明慧法会|正々堂々と法を実証する(二)
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 【明慧日本2021年12月20日】(前文に続く)

 携帯電話で法輪功迫害の実態を伝える

 2013年から携帯電話で法輪功が迫害されている実態を伝え、「三退」を勧めるというプロジェクトに参加し始めました。当時、色々なプロジェクトに参加していましたが、携帯電話で直接「三退」を勧めるのはとても良いことで、きっとより良い効果が得られると思いました。そして、2015年、私は携帯電話で迫害の実態を伝えることを主なプロジェクトにしました。正念を強く持ったため、師父がより高い能力を与えてくださったことを感じました。

 携帯電話で「三退」を勧めることを始めた当初、1カ月で二十数人を「三退」させました。その後、simカードが買えることになった時、1カ月で「三退」させた人は120〜200人に増えました。2017年になって、simカードが使えなくなるという現象が現れましたが、私の心は動じませんでした。師父の教えに従い、「出会ったこと、見たこと、聞いたことはすべて、自分が修めることだ」と考え、内に向けて探し、自分を正しました。

 2015年と2016年、simカードはとても安かったのです。その当時、多くの同修が携帯電話で法輪功迫害の実態を伝え、「三退」を勧めるプロジェクトに参加しました。しかし、2016年末、突然、カードが買えなくなりました。すぐに「自分がこのプロジェクトを大切していなかったので、カードを買ってくれた同修に大きなプレッシャーを与えた」と、内に向けて探しました。

 2017年の初め、同修が4枚のカードを買ってくれました。その4枚のカードで、私は毎日7〜10時間電話をかけ、2018年12月末まで使い続けました。師父のご加護の下、4枚のカードが24カ月も使えたのです。2台の携帯電話を用いて、「三退」を勧め、毎月、「三退」の人数は90〜150人いました。

 しかし、そのまま頑張ってやっていこうと思ったとき、この4枚のカードも使えなくなりました。自分に原因を探ると、「この2年間、順調に行ったことにより安逸心、歓喜心、満足感が生じ、物事が思うようにいかなければ、焦ったり、イライラした」ことを探し出しました。それから、他の地方に住んでいる姉(同修)に電話で状況を話し、カードを買ってもらうように頼みました。しかし、姉は「この地方もカードが買えなくなっているの。あなたはしばらくの間、休んで心を整理した方がいいよ」と言いました。

 そこで、私は法を多く勉強し、自分の内に向けて探しました。「人を救うことを言い訳にして、自分が求めるものに執着し、自分自身を変えようとしていなかった」と探し出し、自分の利己的な一面が見つかりました。そして、「これまでよく行っていてもよく行っていなくても、それらを放下し、新たにスタートする」と、決意しました。「人を救うためにやるべきことをする。それが私の使命だ」と思いました。

 数日後、姉から「simカードを売っているところを見つけて買った」と連絡がありました。師父が全てを按排してくださったのだと心から感激しました。

 師父は「三つのことをしっかり行なって、やっと取り除くことができ、恐れる心を含めて各種の党文化的な考えを改めることができます」[2]とおっしゃいました。

 中共ウイルスが発生した当初、人々は恐怖と無力感で家の中に閉じこもっていました。その時期、私たちは電話で、疫病から命を守る方法を伝えると、多くの人が受け入れました。電話をかけていると、相手の変化が伝わってきました。そのとき、私はいつも師父の慈悲に感激して涙を流し、師父が与えてくださった能力を大切にしたいと思いました。私は毎日しっかりと法を学び、功を煉り、正念を発し、残りの時間を人を救うための電話をかけることにしました。ウイルス発生の初期、電話をかけると、ほとんどの人が電話を聞いてくれていたので、いつも夜10時半まで電話をかけていました。2020年2〜8月まで、毎月、脱退する人が150人ほどでした。脱退しなかった人も、最後まで黙々と聞いていました。

