『肝心な時に師父を呼ぶことはとても大切である』について
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年1月29日】 『肝心な時に師父を呼ぶことはとても大切である』という記事を読んでから、この面においてより深く考え、より広範囲に学法をしています。 私は2度の交通事故で師父に救われた弟子ですから、危機に遭遇した時に師父に助けを求めることについて、身にしみるほど感じるものがあります。危機に直面するたびに、最初の一念は師父に助けを求めることでした、師父を呼んだ後、正念が強くなり、自信に満ち溢れて、どんなに傷ついても、心の中では何も問題ないと思っていて、師父が私のそばで見守っておられると本当に実感していました。

 これは私の修煉の体験談となり、師と法を信じる証でもあるのです。 同修と交流する時は、必ずこの内容を「師を信じること」の話題にしています。 また、明慧サイトに掲載された例など、より多くの事例も話しています。 2人の大法弟子が真相資料を配布したため拘置所に連れ去られた時、1人の大法弟子は殴られました。この大法弟子は「師父、彼に殴られました!」と叫びました。  殴った警官が怖くて手を止めました。その夜、大法弟子は家に返されました。 また、同修が警察署に連れて行かれ、警察官が大法弟子を地下に連れ込み、警棒を振り上げて殴った例もあります。 大法弟子は同じように叫びました「師父、彼が私を殴っている!」と。 その時、その警官は恐れをなして床に座り込み「あなたの師父はどこにいるのですか?」と尋ねました。 大法弟子は「私の師父はすぐ隣にいる、あなたは見えないが、私には見える」と言いました。 大法弟子の中にはこのような例がたくさんありますが、一部の修煉者はあまり気にしていません。

 なぜ、肝心な時に師父を呼ぶと、思わぬ良い結果になるのでしょうか?  私たちが法をよく学び、しっかりと真に修める弟子になれば、天上の神々は皆、私たちが大法弟子であることを知るようになります。大法弟子という言葉の重みは天上の神々には分かっているのです。

 真・善・忍は宇宙の大法です。 大法は宇宙とその中のすべてのものを創造しました。 私たちが本当に大法を修煉する時、師父の法身は私たちを見守り、ご加護してくださるでしょう。 師父は「浩大な佛恩」という法を説かれていますから、私たちにとって、法の内包がどれほどのものかを、簡単に知ることできません。

 では、私たちは弟子として、師の洪大な佛恩、広大な慈悲の下で修煉しているのではないでしょうか。 宇宙の神々は、大法弟子が何であるか、大法弟子は師父に従って法を正すために来たことを知っています。 旧勢力は非常に嫉妬深く、少しの漏れでも口実にして、大法弟子を死ぬまで迫害するのです。 師父は「大法弟子は私の弟子であり、誰も私の弟子にかまう資格はないからです」[1]と説かれています。 この師父の説法は、そういう旧勢力に警告したのではないでしょうか?

 もしあなたが肝心な時に師父を呼べば、天上では「私は大法弟子です」と全宇宙に向かって言うことになり、誰がまだあなたを迫害する勇気があるでしょうか。 師父は「あなたが真の修煉者であれば、われわれの法輪が守ってくれます。わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります」 [2] 明慧のウェブサイトの記事には、ある年配の同修が法廷で裁判官から判決文に署名するように言われ、彼女は判決文に「この判決は無効であり、私は師父だけに従う」と書いたという話があります。 法廷が終わると、みんなと一緒に、年配の修煉者も帰りました。5年間の判決について、何も問われませんでした。

 美容師の同修がいました。迫害は10年以上続いていました。地元の警察署は彼女が大法弟子であることを知りませんでした、その後、真相を聞き入れない人によって悪意を持って通報されました。 ある日、6月10日、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)警察署、地域の人員ら20人以上がやってきて、彼女を洗脳班に入れようとしたのです。 その時、彼女は冷静にこう言いました「帰ってください、あなた達に従うことはできません、私はただ師父に従うだけです、もう戻ってこないでください」。 こうして、20人以上の人が帰ってしまい、本当に二度と戻ってきませんでした。 ここぞというときに師父を思い、師父を呼ぶことを思い出せるかどうかは、修煉者がどれだけ法を理解し、師父を信じているかということだと思います。

 師父は「どうしてもダメだったら、師父を呼べば良いのです 」と説かれました。 [3] 要するに、どんな危険や危機のときでも師父を思い、師父に呼びかけることができるのは、修煉者が師父と法に対しどれほど信じているのか、どれほど精進しているのかを示すものでもあるのです。

 個人的な悟りですので、同修の慈悲なるご叱正をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法六』「アジア太平洋地区学習者会議での説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『転法輪
 [3] 李洪志師父の著作:『二〇一八年ワシントンD.C.での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/7/436520.html)
 
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