【明慧日本2023年7月28日】中国共産党(以下、中共)による「生体臓器収奪を制止せよ」国際受賞作品のポスター展(主催:中国における臓器移植を考える会[SMGネットワーク])が7月25日、東広島市立美術館で開かれた。開会式には、複数の議員が出席し、より多くの人々が事実を知り、中共による生体臓器収奪(臓器狩り)を制止することを願い、開会のスピーチを行った。
ポスターを見ている来場者 |
石橋林太郎議員(左)、竹原哲議員(中)、落海直哉議員(右) |
議員らが中共による生体臓器狩りを非難
開会式午前には、主催者「SMGネットワーク」の全国地方議員の会 副代表世話人の石橋林太郎衆議院議員が開会の挨拶をした。
石橋議員は次のように述べた。「このポスター展は、中共が今なお、現在進行形でやっていると言われる強制臓器収奪、臓器移植を阻止するためのものです。本来の法に基づいた正しいやり方ではなく、中共にとって気に入らない団体、法輪功やウイグル、チベットの方、そうした、中共が自分たちの都合の悪い人たちを一方的に囚人、犯罪者として扱い、臓器を摘出して多くの臓器移植の手術用の道具として使っていると言われています」
「私たちSMGは、これを絶対許してはいけない問題だと強く思っています。中共による人権侵害が大きな問題になっているにもかかわらず、私たち日本においては皆さんに知られる機会がまだまだ少ないということが問題の一つです」と述べ、ポスター展示を通じて、中共による生体臓器収奪の事実を一人でも多くの日本人に知ってもらうことの意義を訴えた。
石橋議員はまた「SMGネットワークを作った目的の一つは、日本の海外渡航移植を制限する、もしくはきちんと安全が確認できなければ海外渡航移植をできないようにするという法整備を促すことが目的です」と述べ、この問題に対して医学界がもっと関心を高める必要性と、厚生労働省の役割の大事さを示した。
広島県議会の竹原哲議員は、「私はこの作品を観させていただいて、心がとても重くなり、責任の重さを実感しました。自分たちの責任を感じる機会だと思います。今日これらの作品から感じることができました」と述べた。
東広島市の落海直哉議員は、「ポスター展のご盛会、本当におめでとうございます。ポスターを観ると、金銭のマークと思わしきマークがあり、日本人として知らなかったことに、強い衝撃を受けました。本日のポスター展を通じて多くの方々に、是非知っていただきたい」と述べた。
「これは殺人行為であり、多くの人たちに知ってもらいたい」
展示された30点の作品は、世界70カ国の計1,049点の応募の中から選ばれた入賞作品である。作品は中共が生命を軽視し、臓器移植産業を繁栄させ、莫大な利益を得ようとする卑劣な行為を、さまざまな芸術的手法や形式を通して暴露し、会場に集まった観客に衝撃を与えた。
ポスター展の初日は多くの市民で賑わった。東広島市議会の山田まなぶ議員も家族と一緒に来場した。
山田まなぶ議員 |
山田まなぶ議員はそれぞれの作品をじっくりと見た後、「びっくりしました。結構生々しいポスターがたくさんあったので。われわれ善良な一般市民が突然ラベルをつけられて臓器を取られてしまい、信じられませんね、これは殺人行為です。少しでも多くの方が知ることが大切ではないかと思います」と述べた。
林富代さん |
東広島市在住の林富代さんは、「いろいろと拝見して、日本人がその臓器の発注者になっているであろう事も怖く思いました」と話した。林さんは、中共の真相を伝える主催者に対して、「これからも頑張って下さい」と応援した。
東広島市での「中共の生体臓器収奪を制止するポスター展」は、7月25日から7月30日まで開催。その後、8月3日から8月6日まで、広島市西区民センターで引き続き展示される予定。