 2020年7月頃、使っているsimカードの中の1枚に問題がありましたが、当時、「心を動かさない」と、言い訳して内に向けて探しませんでした。その約1カ月後の8月下旬、さらに2枚のカードが故障しました。これで、私は内に向けて探しました。電話で伝えることは苦労があるものの、順調にできていたので、安逸心と満足感が生まれ、「自我」を育てました。

 しかし、自分の根本的な執着を探し出していないと感じました。その後、使えないカードが多くなりました。それで、私は緊張、不安、自責、マイナス思考など様々な不正な考えに陥りました。それで、やむを得ず、今まで毎日やって来たことをやめなければならなくなりました。この時点で、慣れることが執着になっていることに気づきました。というのは、手放そうとしたとき、心が辛く感じたのです。しかし、手放すべきだと思いました。最初のカードに問題が出たとき、ある念が頭の中をよぎりましたが、その念を掴まえられず、内に向けて探しませんでした。大ごとになったことで、焦燥心が出て、再び不正な状態に陥ってしまいました。邪悪はその隙を利用して、間違った考えを私の頭に押し付け、行き詰まらせました。その数日間、非常に悲しい思いをしました。

 師父は「実は、邪悪がしでかした一切のことは、すべて皆さんがまだ放下していない執着と恐れる心に対して手を下しているのです。皆さんは佛、道、神に向かって歩んでいる未来の覚者であり、世間の得失を求めていないのですが、そうであれば何でも放下できるはずです。この時、皆さんにもし圓満成就に執着する心がなければ、邪悪が最後の隙につけ入る手立てはありません」[3]とおっしゃいました。

 それから、「私は捨て身になって、すべてを手放し、新しい修煉者のように再出発したい」と、一念を起こしました。その後、行き止まりから抜け出せた気がしました。

 その後も内に向けて探し続け、ルーズな常人を見て、自分もそうなったりすることがあるとわかりました。三つのことを長年にわたってスムーズに行ってきたのは、師父と大法を信じているからです。邪悪な迫害がひどい時期に、当局がどんなに誹謗中傷しても、私は聞かず、読まず、心が動じませんでした。修煉と関係ないものはすべて見ないようにし、師父の話を聞くだけにしていました。

 このように自分の内に向けて探す辛い過程で、自分の過ちを改める気持ちがあると師父がわかってくださいました。ある日、第二式の功法を煉るときに師父がヒントを与えてくださったのです。それは、世間での「共産主義を滅ぼす劇」の喧騒に惹かれて、興味を持つようになり、常人の観念や思想を入れ込んだのです。「これは常人になってしまったのではないか」と悟った瞬間、自分の過ちがわかり、自己満足したことに恥ずかしく思いました。

 実はかなり早い段階で、「どんなにひどい霧の中にいても、その霧を抜け出し、師父を仰ぎ、師父にしっかりついていかなければならない」と自分に言い聞かせました。しかし、私はそこまでやり切れずに、外の賑わいに惹かれました。今までの修煉を振り返ってみると、師父が私たちを救うことがいかに難しいかと少しわかるようになった気がします。「よく行おう、よく行おう」と常に自分に念を押しましたが、それでもうまくできませんでした。私の心の中には、師父に申し訳ない気持ちがありながら、師父への無限の感謝の気持ちもあります。これから、これらをエネルギーにして、自分を修めて正し、前に進んでいきたいと思います。

 これからも、内に向けて探し続け、人心を排除し、執着を取り除き、残るわずかな時間で自分をしっかり修め、師父について本当の家に帰ろうと思っています。師父に対する感謝は人間の言葉で言い表すことができません。法を正す時代に大法弟子になれること、そして師父の弟子になれることは、非常に光栄だと思っています。

 師父に叩頭します! 慈悲深い師父の救い済度に感謝したします!

 (完)

 注:
 [2] 李洪志師父の経文:『二〇一三年米国西部国際法会での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『精進要旨(二)』「最後の執着を取り除こう」

 (明慧ネット第18回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語: https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/19/433153.html)
 
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