半年あまり拘禁されている武漢市の周秀華さんの家族は検察官を告訴
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 【明慧日本2021年9月2日】武漢市の法輪功学習者・周秀華さん(72歳女性)は2021年2月の初め、再度、連行され、すでに6カ月あまり拘禁されている。先日、家族は法律を勉強し、周さんが行ったことはすべて合法的だとわかった。そして、家族は漢陽区検察庁の検察官・呉松恩を告訴し、漢陽区裁判所に、周さんに対する起訴を却下するようにと要求した。

 周さんは法輪功を学んでいるとの理由で、2020年7月15日、武漢市東西湖区公安分局、派出所の警官に連行され、家宅捜索をされた。その後、周さんは裁判待ちの保釈金で釈放され、帰宅したが、公安分局と派出所の警官は周さんを検察庁に陥れることを諦めなかった。

 そして、2020年12月15日、周さんの案件は再度東西湖区検察庁に渡された。

 2021年2月の初め、周さんは再び拘留所に連行された。その後、周さんの案件は東西湖検察庁から漢陽区検察庁に移送された。

 2021年6月、周さんは漢陽区裁判所に提訴された。そして、家族は数回も裁判所に行き、案件の情報提供を求めたが、誰も相手にしてくれず、質問にも応えてくれなかった。

 周さんが連行された後、家族は法律関係書籍を購入し、懸命に勉強した。その結果、家族は、「法輪功を学んで真・善・忍に従い、良い人になろうとした周さんは、法律に違反しておらず、拘禁されるべきではない。証明証を持たずに家宅捜索をし、誰もサインをしていない押収リストを作った警官らが法を犯した」ということがわかった。

 2021年7月中旬から、周さんの家族は漢陽区検察庁と裁判所、武漢市検察庁と裁判所、湖北省検察庁と裁判所などの司法部門に、漢陽区検察庁の検察官・呉松恩に対する告訴状を郵送した。

 周さんの家族は、「1、阮浩をはじめとする東西湖区公安警官の捜査活動における重大な違法・犯罪行為を無視したこと。2、警官が証拠収集のために用いた違法な方法を無視したこと。3、警官が周さんに渡した押収リストに誰の署名・捺印もないことを無視したこと。4、法輪功が中国で公式に認定した14の邪教の中に含まれていないという事実を無視したこと。5、2011年3月1日に発布された国務院新聞出版総署令の第50号に基づき、法輪功書籍の禁止令が廃止され、法輪功書籍・資料の所持が合法であることなどを無視したこと。6、公安調査機関の違法行為を放縦し、周さんを違法に起訴したこと」などの理由で、刑法第397条および第399条の規定に基づき、職権乱用、職務怠慢、枉法徇私(おうほうじゅんし)の罪を犯したとして、漢陽区検察庁の呉松恩を告訴した。

 2021年8月10日、周さんの家族は、漢陽区検察庁と漢陽区裁判所のリーダーたちに、検察官・呉松恩の回避を求める申請書を郵送した。

 2021年8月17日、周さんの家族は、漢陽区裁判所のリーダーと審査委員会のメンバーに、周さんに対して「起訴の棄却」と、呉松恩、阮浩などに対して「立案して捜査する」という要望書を郵送した。家族は、告訴状も添付したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/19/429755.html)
 
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