12年間不当に拘禁された大連市の劉霞さん 再度判決を宣告された
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 【明慧日本2021年9月8日】中国共産党は1999年7.20法輪功迫害を発動した。大連市の法輪功学習者・劉霞さんは法輪功を学んでいるとの理由で、12年の判決を受けた。遼寧省女子刑務所に拘禁されたとき、拷問を受けて障害を負った。しかし、2019年6月、劉さんは再び連行され、2020年に不当判決をくだされた。家族は未だに、劉さんの通知書を受け取っていない。

 2021年3月、家族は大連留置場に電話をかけ、劉さんのために入金のことを聞いたが、「この人はもう留置場にいない」と言われた。

 劉さんは1996年から法輪功を学び始め、1998年、同じ学習者である王洪斌さんと結婚した。王さんと家族たちは1996年から法輪功を学び始め、真・善・忍に従って自分を律し、健康な体を得て、穏やかな家庭を築いた。

 1999年7.20、中共は法輪功を狂ったように迫害を開始し、劉さん一家は残酷な迫害を受けた。

 劉さんは2001年、連行された後、懲役12年の判決を下された。遼寧女子刑務所に収容された劉さんは、縛られ、殴打され、スタンガンで電気ショックを与えられ、睡眠を剝奪され、頭を下にして吊るし上げられ、服を脱がされるなどのひどい拷問と侮辱を受け、奴隷労働も科された。両腕を背中に向けて手錠をかけられた劉さんは、左腕に傷害を負った。

 夫の王さんは2000年から2回も労働教養所に拘禁された。2002年、王さんは大連で連行され、懲役13年の実刑を受けた。王さんの弟・王洪峰さんは2001年8月、劉さんとともに大連で連行された。その後、弟は懲役9年の判決を受けた。2017年1月、弟は瀋陽市で連行され、再度、懲役6年の判決を下され、瀋陽の大北刑務所に拘禁された。王さんの妹・王洪霞さんは2009年、黒竜江省嫩江県で懲役6年の判決を宣告された。2018年、王さんの妹は連行されふたたび、6年の実刑を受け、黒竜江省女子刑務所に収容された。

 劉さんは2013年7月28日、解放され帰宅した。2018年6月28日、劉さんは大連市凱旋市場の自営の服飾店で西崗分局の警官に連行され、家宅捜索された。そして、7月1日に大連の洗脳班に送られた。洗脳班で、「三書」を書かされ、法輪功と法輪功創始者への誹謗中傷するビデオを見せられた。7月29日、「住宅監視6カ月」の条件をつけられ、帰宅できた。

 2016年12月12日、劉さんは「起訴通知書」を受け取った。2017年1月5日9時、検察庁に呼ばされた劉さんは公訴科で記録供述を受けた。それから、劉さんは迫害を免れるため、大連市から離れ、放浪生活を強いられた。

 2019年6月14日、携帯電話の追跡で、劉さんは大連西崗分局の警官に大連留置場に連行された。そして、劉さんは2020年2月13日、西崗区裁判所で開廷され、8月4日に判決を下された。判決を不服として、劉さんは大連市中級裁判所裁判所に控訴したが、9月26日、原判決維持との結果が出されたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/25/429988.html)
 
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