警官の法輪功に対する新たな選択
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年2月22日】昨年の年末、大法弟子の70代の女性は、法輪功迫害の実態を伝えるためにスーパーマーケットに出かけました。そこには多くの人がいて、 その中に男子中学生の5人がいました。この年配の女性は彼らに法輪功迫害の実態を伝え、資料を渡しながら三退を勧めたところ、そのうちの2人は三退に同意しました。しかし、他の3人は資料をよく読まず、「神が中国共産党を滅ぼす」を見ただけで、「あなたは共産党に反対しているのだ!」と叫び、人々に向かって、「この人は共産党に反対している!」と叫びました。そして彼らは年配の女性の袖を掴んで放さず、警察に電話しながら、「逮捕してもらう!」と脅しました。 そして、「法輪功を修煉し、党に反対するのか!」と言いました。

 間もなくして交番の警官がやってきました。警官が年配の女性に、「どこの村から来たのか」と尋ねましたが、彼女は答えませんでしたが、 傍にいた誰かが警官に、この年配者はどこの村に住んでいるのかを教えました。 警官が年配の女性に名前を尋ねると、彼女は「『法輪功』といいます」と答えました。 警官は警察本部に電話して、その年配の女性の名前を聞き出しました。警官は周りにいる人たちに聞こえるように、「行こう!  警察署に行こう!」と言いましたが、彼女は「私は行きません。 日が暮れたので帰ります。私の自転車はどこですか?」と言いました。警官は「自転車をここに置いておいて下さい」と言いましたが、彼女は「ここに置いたら、無くなってしまいます。私は警察署には行きません」と言いました。このようにして問答が続き、 警官は警察本部と電話をかけ合いながら、3人の中学生に、「日が暮れたので、もう帰りなさい。もうあなたたちには用はありませんから、さあ、帰って」と言いました。警官は少年たちを帰らせましたが、 まだ周りに野次馬がいるのを見て、警官は年配の女性に小声で、「私たちに付いて来てくださいね。その後あなたは先に進んでから、角を曲がってください。そこまで来てもらったらもういいですよ」と言いました。年配の女性は警官たちに、「大法に対する善の一念が、天から平安が賜るのです!」と言うと、警官たちはうなずきました。

 このようにして、年配の女性は自転車に乗って前を走り、警官はその後ろについていたのです。 交差点にさしかかった時、彼女は立ち止まりました。 警官は「もう少し先に行きましょう」と言いましたが、彼女は「暗くてこれ以上は進めません。こんな遠いところに来たことがないので、これ以上、先に進むと帰る道がわからなくなります」と言うと、警官は年配の女性を帰らせたのでした。

 大法弟子たちのたゆまぬ努力により大法の真実が伝わり、多くの警官は、誰が善で誰が悪か、法輪功が本当は何であるかを徐々に理解し、法輪功の迫害に参加したくないと思うようになりました。警官たちは、いわゆる上層部の命令を遂行せざるを得ない場合もあるのですが、多くの場合、表向きにそのように見せているだけで、精一杯法輪功学習者を守っているのです。警官が法輪功に対する新たな選択が、彼ら自身のために明るい未来を決めているのです。

 その後も、その年配の女性は数日間続けてそのスーパーに行き、多くの人に法輪功迫害の実態を伝えました。 多くの人がその真意を理解してくれたのです。 残念ながら、悪党の教化に騙された少数の無知な中学生たちは、知らない間に法輪功学習者に対して罪を犯し、自分を危険な崖っぷちに立たせたのです。 彼らが再び法輪大法に接し機縁を結び、真実を理解し、そして善縁が結ばれることを願っています。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/14/438916.html)
 
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