「心からの九文字」で新型コロナの悪夢から救われた
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文/米国の大法弟子の妻

 【明慧日本2021年6月30日】最近、ある高齢の妊婦が明慧ネットに投稿しました。彼女は法輪功学習者(以下、学習者)の妻であり、彼女自身は法輪功を修煉していませんが、妊娠26週の時、新型コロナに感染してしまいました。夫と姑の励ましのもとで、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字(法輪大法好 真善忍好)を念じることによって、この難を乗り越え、お腹の中の赤ちゃん共に安全でした。彼女は、周りの友達や、両親に「自分が大変だった時、心からの九文字を念じたことがとても役に立ちました」と言いました。彼女が私たちに伝えたかった話を見てみましょう。

 高齢の妊婦が新型コロナに感染

 私はキャロリンと言います。今年37歳の高齢妊婦です。夫と結婚してから5年後、初めて妊娠しました。2021年1月、妊娠して26週目に入った12日に、新型コロナウイルス検査で陽性が判明しました。

 私は1月7日(木)からいろいろな症状が出ました。最初に、喉がおかしくなり、痛いか痒いか分かりませんが、咳払いの必要がありました。時々熱く感じたり、寒く感じたりしていました。

 1月10日(日)の朝、ひどく寒く感じた私に、夫は庭で日光浴をするように勧めてくれました。朝から日差しを浴び、頭から足まで毛布で包んでいたのに、まだとても寒いと感じました。夫は風がほとんどないと言っていたのですが、私には風が強く頭が痛いと感じました。妊娠して3カ月の時インフルエンザに罹った症状と同じでした。私は不思議に思い、インフルエンザのワクチンを接種したばかりなのに、なぜ効果が出ないのかと思いました。もちろん、嗅覚と味覚を失う前に、私は新型コロナウイルスを考えたくなかったのです。

 その後、鼻が詰まり鼻腔が乾いてとても痛く、この感覚は初めてでした。喉にも痰がからみ、咳払いをしないといけないので、口呼吸をしていました。唇が乾くので私は絶えず舌で嘗めて、唇に血痕が出来ました。一番辛かったのは全身の痛みで、関節が痛くどこもかしこも痛いと感じました。体が自分自身ではない様に感じました。

 1月11日(月)の朝、目が覚めると、全身の痛みが増し、私は最悪の事態に直面しなければなりませんでした。私はやっと主治医に電話を掛けました。インフルエンザになった時、彼が私に出してくれた薬ですぐに直ったので、今回も大丈夫だろうと思いました。ここまで来ても、私は自分が新型コロナウイルスに罹ったと考えたく無かったのです。

 朝、私は主治医に電話を掛けましたが、受付の人は、最近診療所で、新型コロナの患者が多く、手が回らないので、医者が時間が出来た時に、折り返し連絡すると言いました。夜6時にようやく医者から電話が掛かってきました。自分の症状を医者に話すと、彼はほぼ断定的に「これは新型コロナです」と言って、PCR検査をするように言われました。そして、バルスオキシメーターを買い、体の数値の変化を測り、90より低い場合はすぐに連絡するように言われました。

 月曜日の夜から、熱が出てさらに悪化しました。喉の痛みに加え痰が出るのと全身の痛みで、一晩中寝られなくなりました。以前、私は常に、いつかアメリカで自分の家を持ち、物質的な快楽を追求することを頭の中で考えていましたが、その時からすべてが浮世離れしていて、全く意味を成さないと感じました。

 1月12日(火)、私は簡単な検査を受け、20分後に陽性であると診断されました。高熱で1枚の布団だけで汗をかく時もあれば、4枚の布団を重ねてもまだ寒さで全身が震え、苦しい思いをしました。発熱時の血中酸素濃度は94、心拍数は135でした。しかしその時、他の症状の痛みの方が強く心臓の心拍数の速さを全く感じませんでした。その間、私は起き上がる力がなく食欲もありませんでした。夫はご飯を一口ずつ私に食べさせてくれました。最悪だったのは、赤ちゃんの動きが全く感じられなかったことで、とても心配しました。火曜日の午後、私は解熱剤を飲んで、汗をかき熱が下がりました。しかし、2時間後、また熱が上がって来ました。唾を飲みこんだ時に喉を切られたように痛く、口を開けて話そうとすると呼吸が難しくなりました。1週間前から喉に痰が絡み、毎日、ティッシュがゴミ箱に一杯になりました。その間、私は「このままではいけない、死が近づいている」と感じていました。

