弟子を見守ってくださる師父に感謝する(二)
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 明慧日本2024年12月3日】(前文に続く)

 病業を乗り越える  

 2023年5月、突然胃が膨張し、食べ物を受け付けなくなり、寝られない状態が続きました。数日後には、10キロ以上体重が減少してしまいました。胃の膨張が本当に耐え難いとき、私は指で喉を刺激して吐きました。その瞬間すっかり楽になり、不快感がすべて消えました。しかし、食べたり飲んだりすると胃が痛みました。私は旧勢力の迫害を認めてはいけないと思いました。  

 そこで、私は自分の執着心を見つめました。争う心、嫉妬心、不均衡な心、恨みの心、善でない心など、たくさんの執着を修正しなければならないことを感じました。私は旧勢力とは一切関係ないと強く思い、法の中で自分を正し、学法を強化し、師父が私に示してくださった道を歩む決意をしました。  

 私は、同修と一緒に学法することにしました。同修の家に行き、私たちは『轉法輪』の第3講を学びました。帰宅したとき、私はまるで浮いているような感覚で階段を上がり、非常に軽く感じました。学法中、私は3、4時間連続して両足を組み、まるで卵の殻の上に座っているかのように美しく、心地よい状態を体験しました。  

 師父が、また私を救ってくださったのです。心から感謝しました。

 同級生に真相を伝える

 2019年のある日、40年以上ぶりに、学校の同級生(同じ学校で別のクラス)が私に連絡してきました。「長い間探していたけれど、やっと見つけました。ほかにも数人の同級生があなたに会いたいと言っています!」と言いました。私は「これは師父が私に命じて、众生(衆生)を救うチャンスを与えてくださったのだ」と思いました。その場で、彼らとレストランで会うことを約束しました。私は真相資料を持って、同時に師父のご加護を求めて発正念をしました。

 レストランに到着すると、みんなすでに席に着いていました。その同級生は立ち上がり、みんなに向かってこう言いました。「今日は彼女から、みんなに一つプレゼントがあります」。これで、私が話すきっかけを探す必要はなくなりました。私はすぐに、天が中共を滅ぼすこと、中共の法輪功への迫害の実態について話し始めました。そして、参加者全員に三退を勧めました。

 なんと、その中の1人は「うちに来てもらえますか? 家族にも話してください!」と言ってくれました。

 義姉が大法に戻り修煉を始めた  

 私の義姉(兄の妻)は1994年に法輪大法を修煉し始めました。義姉は修煉を始めると家族に次々と法を伝え、私たちの家族の10数人が共に法を修めるようになりました。今でも全員が堅実に修煉を続けています。ところが、その義姉だけは1999年の「7.20」以降、修煉を続けませんでした。  

 2009年、師父が講法の中で大審判について語られた際、私は義姉に言いました。「こんなに多くの人が修煉を続けているのに、どうしてあなた1人だけ修煉をやめてしまったのですか? 私たちはあなたを見捨てることはできません。私たちがこの世に降りてきたとき、師父と契約を交わし、命をかけて正法を助けると誓いました。お互いに約束をし、迷った者がいたら目を覚まさせ、あなたはかつて私たちを目覚めさせてくれたのに、今は自分が迷っているじゃないですか。私はその約束を守って、あなたを目覚めさせなければなりません。義姉さん、一緒に師父の元に帰りましょう!」。私は声が詰まってしまいました。義姉は「私は大法が良いことを知っています。あなたの兄を支持しています」と言いました。私は「それだけでは不十分なのですよ。あなたは正法時期の大法弟子です。もし正しく修煉できなければ、将来審判を受けることになります!」と言うと、義姉は修煉を再開することを約束してくれました。しかし、残念ながら、しばらくするとまた普通の生活に戻ってしまいました。

 師父が『大法の修煉は厳粛である』という経文を発表された後、私は再び義姉を訪ね、師父の新しい経文を彼女に読んであげました。彼女の背後にある思想業がまだ彼女を妨げ、修煉をやめるような言葉を言わせていました。私は「誰にもあなたの修煉を阻止することはできません。あなたが修煉したいと願う限り、師父は必ずあなたを守ってくださいます。どうか戻ってきて、私があなたに約束を果たすチャンスをください」と言いました。

