判決8年を下された王翠霞さんは刑務所に送られる
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年3月8日】山西省臨猗(りんい)県の法輪功学習者・王翠霞さん(50歳女性)は2021年、当局の裁判所に懲役8年の実刑判決を下された。そして、先日、王さんは山西省女子刑務所に送り込まれた。

 山西省運城市万栄県裁判所は2021年8月、法律を無視し、王さんを含む臨猗県の法輪功学習者・3人に「邪教組織を利用して法律の実施を破壊した」という罪を被せ、王さんに懲役8年と罰金3万元、李秀娟さんに懲役2年執行猶予3年と罰金3000元、韓桂珍さんに懲役1年執行猶予2年と罰金2000元の判決を言い渡した。

 臨猗県北辛郷に在住の王さんは、法輪功を学んでから、法輪功の教えの「真・善・忍」に従って自分を要求し、より良い人になるよう努力した。患っていた病気が治った王さんは、人々に法輪功の素晴らしさを伝えていた。

 2020年3月24日、王さんは臨猗県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官から嫌がらせをされた。そのため、王さんは家から離れた。しかし、国保と北辛派出所の警官は数カ月続けて、何度も王さんの家に行き、王さんを連行しようとした。7月9日、国保の警官は再度、王さんの自宅に押し入り、各部屋、裏部屋まで捜索した。王さんを見つけることができなかったため、警官らは王さんの親戚の家に行って、王さんの居場所を聞いた。

 2020年11月9日、王さんはほかの地方で法輪功の実態を伝え、法輪功の資料を配った際、国保の警官に連行された。12月16日、逮捕令状が発付された王さんは、運城市塩湖区留置場に拘禁された。留置場で王さんは、断食して迫害に抗議したが、数回も強制的に灌食された。

 警官は、王さん、李さん、韓さんの3人が真相紙幣(法輪功の文言が書かれている紙幣)を両替したことと使用したこと、そして王さんが人に法輪功の資料を渡したことなどの理由で、3人の案件を万栄県検察庁に渡した。その後、3人は裁判所に起訴された。その間、王さんは弁護士と面会する権利を剥奪された。

 2021年5月12日、裁判所は王さんなどの3人に対して不当な開廷をしたが、当日、判決結果を出さなかった。

 李さんは臨猗県閻家庄郷に在住である。2020年4月10日、李さんは塩湖区の借家で国保の警官にドアをこじ開けられて入室され、連行された。警官は李さんの家にある携帯電話3台と現金を押収したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/5/439672.html)
 
関連文章