【明慧日本2021年8月13日】CCTV(中央電視台)『走近科学』は2004年8月2日、番組で貴州省平塘県(へいとうけん)、国立地質公園の掌布河谷にある、巨大な石=「蔵字石」を紹介しました。この巨石は、長さ7メートル、高さ3メートル、石の断面にはっきりと6文字で「中國共產党亡」と刻まれていて、その中の「亡」の字が特別に大きいのです。
慎重に慎重を重ねて 専門家による3度の視察
2003年8月13日、貴州工業大学の専門家が現場に行って「蔵字石」が出来た原因を視察鑑定しました。中期ペルム紀(二畳紀)の濃い灰色の石炭岩で(約2億7千年前)、岩層の中の古生物化石及び、生物の砕屑(さいせつ:岩石が壊れてできた破片や粒子)が層状に分布して、溶蝕(ゆしょく:水が岩石を徐々に溶解していく作用)よる風化作用によって、生物砕屑が石灰岩に顕在化しました。専門家は「この巨石は、以上の地質作用を受けた」と言いました。
視察に行った専門家たちは「蔵字石」の前に立って、その石の文字を見て「誰も彫刻、塑造、貼り付けた跡がなく、天然に形成され、字体を構成する鉱物成分は方解石(ほうかいせき)で、化学成分は炭酸カルシウム(CaCO3)で…」。それを、貴州工業大学資源と、環境学院の「鑑定結論」としました。
2003年9月2日、貴州省地質鉱物調査開発局地質専門家は、再度現場に赴いて考察鑑定をしました。彼らが省政府に提出した報告書の調査結論は「地質作用で形成された自然のものである」、「全く自然で、それはカルシウム質の、海綿を主とする化石の、無秩序配列で巧みな自然物である」、「二つに割れた巨石の字の周囲に、人工彫刻、塑造、貼付、充填の痕跡はみつからなかった」。これによって貴州工業大学の調査、鑑定結論は基本的に一致した。
「蔵字石」の知名度が大きくなるにつれて、多くの人が省の専門家鑑定の権威性が不十分なことを心配しました。3カ月後、平塘県委員会、県政府の招きで、全国政治協商会員、中国科学院地学部副主任、中国科学院院士、著名地質学者・李廷棟氏、中国科学院院士の著名地質専門家・劉宝珺氏、中国地質大学教授、国土資源部国立地質公園鑑定士、著名な古生物学専門家・李鳳麟氏などの15人組で構成された「貴州平塘地質奇観—中国名家科学文化考察団」が、2003年12月5日~8日まで「掌布河谷景区」に入り、「蔵字石」を重点的に実地調査しました。
結論一致「人工的な痕跡は見当たらない」
「掌布河谷景区」の「蔵字石」の字は、今から2億7千年前の、ペルム紀(二畳紀)の濃い灰色の石炭岩であると、専門家の意見は一致しました。字が均等に配列されている現象は、極めてまれで、小さな確率ではありますが、地質科学、特に堆積地質学上から「蔵字石」を解釈と、説明は可能だといいます。今なお、人工彫刻及び人が加工した痕跡は見つかっておらず、世界的な奇観と称するに値し、計り知れない地質研究価値を持っていると専門家は言います。
専門家の鑑定によると、この巨石は、500年前に河谷の断崖から落ちて、二つに割れたそうです。それから静かに貴州省黔南(けんなん)州平塘県掌布郷桃坡村境内に眠っていました。
劉宝珺院士は言いました。「平塘に出現したこの現象は、科学の角度で解釈できる。不思議なのは、それが極めてわずかな確率であり、この現象は平塘で出現した。それは私たちのような専門家でも滅多に見られるものではない。だから私たちはこれを守り、研究し、活かす」
国土資源部教授・畢孔彰氏は言いました。「私たちの調査団は、区域地質学者、積層学者、地球化学者、古生物学者、構造地質学者、国立地質公園専門家、計画専門家及び著名教授、学者等の人員組織で、正確に全面的に調査し、その総合性と完全性は保証できます」
100余りのメディアが追跡報道
「蔵字石」の調査に対して『人民日報』、CCTV、『光明日報』、『科技日報』、観光衛星テレビ、中国国際放送ラジオ局などの20以上のメディア記者が取材報道し、さらに人民ネット、新浪ネット、東方ネット、捜狐ネット、ヤフー、新華ネットなどのインターネットを含む100以上の新聞、テレビ、インターネットがこの科学調査のニュースを転載しました。
2004年6月22日~25日、CCTV「走進科学」という番組は、掌布へ赴き撮影し「蔵字石の秘密を明らかにする」という番組テーマで、8月2日にCCTVで放送されました。
数年の間、石はブレイクし、防弾ガラスで保護されました。
