文／遼寧省の大法弟子
【明慧日本2022年8月16日】寧さんは地元で小売店を経営しています。彼女は法輪功学習者（以下、学習者）の隣人であり、普段からお互いによく行き来しています。しかし、ここ半年ほど、寧さんは以前よりずっとやつれ、特に多忙を極めるようになりました。 少し前に寧さんはこの学習者の家にさくらんぼを届けに行って話をしてみると、すべてがわかりました。
寧さんの姉は昨年、大腸がんが見つかり、すでに肺、脳までがん細胞が転移しているのがわかりました。 寧さんの姉はICUのある緊急病棟に入院しましたが、ほとんど寝返りができず、寧さんは姉の世話をするために、毎日仕事が終わった後、急いで病院に行きました。結局、寧さんは自分の体も限界に達して、腰をいためてしまいました。
寧さんの姉の娘は会社の管理職で、経済的にも恵まれているので、母親にはとても親孝行をしているようです。 母親の病気を治すために、娘はお金の事は気にせず、できる限りのことを試みましたが、それでも病状の悪化を止めることができませんでした。病院からは「死後のことに備えるように」と連絡が来て、家族は心を痛めました。彼女の娘はどこからか西安でこのがんを治せると聞き、母親を説得しましたが、寧さんの姉は断固として同意しませんでした。体の状態があまりにも悪く、自暴自棄になっていたからです。
寧さんの姉の娘は叔母たちと相談して、わずかな希望さえあれば、たとえ家と財産を失っても、自分の母親を治療しなければならないと話し合いました。しかし、希望の道はどこにあるのでしょうか、家族も途方に暮れていました。
寧さんの話を聞いて、この学習者は寧さんに「あなたのお姉さんを救う方法があります、とても簡単ですが、しかしこれは人間の方法で救うのではなくて、神の方法なのです。あなたはお姉さんに心からの九文字を唱えさせると、良くなるかもしれません。この方法はお金を使わず、辛くもありません。しかし誠実に心からやらないといけません。お姉さんに試しにやってもらったらいかがですか」と勧めました。
寧さんは、この絶望的な状況を打開するためには、他に方法がないと思い「はい、姉にやらせてみます」と言いました。
一週間ほどして、この学習者は寧さんに遇い「お姉さんの調子はいかがですか？」と聞きました。寧さんは「姉は元気になって、今では市場に食料を買いに行くことができ、それから仕事に出かける準備もしています」と喜んで言いました。
この学習者は、寧さんに「心からの九文字を唱える以外に、お姉さんに『三退』をしてもらって、はじめて安全を守ることができます」と話しました。寧さんは「分かりました。問題ありません」と言いました。この学習者は寧さんに法輪功迫害の実態を伝えるラジオを渡し、お姉さんにそれを聴かせるようにと勧めました。
