唐山市の劉麗莉さん(73)に懲役5年6カ月の判決
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 【明慧日本2022年2月8日】河北省唐山市路北区の法輪功学習者・劉麗莉さん(73歳女性)は2021年3月20日、地元韓城派出所の警官に連行され、唐山市第一留置場に拘禁された。その後、不当な逮捕状を発付された劉さんは最近、留置場で懲役5年6カ月の判決を言い渡された。

 劉さんは法輪功を学ぶ前、心臓病、脳血管の痙攣、胆嚢炎、腰・頸椎椎間板ヘルニア、肺炎、肝炎などを患っていたが、1996年に法輪功を学び始めて健康を取り戻した。それから、毎日、笑顔でいられ、寝たきりの姑と失明の夫の世話を10数年間、続けてきた。

 2016年3月31日夕方6時前、唐山市公安局の警官10数人が劉さんの家に押し入り、劉さんに手錠をかけた後、家宅捜索をし、真相紙幣(法輪功に関する文言を印字された紙幣)4000元(約7万2000円)、パソコン2台、プリンターなどの私物を押収した。当時、寝たきりの姑と夫が懸命に劉さんの連行を阻止したため、劉さんは連行を免れた。

 2019年7月13日、唐山市路北区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と韓城派出所の警官30数人は劉さんの家に押し入って家宅捜索をした。警官は劉さんを留置場に連行しようとしたが、姑の哀願で連行を諦めた。

 しかし、その後、派出所の警官は常に、劉さんの家に行き、劉さんの家の写真を撮ったり、劉さんと家族に嫌がらせをし、家族に大きなダメージを与えた。そのため寝たきりの姑は恐怖を感じ、病状が悪化して亡くなった。その後、失明していた夫も死亡した。

 2020年8月、警官5人は劉さんの家に行き、家宅捜索して劉さんを韓城派出所に連行した。尋問を受けたとき、劉さんは「真・善・忍を信仰して良い人になることは、法律に違反していません。誰にも傷害を与えておらず、社会にも家庭にも百利あって一害もありません。善を修める人に迫害を加えることは応報があります」と、堂々と話した。しかし、警官はその日、劉さんを唐山市第一留置場に送った。入所の身体検査で、基準に満たなかった劉さんは入所を拒否されたが、派出所の警官は保釈金として、劉さんの息子から現金1万元(約18万円)を強請り取って、劉さんを帰宅させた。

 その後も警官は、劉さんの家に行き脅迫や嫌がらせをした。2021年の新年前、警官は劉さんを家から検察庁に連行したが、当日に帰宅させた。

 繰り返しの迫害で劉さんは心身ともに疲れ、健康状態が悪くなった。

 2021年3月17日、派出所の警官は劉さんの家に行き「ちょっと裁判所に連れて行くから、すぐ家に帰らせる」と、家族に言ったが、劉さんを第一留置場に送った。健康の問題で留置場に入所を拒まれた劉さんは夜、帰宅した。しかし、3月20日、警官はまた、劉さんを連行し、唐山市第一留置場に強制的に送り込んだ。

 先日、裁判所は正式な裁判を行わないまま、留置場にいる劉さんに懲役5年6カ月の判決を宣告したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/26/437288.html)
 
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