自分を正すと、腰痛が消えた
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年6月1日】いつも出かけるときに、ある鍼灸館の前を通っていましたが、一度も行ったことはありませんでした。もともと腰が痛かったのですが、一番腰が痛くなったときに試してみたいと思っていました。しかしよく考えてみると、私は修煉者であり行くことができなかったのです。

 3月のある日、その鍼灸館の前を通っていたら知人に会い「入ってみてください」と言われました。たくさんのメリットを聞いた後「体験してください」と言われ、3回分の無料体験カードをもらいました。私は心性を守りきれず入っていきました。すると腰痛が軽減され、注射や薬を使わなくても修煉に支障がないと感じました。

 次の日もう一度行ってみました。夕方になると、息子は家で少量のお酒を飲んで酔っ払っていました。寝るときに寝室のドアにぶつかって足を打撲し、酷く腫れて真っ赤になってしまいました。私はそれを見ても、まだ内に向けて探すことができず、息子自身のことだと思っていました。

 3日目にもう一度行ってみると、お店の方がまた「体験カード」をくれました。その日の夜、息子に「薬を塗ったらどう?」と聞くと、息子は「必要がない、我慢できる」と言いました。しかし、まだうまく歩けないのです。息子は何の理由もなく「また腰が痛い」と言い、座ったり横になったりできないほどの痛みを感じていました。

 そんな息子の不安げな顔を見て、私は警戒心を強め、内に向けて探すようになりました。問題は私にありました。鍼灸館に行くべきではなかった。私が間違っていたのです。私は師父の写真の前で師に自分の間違いを打ち明けました。「師父、私が間違っていたことはわかっています。師父、どうか私を許してください」

 修煉者にとっては、鍼灸館に行くことすら許されません。師を信じること、法を信じることが大事なのです。 師や法を100%信頼していませんでしたし、不二法門の問題もあります。師父は息子の足の怪我を利用して、弟子に行くなと警告してくださいましたが、私の悟性はあまりにも悪く、自分で探すまでもなく、息子の問題だと思っていました。

 3日目の夜、師父は再び息子の腰痛を使って私を啓発してくださいました。修煉者にとって、遭遇したことは偶然ではありません。師父は「問題に遭ったらまず自分を探すべきだ」 [1]と説かれました。この法は私の頭を一気に直撃しました。そうだ、私は自分自身を探す時が来たのです。

 内に向けて探さないとわかりません。法輪大法の修煉者なのに私はどうして、鍼灸館に行ったのか? もう行ってはいけない。私はすべての人心を手放し、師と法をしっかりと信じなければなりません。私はこの悪い心を取り除くために、正念を発します。私はもっと法を学び、もっと正念を発しました。4日目の夜、奇跡が起きました。息子の背中は痛くなりません。薬は一切使わず、治してしまいました。師父、本当にありがとうございました。

 この事件の後、私はさらに深く掘り下げてみました。2カ月以上経っても腰痛が治らないのはなぜか? なぜ息子はすぐに元気になったのか? それは私が、自分自身を改善したからです。私自身の腰痛については「業を消す」と考えて、ひたすら我慢していました。法輪功の真実を語ることを妨げたわけではありませんが、あまりにも長い間、歩くのが難しいのには何か理由があるはずです。自分のどこかに間違いがあったのです。

 突然気付いたのですが、私は法を学んでいるときや、グループでの学法も含めて煉功しているときに、いつも背もたれに寄りかかっていて、長時間寄りかかっていましたし、同修たちも私がこのような状態であることを知っていました。同修の家に法を勉強しに行くと、2階に上がるのが大変でした。「腰痛のため、いつも背もたれに寄りかかる」というのは常人の考えではないでしょうか?

 今になって気がついたのですが、背もたれに寄りかかっているのは、安逸心と苦を嘗めたくないという心であり、これは長い間、悪魔を養っているのではないでしょうか? 除去したいです。

 さらに「腰を伸ばし頚をまっすぐにし…」 [2]という師の言葉にも耳を傾けませんでした。見つけたら、すぐに修正して、私の学法グループで暴露し、安逸心を取り除きます。師と法を100%信じ、師の言葉に耳を傾け、自分を修煉者として扱い、真の意味で修煉していきたいと思います。

 3日後には奇跡が起きて、腰が痛くなくなりました。師父が説かれたように「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」という言葉通りでした。師父、ありがとうございました !

 師父は「他の空間にも功が演化する過程があり、それもきわめて複雑で玄妙な過程であり、やはり勝手に別のものを混ぜて修めてはいけないのです」 [4]と説かれました。

 師の言葉に耳を傾け、常に自分に厳しく、自分を真の修煉者として扱い、自分の使命を果たし、三つのことをしっかり行わなければなりません。精進、更に精進し、師父について本当の家に帰ります。

 法に基づいていないところがあれば、同修のご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一八年ワシントンDCでの説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『大圓満法』「二、動作図解」
 [3] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」
 [4] 李洪志师父著作:『轉法輪

 
(中国語: //www.minghui.org/mh/articles/2021/5/1/424051.html)
 
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