文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年8月25日】明慧編集部「すべての大法弟子への注意事項」では、大法弟子たちに、WeChatをアンインストールし、携帯電話から個人情報をすぐに削除するよう求めています。すぐに行動に移す人もいれば、移さない人もいます。その結果、中国国内の修煉者が連行されることもありました。
2021年6月初旬、遼寧省から13人の大法弟子が連行され、警官が大法の書籍、師父の写真、プリンター、パソコンなどを押収し、10万元以上の現金が没収されたというニュースが流れました。
このような痛ましい教訓から、私たちは携帯電話のセキュリティにもっと注意を払うべきだと思います。以下、私の見解を述べますが、同修がもっと真剣に考えてくれることを願っています。
通常、大法に関連すること、例えば資料を印刷するための消耗品を購入することや、その他の同修に関することを話し合うときは、電話ではなく直接会って話し合うべきだと思います。しかし、私たちの地域では、便宜上、同修が電話で連絡を取ることが多いのです。中国共産党(以下、中共)は現在、ビッグデータ、携帯電話の盗聴、追跡などの手段を用いて法輪大法を迫害しています。しかし、修煉者の中には、5年前に連行されて投獄され、すでに大きな損失を被った人が何人もいるにもかかわらず、この深刻な安全問題をいまだに放置しています。しかし、彼らはいまだに教訓を学ばず、携帯電話のセキュリティに注意を払っていません。年配の修煉者の中には、修煉者に電話をかけて、堂々と大法関連の物資を要求する者もいます。
自分は賢いと思っている修煉者もいます。携帯電話で話をするとき、最初の2、3回のやりとりは、微妙なものです。次第に警戒心が薄れ、最後には秘密にしておかなければならない情報をすべて漏らしてしまいます。
携帯電話で新唐人のテレビ番組にはまって、毎日のように欠かさず見ている同修もいます。
一部の修煉者は、人々に真実を明らかにするときや学法グループに参加するときなど、どこに行くにも携帯電話を持ち歩いています。彼らに、セキュリティ上の問題を指摘しても、「もう何年もやっているし、問題はない。それに、携帯電話で機密事項を話すことはないです」と軽くあしらいます。
師父は「皆さんが今携帯している電話、パソコンなどの電子設備、ネットに接続している設備は全部、盗聴器です。今、大法弟子にますます興味を示しているのは中共邪党だけではなく、皆さんに教えますが、多くの政府も皆さんを盗聴しています。私は普通の学習者だから、大丈夫だと思っていても、あなたが電話で話したこと、おしゃべりの内容、買い物や食事の時間まで記録され、あなたという人間を分析しています。企業はビジネス情報をどのように分析しているのでしょうか? 同じこの方法です。携帯電話さえ持っていれば、あなたの個人情報は細かく把握されています」[1]と説かれました。
大法弟子として、法が要求することをせず、師父の言葉に耳を傾けないことは、過去においては師の法門から追放されることになり、一度もチャンスが与えられなかったでしょう。
師父は「私が宇宙と三界に残した功とエネルギーが事を行う場合、学習者が正しく行動することができなければ、旧勢力は抵触し、阻害の状態が現れます。ですから、正しく行動し、それらに口実を掴まれないようにと私は学習者に教えました。それらは一旦皆さんの大きな弱みを掴んだら、皆さんをだめにしてしまいます。特に既に最終段階に入ったので、それらは瀕死のあがきをしています。それらは口実を掴むことができなければ、敢えて迫害を加えることができません。なぜならば、そのようにすれば、それらも法を犯してしまうことになり、それらもこのことが分かっているからです。ですから、私からそれらを消滅する必要がなく、旧宇宙の理はそれらを消滅してしまうのです。なぜならば、それらは旧い生命であり、旧い理を絶対的に守ることを根本としているからです」[2]と説かれました。
中共と旧勢力の時代は終わりました。共産党による、100年に一度の起こった惨劇で、数え切れないほどの命が失われ、彼らの責任を問う時が来たのです。正義は勝ちます。私たちは着実に法を正す最後まで師に従い、師が導かれた道を歩み、修煉に悔いを残さず、師の言葉に耳を傾け、熱心に修煉し、より多くの人を救わなければなりません。
注:
[1] 李洪志師父の経文:『二〇一九年ニューヨーク法会での説法』
[2] 李洪志師父の著作:『二〇〇三年元宵節での説法』
【編集者注:この文章は筆者の現時点での個人的な認識を代表しているものであり、同修の皆さんと切磋琢磨し、「比して学び比して修す」のためのものです】