感染した教師は学習者に助けを求めて連絡する
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 【明慧日本2022年1月19日】(明慧記者・章韻)米国ヒューストンに住むヒスパニック系の教師ブランカ・リベラさんは2021年2月22日、不幸にも中共ウイルスに感染したと診断された。コミュニティ内で法輪功学習者(以下、学習者)が毎週2時間開催している無料教室に通っていたことを思い出した彼女は地元の学習者と連絡を取り、その助言の下で根気よく煉功し、心からの九文字を唱え、すぐに魔難を乗り越えた。以下は彼女の体験談でです。

 法輪功無料教室との偶然の出会い

 2018年8月から、ヒューストンの学習者は毎週水曜日の夕方、トレイシー・ジー・コミュニティセンターで2時間の法輪功無料教室を開催している。

 ある夜、ブランカさんはたまたまコミュニティセンターを訪れ、学習者の1人に招かれて無料教室に入り、法輪功の創始者である李洪志先生の説法ビデオ(英語字幕付き)を見た。その後、ブランカさんは毎週水曜日の夜に教室に通い、毎回30分ほど説法を聞いて、学習者から法輪功の動作を学び、まもなく五式の功法を全部習得し、しかも半跏趺坐もできた。

 そのとき、学習者の陳さんに「習い始めてすぐに半跏趺坐ができて、素晴らしいです」と言われて、ブランカさんは煉功を続けていくことに自信を持った。

'图:在弘法班,学员陈女士(左一)和布兰卡女士(右一)合照。'

学習者の陳さん(左)とブランカさん(右)

 感染を知り、学習者に助けを求めるショートメッセージを送る

 こうして、ブランカさんと陳さんは連絡を取り合うようになった。ブランカさんは携帯電話で英語のメッセージを送り、陳さんは携帯電話で中国語のメッセージを送り、お互いにメッセージを受け取ってから翻訳ソフトにかけてコミュニケーションを取っていた。

 2021年2月23日の午前、陳さんは次のようなブランカさんの英語メッセージを受け取った。「先週の日曜日、寒くて気分が悪く、ひどい頭痛がしたので、月曜日に新型コロナウイルスの抗体検査を受けたところ、陽性の結果が出ました。医療スタッフに2週間の隔離後、病院に戻って再検査するようにと言われました。どうすればいいでしょうか? 何か方法がありますか?」

 陳さんは「あまり緊張しないで下さい。真心から『法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!』という心からの九文字を念じて下さい」と返信した。また、陳さんは英語版明慧ネットのリンクと、あるビデオ(コロナに感染したニューヨークの宝石商が心からの九文字を唱えた後、完治した物語)を彼女に紹介した 。

 そこで、ブランカさんは「ありがとうございます! 言われた通りにやってみます」と返信した。 

 学習者の真摯な助けに感動した

 翌日(2月24日)の午前中、陳さんはブランカさんの家を訪ねた。ブランカさんは学習者にウイルスを移したくないので、2人は家の前で間隔を空けてマスクをつけ、携帯電話でメッセージのやり取りをしたという。陳さんは、英語版の「明慧国際特集」および大法に関する資料、そして手作りの餃子弁当をブランカさんに持って行ってあげた。彼女はとても感動し、感謝した。

 帰宅した陳さんはまた、心からの九文字を唱えて回復したベトナム系アメリカ人医師に関する明慧の英語版記事(禍を転じて福と為す ウイルスに感染した重症患者の物語)を彼女に送った。

 午後、ブランカさんはショートメッセージを送った。「提供してくれた冊子と法輪大法に関する情報、そして微笑みをもたらしてくれたことに感謝しています。プレゼントもありがとうございました。今はまだ味覚がないのですが、これが一番おいしい(精神面の)食べ物だと感じています! ありがとうございました!」

 3月1日、陳さんは「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と自ら中国語発音の心からの九文字の音声を録音し、それをブランカさんに送り、真心から念じるようにと伝えた。

 「私はコロナから帰ってきた」

 3月14日、陳さんは「いかがですか?」という挨拶のショートメッセージを送った。ブランカさんは「昨日もあなたのことを考えていました。だいぶ良くなりました。まだ咳と呼吸時の痛み(胸部)はありますが、軽くなっています。頭痛も毎日ではなくなりました。血中の酸素濃度が88%から96%になっていて、昼間はだいぶ楽になりました」と返信した。 

 ブランカさんは心からの九文字をずっと唱えていたという。彼女は「法輪大法は素晴らしい! Falun Dafa is good!」と、英語と中国語が混じったメッセージで返信した。

 3月20日、陳さんはブランカさんから以下のメッセージを受け取った。「3月15日にRT検査、17日にPCP検査を受けましたが、どちらも陰性でした。昨日、かかりつけ医を受診し、心電図検査等をしてもらいました」

 3月27日、学習者が状況を尋ねたところ、ブランカさんは「回復しています」と返信した。

 陳さんはこう返信した。「あまり心配しないで下さい。きっと大丈夫です。毎日少し時間を割いて学法し、同時に煉功もできれば、回復に大いに役に立ちますよ。私たち(法輪功学習者)は皆、毎日こうして続けています。来週の水曜日、あなたの家に行って一緒に学法してもいいですか?」

 ブランカさんは、「はい、煉功が有益であることを私も信じています。ありがとうございます!」と答えた。

 3月31日、陳さんがブランカさんの家を訪ねたとき、テーブルの上に英文の『轉法輪』が置いてあって、ブランカさんは本を手に取り、「私はコロナから帰ってきた!」と言った。その後、2人は裏庭の芝生で日差しを浴びながら第一から第四式の動功を行い、30分ほど坐禅した。ブランカさんは少し手が震えていたが、最後まで煉功を続けた。その後、彼女は「とても幸せです!」と興奮気味に話した。

 ブランカさんは、「私は1カ月以上も苦しめられましたが、(法輪大法に対する)信念と正念、そして神のご加護によって乗り切りました」と言った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/13/436747.html)
 
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