 心からの九文字で、危機を乗り越える

 夫と姑は長年にわたって法輪大法を修煉しています。以前、夫は私に法輪大法が素晴らしいこと、法輪大法の奇跡を教えてくれました。私も数カ月、修煉してみましたが、奇跡が現れなかったのでやめました。

 私は以前、友人と電話で話したことを思い出しました。私は友人に、「前回受けた健診で医師から、胎児が前方に位置しているので、いつ大量出血するかわからない、早産する可能性があると言われたので、私は心配しています」と話しました。しかし友人の話を聞いて驚きました。友人は2人の子供を産んだ時、2人とも前置胎盤でしたが、2人共、月満ちて生まれました。最初の子供を産んだ時、出血せず、2番目の時は3回出血したものの問題はなく、とても順調だったそうです。友人は私に、「常に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心からの九文字を念じれば、問題ないのです」と言いました。

 私はとても励まされました。その時から私は時間があればこの九文字を念じています。私は夫と姑に、「心からの九文字を念じれば、何も怖くなくなった」と言いました。

 その間に、私はずっと「法輪大法は素晴らしい」と念じて、他の考えが一切なくなりました。夜寝る前に、私はお腹の中の赤ちゃんに、「息子よ、私と一緒にこの難を乗り越えよう」と言いました。1月12日の夜中に咳のため、寝られなくなりました。夫は突然私に「人の心が変わることで、物事が良い方向に変わって行くのだ」と言いましたが、これはなぞなぞの様で、私には分かりませんでした。

 翌日の昼、「なぞなぞ」の話をした時、夫は私に、「口では大法が素晴らしいと言っても、他の人にすることや話の内容が大法は良くないという印象を与えると、大法の恩恵を思っても、気づかないうちに大法を破壊することになり、効果が薄いかもしれない」と言いました。この話を聞いて、私は落胆して力がなくなりました。私は夫に体をベットに横にしてもらい、また四枚の布団を被りました。

 私の口から突然、「先生がおられ、法があり、心を改善します。私は間違っていました。私は二度とこのようにしません」と言いました。私は心で、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じました。2時間後、夫は辛い様子の私を見て、私に解熱剤を飲ませました。私はたくさんの汗が出て、布団や服がびしょびしょになりました。

 その後、私は熱が下がりました。全てが良い方向に変わりました。その晩、私は法輪大法の第三式の功法を10分間、煉功しました。

 次の2日間は、熱はないものの、全身がまだ痛く、特に背中が痛くて動けませんでした。毎回の空咳があって頭も痛く、話すことができませんでした。金曜日、第三式を20分煉功して、土曜日に30分煉功しました。

 夜寝る時、咳がまだ強く、私は心でずっと「法輪大法は素晴らしい」と念じていました。さらに2日後、奇跡的に呼吸器系統の症状がすべて消えました。嗅覚はまだ戻っていませんでした。

 同時に、私はお腹が空いたと感じて食べたいと思う様になり、体力や気力も日ましに良くなってきました。毎日第三式の功法以外に、第一式の功法も煉功していました。

 1月28日、私はPCR検査を受け結果は陰性でした。2月3日、再びPCR検査を受けましたが陰性でした。

 母子とも無事、李洪志先生に感謝

 2回の陰性の結果をもらって、病院は私に妊婦健診をさせました。医師は私に、奇跡的にお腹の赤ちゃんはすべて正常で、前方への偏りもなくなり、妊娠糖尿病も高血圧もなく、体調も若者と同じで、普通分娩ができると伝えました。

 私はこの文章を書いている今、嗅覚もかなり戻って来ました。まだ完全ではありませんが、少しずつ正しく匂いを嗅ぐことができます。私は周りの友達や、両親に、「自分が大変だった時、心からの九文字を念じて、とても役に立ちました」と伝えました。

 私はこの文章を、世界中の回復できない新型コロナの感染者、或いは深刻な病気に罹った人達、医学治療ではもう何もできず、絶望している人達のために書いています。法輪大法の「心からの九文字」を念じれば、奇跡が現れるかもしれないことを知ってほしいのです。

 私は今、まだ修煉していませんが、今後困難に遭遇した時、私は心を込めて「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じます。法輪大法の李洪志先生の慈悲なる救いと済度に感謝いたします。

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/5/421658.html)
 
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