文/山東省の大法弟子
【明慧日本2022年1月3日】私はすでに70歳を超えていますが、身体は非常に健康で、自転車にも乗れます。2020年の初めごろ、3カ月ほど生理もありました。
私は元々体が弱く、畑仕事どころか、自分の面倒さえも見ることができず、子供の世話もしなければならず、その日を生き延びるのに精一杯な状況でした。
1996年の春、私は法輪大法を修煉してから、体が丈夫になり、家事はもちろん畑仕事もでき、みんな私がすっかり変わったと感心していました。誰もが大法を素晴らしいと思い、法を実証することも家族全員が応援してくれました。
1999年7.20、大法が中国共産党に迫害され始め、私は陳情するために夢を抱いて上京しました。しかし、当局に不当に逮捕され、直接留置場に送られました。私の他にも何人かの大法弟子が拘禁され、手を洗うことも、煉功することも、学法することも許されず、トイレですら1日1回しか許してもらえませんでした。あの時、まだ発正念を知らなかったので、私たちは「法輪大法は素晴らしい」と唱え続け、殴られても煉功を止めませんでした。4枚の前歯は軽く引っ張るだけで抜けるほど殴られました。もう1人の同修も殴られ、ほとんどの歯が緩くなりました。
家に帰った後、その同修は全ての歯を抜き、まだ40代なのに、入れ歯をしなければなりませんでした。私は、「師父がいらっしゃるから、私の歯はきっと元通りになる」と強い一念を発しました。やはり、学法と煉功を通じて、間もなく、緩んでいた歯が全て丈夫になりました。20年経ちましたが、今でもどんなに硬いものでも食べられます。私はほとんど何もしませんでしたが、師父はこの70代の私に健康な歯を授けてくださいました。師父に感謝いたします。
師父が邪悪を滅するために発正念をするように教えてくださってから、私は師父の要求にしたがって三つのことをしっかり行い、法の中から慈悲を修め、善意をもって家族と接し、法を実証しています。
迫害により、家族も強い圧力に耐えてきました。私が真相を伝えに出かけるとき、「お母さん、安全に必ず気を付けてね!」と言い、家族みんなが心配していました。ある日、真相を伝えていたとき、警察に連行され、国保大隊(国内安全保衛部門)(法輪功迫害の実行機関)が私の家を家宅捜索しようとしました。義理の娘が「まだ法輪功修煉者を捕まえるのですか? みんな良い人ばかりなのに」と言うと、相手は苦笑いしながら、「うん、みんな良い人だ」と言って何もせず、そのまま帰って行ったそうです。もちろん、私も全く彼らに協力しなかったので、12時間後に解放されました。
家族は、みんな私を応援してくれています。資料拠点を家に置き、息子は消耗品や資材を購入してくれます。私も自分でできることはなるべく同修の手を借りないようにしています。私には年金はありません。息子が養ってくれています。また、息子がくれたお金もすべて大法を実証することに使っています。私の修煉を応援してくれたことで、息子は福報を得て会社で次々と昇進し、孫も念願の大学に合格しました。
もちろん、心性の面で向上しなければならないこともありました。例えば、同修が使う資料を整えた後、ある年配の同修は一度も取りに来たことはなく、毎回私が届けに行っています。時々、届けに行っても相手は留守で、2回も留守の場合がありました。そのときは、イライラして、時間を無駄にしたと不機嫌になりました。しかし、冷静になってよく考えてみると、大法弟子は宇宙の大法を修煉しているのであり、無私無我の境地に達しなければなりません。すぐに自分の執着心に気づき、「これは私ではない、このように考えてはいけない」と恨む心を否定し、「こんなものはいりません!」と師父に伝えました。その瞬間、私の空間場が透き通ったかのようにきれいになったのです。
師父は私たちに多くのものを授けてくださいました。私たちに精進しない理由など、どこにもありません。しっかり「三つのこと」を行い、内に向けて自分の不足を探し、より多くの衆生を救ってこそ、師父のご恩に報いることができるのです。