山西省太原市の張玉萍さん 不当に懲役8年6カ月の重刑
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 【明慧日本2022年3月30日】山西省太原市の法輪功学習者・張玉萍さん(60歳女性)は、世界で1億人が学ぶ気功「法輪功」が迫害されている真実を書いた紙幣をコンビニで両替したため、昨年6月12日に太原市文廟派出所の警官に連行された。今年1月28日、太原市迎沢区裁判所は張さんに懲役8年6カ月と罰金3万元の判決を不当に宣告した。現在、判決を不服とした張さんは控訴中で、古交第四留置場に拘禁されている。

 主婦である張さんは、1998年10月に法輪功を学び始め、心身ともに法輪功の恩恵を受けた。しかし、1999年7.20、中国共産党政府は法輪功を弾圧し始めた。そのため、法輪功を学び続ける張さんは嫌がらせ、連行、家宅捜索、労働教養処分、実刑判決などの迫害を加えられた。

 弾圧直後、張さんは法輪功の冤罪を訴えるため、北京へ行った。北京で張さんは豊台体育場に連行され、水も食事も与えられず、3日間太陽の真下に晒された。その後、廟前派出所の警官によって、地元に送還された張さんはさらに1日拘禁された。

 1999年10月26日、張さんは再度、北京へ行って陳情をしたが、警官に天安門公安分局に連行され、両腕を背中に回されて2時間手錠をかけられた。そのため、張さんは手の感覚を40数日間失っていた。その後、南城公安分局と廟前派出所の警官によって、張さんは地元に送還され、1カ月間拘禁された。

酷刑演示:背铐

拷問の再現:両腕を背中に回されて手錠で繋がれる

 2001年10月末、張さんは迎沢公安分局、河西公安分局の警官に連行され、家宅捜索をされた。暖房器具に手錠で繋がれたまま、張さんは尋問を受けた。その後、迎沢公安分局は張さんに労働教養処分2年を科した。

 2004年、張さんは石楼公安局の警官に連行され、家宅捜索をされた。その後、懲役3年の判決を言い渡された。

 2008年、迎沢公安分局、老菅派出所、河西公安分局の警官は張さんの家に行き、張さんに嫌がらせをし、張さんの自宅にある私物と法輪功書籍を押収した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/20/440291.html)
 
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