【明慧日本2021年10月27日】現在のような利欲的な社会風潮の中でも、生活や仕事において、道徳的な良心を守り、真面目に働き、人々の尊敬を得た人たちがいます。次の3つの物語から、彼らはどのような人たちかをお話ししましょう。
一、奇石を貪らず
【中国からの寄稿】私の名前は子牛と言い、50代です。1999年3月頃から法輪大法の修煉を始め、真・善・忍の基準で自分を修め、心性を高めました。
私はパワーストーンが好きです。2018年頃、友人がパワーストーンをたくさん購入し、その中から無造作に私に一つくれました。私は喜んでいただき、家に持ち帰りました。見れば見るほど好きになり、じっくり観賞して調べたところ、なんと稀なティアン・イエローストーンで、少なくとも十数万元の価値があると分かりました。
かつて、私はある美術展でティアン・イエローストーンを見たことがあり、定価は35万元(約623万円)でした。それを思い出した私は抑え切れないほど興奮しました。しかし、ふと何か間違っていると感じました。「私は法輪大法の修煉者だ。大法弟子として大法の基準で自分を律しなければならない。もらったと言って、奇石を自分のものにしてはいけない、元の所有者に戻すべきだ」と思うようになりました。
私は友人を訪れ奇石を返しました。当初、友人はティアン・イエローストーンだと知りませんでした。莫大の利益の前で動揺せず、貪らない私に友人も驚き「現在でもあなたのような人がいるなんて!」と感心しました。
「金銭財物を目の前にしてもかりそめに得ず、危難に直面しても逃れず」という言葉があるように、これは常人にとっては非常に高い道徳基準ですが、大法弟子にとっては当たり前のことです。なぜなら、大法弟子は常人社会の利益を重んぜず、逆に常人社会に対するすべての執着を放下し、大法が要求される純粋に達し、返本帰真するのです。
二、大法の真相を聞き、お金を返してくれた
【中国河北省からの寄稿】2021年7月2日の午前中、私は用事があって出かけると、路上でケアの広告を持った2人の女性に止められ、10元(約178円)の体験カードを購入して試すようにと誘われました。
私は彼女たちに「私は法輪功の修煉をしているので、とても健康です。ケアやマッサージなどは必要ありません」と断りました。しかし、2人は私の説明をまったく聞かず「1枚の体験カードを購入すれば、無料で2回入浴することが出来ます」としつこく勧誘しました。彼女たちに大法の素晴らしさを伝えるために、私は「そうですか。それでは1枚買って2回入浴することにしましょう」と言って10元を渡しました。
「法輪功は佛法修煉であり、煉功をするには専一でなければならず、勝手に体にでたらめなものを加えてはいけません。私は20年以上修煉しており、薬を飲んだことはありません。以前、私は筋ジストロフィー、胃炎、盲腸炎、鼻炎、それに神経衰弱など、数々の病気に苦しみましたが、修煉してすべての病気が治りました」
2人は「美容のケアをすれば、肌がとてもきれいになりますよ」と誘い続けていました。私は彼女たちに「私は60歳過ぎましたが、煉功して顔にしわもありません」と言った後「現在、コロナ(中共ウイルス)の情勢はとても厳しいです。法輪大法は人を救い、人々に真・善・忍に従って道徳を重んじ、善行を行い、より良い人になることを教えます。そして、病気治療と健康増進にも優れた効果があり、国家に対しても、民衆に対しても良いのです。しかし、中国共産党(以下、中共)はこのような素晴らしい大法を修煉する人を迫害し、良い人になることが許されないため、数々の災難を招いたのです。ですから、私たちは人々に中共のすべての組織から脱退するようにと促しています」と伝えました。
最後に、私は「今はお金を稼ぐのも簡単ではありません。あなたたちの仕事を応援するためにカードを購入します」と言いました。2人の女性は大法の素晴らしさを聞き、離れようとする私に10元を返してくれました。
三、「私がオーナーだったら、法輪功を修煉する人を雇う」
【中国からの寄稿】私は店で清掃の仕事をしています。ある時、定年退職したばかりの女性から「ここは清掃員を募集していますか?」と聞かれ「しばらく募集の予定はないでしょう。今は2人で交替勤務しています」と答えました。女性は「それは良いパートナーを見つける必要がありますね。もし相手が怠け者や、きちんと働かない人なら大変ですね」と心配してくれました。「私はここで長年働いています。仕事がよく出来ないパートナーもいましたが、私は法輪功を修煉しているから、その分多めに頑張れば大丈夫です」と言いました。
女性は「法輪功学習者を何人か知っていますが、みんなとても親切でやさしい人です。私がオーナーだったら、法輪功を修煉する人を雇います」と言いました。私はさらに法輪大法について紹介した後、なぜ中共の各組織から脱退する必要があるのかを伝えました。女性は三退に同意しました。
ある日、仕事をしている時、髪が真っ白な80歳くらいの女性客が小さなカートを押して私の前に来て「この間、あなたが見えていなかったので、辞めたかと思いました。あなたはとてもやさしく感じがいいので、印象が深いのです」と言ってくれました。
私は「ありがとうございます。やさしいと言われれば、私は法輪功の修煉者だからです」と言うと「知っています」と言いました。私は「中共の各組織に参加したことはありますか? 脱退して身の安全を守りましょう」と三退を促しました。お年寄りは昔参加した少年先鋒隊を脱退することに同意しました。
また、ある時、私の勤務先を定年退職し、今年90歳になった李さんに会いました。李さんには以前、法輪大法について伝えたことがありました。私が李さんに「常に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を唱えると、疫病から守られます」と言うと、李さんは「毎日唱えています。だから、90歳になっても元気です!」と言った後「そろそろ法輪大法の李先生のお誕生日ですが、あなたは休みますか?」と私に聞きました。私は「師父のお誕生日の日は、仕事です」と言いました。
李さんが師父のお誕生日を覚えていることを、とても嬉しく思いました。
私は師父の教えに従い、真面目に働き、常に善を持って客に接し、できるだけ客を助け、いろいろな機会を利用して大法を伝え、人を救っています。私が救った人数はそれほど多くありませんが、これからもいろいろな環境の中で、恐れる心を取り除き、1人でも多く救われるように努力します。