【明慧日本2021年8月4日】法輪功の迫害停止を求めて22周年の2021年7月20日、米国の上院議員マルコ・ルビオ(Marco Rubio)氏は声明を発表し、すべての拘禁されている法輪功学習者(以下、学習者)を釈放するよう中国共産党(以下、中共)に要請した。
米国上院議員 ルビオ氏
ルビオ氏は声明の中で、1999年7.20以降、中共に残酷に迫害されて亡くなった学習者を追悼した。彼は「法輪功の修煉は創始者である李洪志先生の教えに基づいています」と語った。
ルビオ氏は「中共が法輪功を残酷に迫害した22年間に、数十万人、おそらく百万人以上の無実の中国人の命に敬意を表します。彼らは信仰を顕示したため中共の迫害の的になりました」と語った。
ルビオ氏は「中共が学習者を拘留して、彼らを何度も『再教育転向』センターに拘禁している。中共が学習者に対して肉体的拷問、性的暴行、強制労働、拷問して信仰を放棄するよう強制する。問題なのは強制的な臓器狩りに関する信憑性のある告発なのです」と語った。
ルビオ氏は「このような残忍な行為は今もなお続いている」と述べた。「例えば、2021年4月23日、山東省公安局の警官が周徳永さんの家に侵入して『邪教組織を利用して法執行機関を弱体化させた罪』で周さんを拘禁した。5月31日、周さんは法輪功の資料を持っていたため連行された。それらの資料は周さんの米国の妻の物でした」と述べた。
彼は 2016年7月、雲南省玉渓市の警備員が、公然と法輪功を宣伝する資料を配っていたという理由で、鄧翠萍さんとその他の4人を拘禁した。峨山県人民裁判所は、2017年2月にこの5人に対して裁判を行い、鄧翠萍さんは懲役6年の実刑判決を下された。2006年~2009年、鄧翠萍さんは法輪功を修煉していたために刑務所で3年の刑に服していた。数えられない程の人々が法輪功を信仰するために虐待されている」
「宗教信仰の自由を損なうことを止め、それから法輪功に対する迫害を終えるように北京に促した。中共は中国の刑務所と留置場に拘禁されているすべての法輪功学習者を釈放しなければならない」と語った。