気候変動枠組条約締約国会議の会場周辺 主流メディアが法輪功について報道
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年11月15日】英スコットランド・グラスゴーでは、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が開催されていた。スコットランドとイングランド北部の一部の法輪功学習者(以下、学習者)は、毎日のように会議の会場周辺や大きな集会などのイベントで、世界各地から訪れた人々に中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の真実を伝え、法輪功の真、善、忍という理念を紹介した。その活動は、主要メディアの注目を集めた。

'图1~2:法轮功学员气候峰会场外发放<span class='voca' kid='62'><span class='voca' kid='62'>真相</span></span>资料'

図1〜2:会場周辺で法輪功の資料を配る学習者

『ザ・スコッツマン』が学習者をインタビュー

 2021年11月10日、スコットランドの有名なメディア『ザ・スコッツマン』は、学習者と法輪功への迫害について報道した。 映像では、学習者のステパン(Stepan)さんがなぜ法輪功を学んだのか、なぜCOP26の期間中に毎日迫害の真相を伝えているのか、なぜ中共は法輪功を迫害しているのか等について説明した。

'图3:《苏格兰人》的报道截图'

図3:『ザ・スコッツマン』で法輪功を紹介する画面

 ステパンさんは『ザ・スコッツマン』のインタビューに応じ、「5年前、私は法輪功の資料を受け取りました。そして真、善、忍という理念に感心し、法輪功の修煉を始めたのです。私はタバコやお酒、賭博もやめるようになりました。法輪功のおかげて、私は精神的にとても健康になりました。 私にとって、(法輪功の修煉は)精神的な悟りを得る旅でもありました」と語った。

 ステパンさんは、「私がここ(COP26の会場周辺)にいるのは、私が実践している功夫を支持するためであり、真、善、忍という普遍的な価値を伝えるためです。 人々に私たちの瞑想功夫(法輪功)について知ってもらうと共に、中共による法輪功への迫害を知ってもらうためです。 中共は、法輪功が伝える真、善、忍という価値観を好まず、1999年には中国で1億もの人々が法輪功を実践していたのを、自分たちへの脅威とみなし、法輪功への迫害を始めたのです」と説明した。

 また『ザ・スコッツマン』の報道では、中共による学習者やその他の政治犯からの強制的な臓器摘出が国際社会の注目を集めており、中共は「臓器移植を受ける人の要求に応じて」人を処刑しているのだと指摘した。

 また報道では、中共による生体臓器摘出は、他国の政府や国際機関、医学界の注目と非難を集めていると指摘した。カナダやEUの議会や下院では、学習者からの臓器の強制摘出を非難する決議が採択されている。そして国連特別報告者は中共に対し、移植に使われる臓器の出所を説明するよう求めた。また、世界医師会や米国移植学会は中共の医療当局に対する制裁を求め、多くの国で自国民が中国に渡航して臓器を得るのを防止する措置を講じるか、検討している。

 報道の最後には、2018年12月の英国の「独立法廷」で、中国で「良心の囚人」から強制的に臓器を摘出する行為が長期間にわたって行われており、その人数は非常に多いと全会一致で結論づけられたと紹介された。

集会で迫害の真相を伝える

 COP26の開催期間中、学習者は会場周辺で真相を伝えるほか、2つの大規模なデモや集会でも迫害の真相を伝える活動を行った。

 11月6日には世界中から約10万人の人々が集まり、街頭で(環境問題に関する)デモを行っていた。 学習者は、朝早くからデモの起点となるケルビングローブ・パークに到着し、集まった人たちに見えるように法輪功のパネル資料を掲げた。

 学習者のカレン(Karen)さんらは、パレードに入って資料を配った。 多くの人が手を伸ばして資料を求め、2時間という短時間で約2,000枚の資料を配ることができた。

 またカレンさんはこの日、資料を読んだある医師が法輪功を支持するため、ネットで署名したと告げられたと語った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/12/433546.html)
 
関連文章