文/山東省の大法弟子
【明慧日本2021年9月13日】大晦日前のある日の夜、用事があって同修の家に行き、帰る時、道路(ゼブラクロス)を渡ろうと外に出て、左を見ると少し離れたところに車があって、2台目は見えませんでした。 そして、南から北へと自転車を走らせました。
北まであと一歩というところで、軽自動車が追い越してきたと思ったら、「ダンッ」という大きな音とともに私の自転車の後輪にそのまま突っ込んできました。立ち上がってから自転車を持ち上げましたが、押しても引っ張ってもダメだったので、支えようとしましたが、自転車の支えも見つかりませんでした。
このとき、ドライバーは道路脇に車を止めてやってきて「自転車のブラケットがホイールまで凹んでいて、フレームが変形している」と言っていました。運転手の青年は恐怖を感じ、すぐに「おばあさん、病院に行きましょう、すべて私のせいです、スピードを出しすぎました、おばあさんは自転車から落ちてしまったのですね」と言いました。
そこにはもう一人、おばあさんが立っていて「病院に行くべきです」と言っていました。私はドライバーに「あなたは今日、法輪功の弟子と遭遇しました。師父は私を見守ってくださっているから、大丈夫です。もし私が法輪大法を学ばずに普通の人だったら、今日はきっと悪いことになるでしょう。病院に行って、あれやこれやとお金をかけて、死んでいたかもしれないです」と言いました。隣のおばあさんは、若い人に「あなたは本当にいい人に出会って、運が良かったですね」と言いました。私はそのおばあさんにも法輪功の真実を伝えました。その後、私はその青年に「あなたの車で私の自転車を家まで運んでくれませんか?」と言うと、彼は「はい」と答えました。
車には彼の彼女が乗っていて、その人は立ったまま何も言わずに、私が乗ると彼女も乗ってきました。私は彼らに「私は法輪功学習者であり、師父からは、真・善・忍に基づいて、良い人になり、あらゆる面で他人を思いやるようにと教えてくださっているので、あなたをゆする気はありません」と伝えました。 このあと、ようやく女性が口を開きました。「おばあちゃん、ありがとうございます! 彼はスピードを出しすぎていました」。 私は彼らに法輪功の真実を伝え、彼らは皆、共産党の組織から脱退することに同意しました。その青年は私に感謝し「あなたは本当に親切な人なんですね」と言っていました。
私は、自分では修理できないので「この辺に自転車の修理屋さんはありませんか?」と聞いてみました。偶然にも目の前に一軒あって、青年は「その近所に住んでいるので、朝、修理屋に持っていき、直してもらいます。何も心配しなくていいから、数日後に自転車を取りに来てください」と言ってくれました。そうして私は家に送られました。
翌日、修理屋さんに行って説明すると、職人は「その自転車はあなたのものですか?」と聞いてきました。 私は「はい、昨日車に轢かれました」と言うと、職人は「 枠が曲がっていて修理はできない。 あんなにぶつかったのに、無事だったのは奇跡ですね」と言いました。 また私は彼に、大法の真実を伝え、車の修理に来た人にも真実を伝えました。 彼らは皆、共産党の組織から脱退することになりました。
この自転車を手放すのは非常に残念です。この自転車は、すべての地域、高い建物、低い建物に同行して人々を救い、真実の資料を配布し、コロナウイルスが発生して地域が閉鎖されたときも、人々を救うために動き続けました。フレームは頑丈で、自転車はとても安定しています。自転車のことは残念ですが、あなたのおかげで私も随分と活動することができました。「直せないのなら、処分してもらおうと思っていました」と言いました。
3日後に私は修理屋さんに行ってみると、自転車がなくなっていました。中に入って見てみると、なんということでしょう。 その自転車は修理されていて、職人はこう言いました。「3人の若者に手伝ってもらいました。若者は、むりやりこの自転車のフレームを正していましたよ、あなたは運が良かったですね、まさか直るとは思わなかったですよ」と言いました。 私は「ありがとうございます、これは大法のおかげです」と言いました。 彼は思わず「確かに、法輪大法は本当に不思議です!」とうなずいていました。