【明慧日本2021年7月22日】法輪功学習者(以下、学習者)を転向させるため、中国共産党は大量の人力、物力をかけて、法曹機関及び下層部の政府関係者を脅かし「ノック行動」、「ゼロ行動」などさまざまな方法で学習者に対して迫害を加えている。
3月12日から、湖北省武漢市黄陂区の政法委員会(治安・司法などを統括する機関)、610弁公室が指図した派出所の警官、街道の幹部、コミュニティの関係者らは広範囲にわたって学習者に嫌がらせをし、無理やり写真を撮り、脅迫、連行、洗脳班に送る、拘禁などの迫害を加えた。関係者は真夏日に学習者の家の水道、電気を止め、学習者が住むコミュニティの隣人、清掃員などを情報提供者として買収し、学習者らの自宅入り口に監視カメラを設置して行動を監視した。また、いわゆる法輪功の修煉を放棄する書類にサインを強要した。
3月中旬から6月末までの3カ月間、武漢市黄陂区前川街の学習者の中の7人は、ひどい嫌がらせと迫害を受けた。
李玉珍さん(71歳女性)は前川派出所の警官2人に身柄を拘束され、武漢市黄陂区王家河街桃園居洗脳班に拘禁されて転向を強いられ、4日間、睡眠を剥奪されるなどの迫害を受けた。
李菊華さん(66歳女性)は数え切れないほどの嫌がらせを受け、脅かされた。自宅の水道、電気は全部止められ、普通の生活もできなくなり、2カ月前から放浪生活を余儀なくされた。
夏八雲さん(66)は十数回の嫌がらせ、脅かされたことがある。夏さんは法輪功をやめる書類へのサインを強いられたが、強く断った。7月7日、前川派出所の警官に身柄を拘束されてから行方不明になった。
定年退職をした元講師・王鳳英さん(67)、方細栄さん(66)、夏春梅さん(75)、章煥運さん(74)なども嫌がらせを受けた。
情報筋によると、武漢市黄陂区の中共関係者の指示の元、5月上旬、黄陂区天河街と横店街の繁華街で舞台を作り、法輪功及び学習者を誹謗中傷する演目を上演し、恨みを煽り、市民を騙したという。