キリスト教徒から法輪功学習者になったオーストラリア人の物語
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2021年6月7日】

   大法を探し求めて

 私は中国共産党が法輪功を迫害し始める前の1999年5月に修煉を始めました。私は初めて東洋の信仰と出会ったのです。

 私はイギリスで生まれました。小さい時からキリスト教徒として育った私は毎週教会に行き、キリスト教の原則に従って生活してきました。私は同じ信仰を持つ人と結婚しました、しかし私は30歳のときに、キリスト教の教えに疑問を抱き始めました。

 その時、私の結婚生活は順調ではありませんでした。私は3人の子供を産み、信仰について疑問を抱いたため、この世界は子供を育てるのに恐ろしいところであると感じ、私も信仰に動揺し始め、生活の意義を見出せなくなりました。神は本当にいるのか、存在するならなぜこれほどの恐怖と苦しみを与えるのかと考えました。また、私は坐禅を通じて瞑想を始めましたが、得るものはありませんでした。

 私はいろんな種類の坐禅を研究し始め、いろんな精神修行の本を読みましたが、私にとって助けになりませんでした。ある日、それは1999年5月の偶然に見えるある日、私は法輪大法と出会いました。ある友人が私に大法を紹介してくれました。私は近くの公園にいき、そこである中国人夫婦から英語版の『轉法輪』をもらいました。

 初めて『轉法輪』を読んだとき、ほとんどの内容が理解できなかったことを覚えています。私は東洋の信仰について何も知りませんでした。しかし『轉法輪』を読んで分かった少ない部分は私にとってこの上のない価値のあるものでした。私はより多く理解したい、そう思って何度も『轉法輪』を繰り返して読み、理解を深めていきました。

 私はそれから気づいたのですが、順調に思えない結婚生活は私がいつも外に向かって求めていたからだということ。私はいつも主人の悪いところを見ていました。自分の良くないところを見ようとしませんでした。修煉し始めてから私は自分の言動を注意するようになりました。私はより良い人になりました。それから主人もよくなりました。大法の教えが私の結婚生活を救ってくれました。その当時、主人はまだ法輪功を修煉し始めていませんでしたが、いつも私の修煉を支えてくれました。

 体も心も大法に救われる

 私の家は法輪功の気功教室の近くにありました。この気功教室は朝6時から煉功します。最初に聞いた時「なんて早いの! どうすれば朝5時半に起きて気功教室に行けるかしら?」と考えました。しばらくやってみると、以前のようにたくさんの睡眠がなくても問題ないことに気づきました。以前は毎日8時間ほど寝ていましたが、今では5時間か6時間寝れば十分よく休んだと感じています。

 法輪功を始めたとき、私は精神面での向上だけを考えていましたが、体が良くなることを考えていませんでした。求めずして得られると言われているように、私は長年治療を受けても治らなかった手の乾癬が法輪功を修煉して数カ月のうちに完全になくなったことに気づきました。また、しばらくすると甲状腺の病気もなくなりました。加えて私の背中の痛みもなくなりました。

 これらの体の変化はとても素晴らしいのですが、思想と精神の変化こそ最も強く感じます。以前私は自分が何のために生きているのか分かりませんでした。しかし、法輪大法と出会ってから私のすべての質問の答えが得られました。大法を修煉してから私は心の安らぎを手に入れました。

 振り返ってみれば、私が成長する過程にたくさんの「真理」と呼ばれることを注ぎ込まれましたが、私がこの世界を理解することを助けてくれませんでした。しかし『轉法輪』を読んでから、私の物事に対する考え方が完全に変わりました。いろいろなことが理解できるようになりました。私は人には輪廻転生があることを受け入れるようになり、業と徳の理解、そしてこれらを通じてみるこの世界観を持つようになり、生活は有意義なものに感じ、宇宙はとても公平であると感じるようになりました。

 また、大法を修煉してから気付いたのですが、大法弟子と比べると、以前の私にとっての良い人としての基準が実はとても低かったことになります。『轉法輪』を読むまで私は自分が良い人だと思っていましたが、修煉してから、本当に良い人になるには、真・善・忍の基準に従わなければならないことが分かりました。

 私が修煉して10年目のとき、主人も大法を修煉することを決めました。主人が修煉し始めたとき、まるで初めて結婚したような気持ちになりました。今では二人は同修として、より多くのことを共有できるようになりました。

 真相を伝える活動

 私は修煉して19年目になります。私は3人の子供に法輪大法の原則を教え、学校でどのように行うか、苦痛をどのように理解すべきか、トラブルの中でどのように自分の内に向けて探すのかなどを教えました。私が修煉し始めたとき、いずれは3人の娘への愛情を放下しなければならないと思っていました。今になってみると、時間が経つにつれ愛情が少しずつ減り、代わりに深い理解と慈悲が強くなったと感じています。

 中国共産党が1999年7月から法輪功を迫害して今日に至るまで、私はずっと真相を伝える活動に参加してきました。地元の公園から図書館まで、真相を伝えるプロジェクト、いろんな場所でパレードを行い、人々に訴え、政治家に真相を伝え、中国共産党のプロパガンダを導入しないように国の教育関係者を訪問し、外務省の方に会い、難民申請を助けるなどいろいろやってきました。また、英語版大紀元が始まってから私はメディアに従事し、記事を書いたり、映画放映会を主催したり、中国の刑務所に手紙を書き、電話をかけて法輪功学習者への迫害をやめさせるように説得したりしていました。私はよく海外に行きますが、それはもはやバカンスとしてではなく、世界各地の法輪功の活動に参加するためになりました。これは、私にとってバカンスよりももっと有意義なことだからです。

 法輪功を修煉してから、人生の目的が明確になりました。師父と大法に感謝します!

 皆さんもぜひ、法輪功について触れてみませんか?

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/26/371640.html)
 
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