大法の中で少しずつ自分を修正する必要があったのです。師父は「『忍び難きは忍びうる。行ない難きも行ないうる』」 [1]と説かれました。師父の説法を考えながら、夜、家で座禅をしていたとき「痛くても我慢する、何があっても今夜は足を下ろさない、中国で迫害を受けた同修に比べれば、この痛みは何でもないのだ、耐えられるはずだ」と心の中で考えました。15分後、30分後、50分後、最後に5分後、長い時間でしたが、私は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えて耐え抜きました。足を下ろしてから、右膝から黒い物質が飛び散り、全身が震えてしまいました。それ以来、1時間の静功ができるようになりました。今では、学法や法を暗記するときなど、2時間ほど結跏趺坐することもあります。

 3、家庭でのある出来事

 2020年、コロナウイルスが拡大する中でも、私は週に2回以上、法輪功迫害の実態を伝えるために観光地へ、真相伝えに行きました。夫は「コロナウイルスを持って帰るなよ」と冗談を言っていました。ある日、観光地から帰宅すると、夫が40度近い高熱を出してソファに横たわっており、体がだるい状態で、味覚もなく、酸っぱい、辛い、塩辛いの区別がつかないと言っていました。彼は自分がコロナに感染しているのではないかと疑っていました。平静な気持ちになった私は、いつものように家族の夕食を作った後、法を学び、煉功をし始めました。深夜、12時に正念を発した後、私は大蓮花手印を結び、師父の写真に向かって「私はただ師父の按排を信じるだけで、どんな結果になったとしても、受け入れることができます!」と言っていました。夫の容態は偽りの現象であり、明日になればすべてがよくなると思い「法輪大法は素晴らしい」という音楽を聴きながら眠りにつきました。翌朝、夫の熱は下がり、平熱に戻っていました。夫は信じられないという気持ちで一杯でした。師父は私の家族まで守って下さったのです。

 4、新宿で法輪功迫害の実態を伝える

 2018年からは、実は毎週のように新宿に通い、そこで色々な経験を積んできました。最初の頃は、人心や観念が多く、集めた署名の数が重要視されていました。サインが増えれば、歓喜心が生まれました。それから、私たちは法を学び、古い修煉者と交流する中で、師父がとっくに修煉の道を切り開いてくださっているという事、修煉の過程では私たちの心の持ち方次第なのだということを悟りました。実際は、すべては自分のため、自分の徳を積むためにやっていたのです。すべての衆生を救い、師を助け法を正すのが大法弟子の使命なのです。これからは、正念を発し、妨害を排除し、慈悲の心と穏やかな心で真実を伝えて参ります。衆生を救うためには、ポジティブなエネルギーをいっぱい持って行こうと思います!

 5、オンラインでの学法や、真相資料を配布する活動に参加

 2020年5月から、特別な事情がなければ、私は毎晩、同修たちとオンラインで法を学ぶことになりました。この半年間で再び法を暗記し始め『轉法輪』の第7講まであと少しです。以前は、学法の際に言葉を付け加えたり、省略したり、声が高かったり低かったりしていましたが、今はそんなことは一切ありません。一緒に学法することで、お互いに全体を向上させることができるのは良いことだと思います。

 2021年2月、私は東京都23区で法輪功に関する資料を配布する活動に参加しました。「苦をもって楽とする」『洪吟』「その心志を苦しめる」。それらに私は、大法の大きな恩恵を感じました。配布を始めて1週間も経たないうちに、頭に大きなコブができて血が出ましたが、そのまま続けました。先日、風が吹くと目が赤く腫れて涙が出てきましたが、それを無視して正念を発し、気が散らない様にしました。資料を配布し始めた頃は、5、6キロ歩くと少し疲れを感じていましたが、今はとても楽に感じています。食べ物へのこだわりもなくなり、お腹を空かせて帰宅すると、何でも食べてしまいます。腹が満たされれば、何を食べてもいいのだいうことを実感しました。資料を配布することで、全体で協力すること、相手を思いやることなども学びました。また、内側に目を向けることで、自分の執着心、顕示心、怠惰な心なども見つける事が出来ました。実際、私は毎日何をしていても、この心を修め、様々な人心を取り除く様にしています。

 最後になりましたが、古い修煉者と新しい修煉者共に、時間を大切にし、一日も早く師父と一緒に本当の家に帰られることを願っております。

 次元が限られておりますので、適当でない所があれば、慈悲なるご指摘をお願いいたします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/5/424210.html)
 
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