貴州平塘蔵字石観光地入場チケット |
「亡」の文字がない 統一された表現
『裸の王様』(アンデルセン童話)の中で、服を着ていない王様を前にして、誰も本当のことが言えませんでした。「蔵字石」の6つの大文字を前にして、大陸メディアはどれもその特大の「亡」の字があることを言えず、統一して、前の5つの文字だけを語りました。皆は自分の目で見て、心の中で分かっていると思いますので、これ以上は言いません。
現在、私たちは当地の観光地に行ったり、ネットでもこの奇観を見ることが出来ます。私たちは、はっきり見ることが出来るのです。その6つの大きな字の均等な配列、その書体は、はっきりしませんが落款のようです。
「蔵字石」の神秘と天意
皆さんご存知の通り、簡体字は中共が建政してから出来たもので、まだ50年しかたっていません。500年前には「党」の字は無く、ただ「黨」がありました。ですから、この「党」の字は、中共を指しており「黨」ではないです。なぜ500年前に、500年後の簡体字の「党」の字を知っていて使用したのか、これは絶妙な神業としか言えず、それは天からのお告げとしか言えません。
知識人の解説では「國」「產」の2文字は、正統な古い字が使われていて、「根を張っていて枯れない」を代表しています。「亡党」は、党の滅亡が迫っているが「国の滅亡」ではなく「中共」とは「中国」ではないからです。「蔵字石」は、天然の6つの文字で形成され「繫体字」と「簡体字」があります。それは神秘で、ただ天意としか言えません。この貴州の「蔵字石」だけでなく、歴史のページをめくると、天地の不思議な奇観を私たちは発見できます。すべてが遥かなる天空からの天意なのです。
隕石「始皇帝死して地分かれる」
『史記·秦始皇正史』の中に、紀元前211年、一つの隕石が中国東郡に落下しました。東郡は、大秦帝国の一つの東方大郡でした。隕石が落ちたのも人を驚かせましたが、しかし、更に恐ろしかったのは、隕石に「始皇帝死して地分かれる」という文字が刻まれていたことでした。
秦始皇は当然驚いて、すぐに御史を隕石が落下した場所へ派遣し、一軒一軒徹底的に調査しましたが、結果は何の手がかりも得られませんでした。紀元前210年、秦始皇は間もなく「崩御」しました。秦始皇の死後まもなく、秦朝が崩壊しました。この事から見て、隕石に「始皇帝死して地分かれる」の文字が刻まれていたことは本当に不思議で、人々がそれらを天意とみなすのも納得です!
「三退」と未来の選択
「天の道を観て、天の行に従う、これがすべてなり」。これは中華民族文字に記載した第一句ともいえるもので、『黄帝陰符経』開篇で、天道を察し、天意に遵って行う、これですべての理が語り尽くされるということです。古人は「天人合一」、「善悪には報いがある」と言いましたが、幾千年もの長い時間の中で、それが正しいことが証明されています。
歴史の一歩一歩、現在進行形のこれらは、いっけん何気ないように見えますが、実際は全てが天意の啓示なのです。神が人類に按排された歴史と未来です。しかし、神は人に代わって未来を選択することは出来ません。ですから、神は苦心して様々な按排で警示され、全ては人類が天意を読み取れるように、そこから人類が必ず歴史の最後の肝心な一歩の時、賢明な選択が出来るようにしてくださっているのです。
天意は「蔵字石」にはっきりと現れています。歴史が今日まで発展し、中共の崩壊はもはや紛れもない事実です。また中共は一つの漠然とした名前ではなく、何億人もの党員、団員、少年先鋒隊で構成されています。彼らは、生命を中共に捧げると誓いを立て、中共の一分子となり、それの力量を壮大なものにしました。それでは、天が中共を滅ぼすとき、この一人一人の党員、団員、少年先鋒隊たちも自然に巻き添えになり、逃れることは難しいでしょう。
中国に古い言葉があります。「頭上三尺に神あり」。人々は誓詞(せいし:誓いの言葉)すれば、天地の神が見守って下さると思っていますが、もし宣誓に背くと、災いを招き、ただ早いか遅いかの問題です。今現在、中共の党、団、隊から脱党した人はすでに3億8千万人を超えています。「三退」(中共の党団隊からの脱党声明を出すこと)の大潮流が次から次へと巻き起こっています。人々は目覚め、中共を放棄するための行動が必要です。邪悪と一緒になってはならず、そこから抜け出し、明るい未来を選択しましょう。