蓮の花に坐り去ったクラスメイト
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2022年12月5日】5年ほど前の同窓会で、中学時代の同級生Sさんががんになったことを知りました。私は驚いて、同級生からSさんの電話番号を聞きました。Sさんを見舞いに行き、大法の真実を話したいと思ったのです。しかしその後、他のことで忙しくてSさんと連絡を取りませんでした。

 ある日、空港に親族を迎えに行った時、偶然同級生に会いました。その同級生はまたSさんの病気が重いと言って、私に知っていますかと尋ねました。このことは、私を目醒めさせました。師父は、私にこの生命を救いに行くべきと悟らせて下さったのです。翌日、Sさんに連絡し、教えてくれた住所のとおりに彼の家を訪ねました。Sさんの妻は迎えにでて、「夫は舌がんです。病院には治療薬がないので治療を断念し、自宅で暮らしています」と落ち込んだ声で話してくれました。

 私は、Sさんに大法の真実を話しました。彼は順調に共産党の脱退に同意し、大法をある程度理解しました。またここ数年の修煉を通じた私の心身の変化について話し、師父の広州での説法ビデオを視聴するように勧めました。彼は喜んで受け入れました。翌日、私は師父の広州での説法ビデオを送ったのですが、Sさんは、ここ数年の人生経験を以下のように話してくれました。

 Sさんには2人の娘さんがいて、長女は10歳くらいで病気で亡くなりましたが、亡くなる時に「この家族はみんなとてもいい人だった」と悔しそうに言ったそうです。そして長女が亡くなった翌年、奥さんは妊娠しました。次女は、亡くなった長女と同月同日に生まれました。これは偶然のことでしょうか? 私たち修煉者は、長女がまた転生して帰ってきたのかもしれないと知っています。長女はこの世を去った時、この家族と一緒にいたいという願望があって生まれ変わり、今世に至ったのです。

 学生時代のSさんは学級委員を務め、卒業後は住宅・土地局で中堅のリーダーとして働き、その後、もっと稼ぎたいという思いから実業界に入り、解体業者を立ち上げました。長年にわたって大金を稼いできましたが、その後は騙されてばかりでした。かつては5軒の家を持っていましたが、最終的には1軒になり、今住んでいる家も友人のものです。かつては解体業者の経営者で5軒の家を持つ大金持ちでしたが、この数年、翻弄され続けた末に全てを失いました。しかし中国の家屋取り壊しは、一般に暴力団組織のように悪質で非人間的です。今、住む家がないということは、彼自身の報いであると私たちは知っています。

 Sさんも、自分の行いがもたらした因果と分かりました。彼の家にはいくつかの仏像があり、そしていくつかの気功の本や道教のものがあります。彼はここ数年、病気を治すために何でも信じて、何でも試してみて、何がいいのか悪いのか分からないと言いました。私は彼に「法輪大法は千年に一度も会えない高徳の大法で真の佛法修煉です。大法を聞きたいなら、これらのものを処分してください。そうしないと、これらのものが邪魔になります」と提案しました。彼は理解して、私に処分するように頼みました。

 その後、別の同級生に会った時、Sさんが重病で入院していることを知りました。もう一度Sさんに会いに行くか否かを悩んでいるところ、Sさんの奥さんから「Sは亡くなりました」という電話がかかって来ました。私は師父の説法録画を取りにSさんの家に行きました。 Sさんの妻は、夫の死についてあまり多くの人に話していませんが、Sさんに道教を勧めたお姉さんは天目が開いている人で、Sさんが亡くなった翌日に彼女は知らずに来て、「昨夜、Sが蓮の花に乗って会いに来たけど、道家のこの宗派の人ではない」と言いました。そしてSさんは「天上が自分を急いで帰らせたのです。妻をお願いします」と言ったというのです。どうしてSさんは蓮の花の上に座っているのでしょうか? 彼は修道したのではないかと不思議に思って話しました。 Sさんの奥さんも不可解なようでした。

 Sさんは師父の説法を視聴していたのでしょう。奥さんの話によると、彼は2回、とても真面目に視聴しました。入院中、他の患者さんに法輪大法のすばらしさ、自分も大法の修煉をしていること、とても敬虔であると話したそうです。

 それを聞いて、S同修がなぜ蓮の花に乗って去ったのか分かりました。Sさんは人生の最後に、幸運にも法輪大法を学ぶ機会を得て、頑張って2回視聴し、そして大法の修煉を定めて、師父の慈悲なる済度を得ました。これは幸運な生命です、短い人生でしたが、最後の救い済度の機縁をつかみ、天に帰りました。

 こうして書くと、生命の奇跡と大法弟子の幸運、師父の偉大さに感嘆しています。今生は幸いにも直接に師父に救い済度され、過去に比類ないこの高徳の大法を得て、大切にしなければなりません! 世の中の人は早く真実を知り、無神論、進化論の嘘の謎から抜け出して、この万古の機縁を逃さないようにしてほしいです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/8/451648.html)
 
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