 するとその瞬間、義姉の表情が変わり、「みんなと一緒に修煉に戻ります!」と言いました。帰宅後、義姉はすべての薬を捨てました。そして毎日午前中に法を1講読み、午後も法を1講読んで非常に精進しました。

 師父が慈悲深く、義姉に再び救いのチャンスを与えてくださったことに心から感謝いたします。

 義理の家族が救われた

 一、天から降りてきた孫娘

 私の息子は今年40歳になり、幼い頃から私と一緒に法を学びました。大人のように規則正しく修煉しているわけではありませんが、法理については理解しています。息子は30代半ばになってから毎日忙しく、家にいることが少なく、給料も足りないことが多く、しばしばお金を借りに来ました。息子との些細な会話の中で、彼に彼女がいるらしいことがわかりましたが、家に連れてこなかったので、その詳細は分かりませんでした。後に彼の同級生から聞いたところによると、息子の彼女には離婚歴があり、7、8歳の娘を育てているとのことでした。

 この知らせを聞いたとき、私はまるで雷に打たれたような衝撃で、どうしていいかわからなくなりました。何日も心が静まらず、法を学んでも頭に入らず、人心が全て表面に出てきて、どうしてもこの事実を受け入れられませんでした。

 しかし、しばらくしてから静かに考えてみました。私は修煉者として、これは一体何なのだろうか?  これは執着心ではないか? きっと私には修正すべきものがあるはずだと感じました。彼女の娘は私と血縁関係はありませんが、これは「人」の視点で考えてしまっているのではないか? 「 人を超えて、誰の子供であろうと、私たちには縁があるのだ」と考えが変わり、気持ちが落ち着きました。そして私は、「家に呼んで来てください。それも結ばれた善い縁です」と息子に言いました。

 私はこの孫娘が救われることを願っていました。ある日、孫娘が「おばあちゃん、テレビが見たい」と言いました。私は「ちょっと待っててね、先に動画を一つ見てから、テレビを見てもいいよ」と言いました。それで、私は三退の動画を再生しました。すると、孫娘は「おばあちゃん、私は少先隊をやめます」と言いました。この命は救われました。

 今では、私たちは本当に祖母と孫のような関係です。今年の春節には、彼女は親の家で過ごしていました。大晦日の夜、孫娘が電話をかけてきて、私に新年の挨拶をし、「おばあちゃんの家に行ってお正月を過ごしたい!」と言いました。私は「1日に帰ってきてら、おばちゃんが大きなお礼をあげるよ!」と言いました。子どもは喜んで、「ありがとう、おばあちゃん!」と言いました。

 二、息子の妻の親が共に救われた

 息子の妻の父は中共党員で、中国共産党の虚言に深刻に洗脳されました。息子が彼に真相を話したことがあり、彼は「もう話すな、通報するぞ!」と言いました。私はそれを聞いて、嫁に「あなたのご両親と連絡を取って、私と会わせてください」と言いました。嫁は「会わないでほしいです。あなたたちと会えば、関係が悪くなるだけです」と言いました。私は「彼らが私たちと関係を悪くするのなら、それは私たちが受け入れるべきことです。でも少なくとも会うチャンスは欲しいです」と言いました。嫁は顔をしかめて、「それなら…」と言いました。

 実際に会った時、予想外の展開がありました。私が息子の妻の親の家に入ると、義父が「どうしてこんなに遅く来たんですか? 早く功法を教えて下さい」と言いました。私は驚いて、何を言っていいか分からなくなりました。真相を伝え、彼に三退をさせました。しかし、帰る時、義母は顔をしかめており、送ってもくれませんでした。

 帰宅後、私はこの出来事を同修に話しました。同修は一緒に再度行こうと言ってくれました。私たちは『轉法輪』と功を教えるビデオを持って義理の両親の家に行きましたが、義母はずっと顔をしかめたままでした。私たちは義父に功法を教え、『轉法輪』を1講学ばせました。交流の中で、義母の心の問題を解決する様に努めました。すると、義母は「私にも『轉法輪』を1冊ください。これは人を善良にする本ですね。それに私も退団します」と言いました。こうして、息子の妻の両親は共に救われることができました。

 師父が弟子とその家族を常に見守ってくださっていることに感謝申し上げます。

 (完)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/14/480764.html
 
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