そのとき輝く大きな手が私の体を支えた
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2022年4月21日】2021年11月25日の午後、私は建設現場で働いて折り、 3時ごろ、高さ2メートルのキャスター付きの棚に立ち、塗料を吹き付けていました。 1時間ほど作業をして、あと少しで終わる時に、スプレーする場所がかなり高い位置にあり、座ってスプレーすることができなくなったので、立ってスプレーしようと思い、下で棚を動かしている仲間に 「動かさないで、立ってスプレーをするから」と言いました。 そう言いながら、私は立ち上がりました。 おそらく仲間は私の声が聞こえなかったのだと思います、顔を上げませんでした。「動かないで、少し後ろに引っ張るから 」と仲間が私に言いました。 そして私は引っ張られ、2メートルの高さの棚から一気に落ちてしまいました。

 それは半年前のことでした。私は67歳で、当時、体重は85キロ以上ありました。

 私はかなりのダメージを受けました。 手足や腰が激痛で動けなくなっていましたが、心の中で 「大丈夫、大丈夫、師父が守ってくださるから何も問題ない!」と言いました。

 私は錦州整形外科病院に運ばれました。 医師はレントゲンの写真を見て、左足と右手首を骨折していることを告げ、ギプスで固定することを勧めました。 腰も強く打っており、寝返りも打てない状態でした。 先生に「いくらかかりますか」と聞くと、「足を治すのに1,200元以上、手を治すのに1,000元以上、さらにズレがあれば手術をしなければならず、1万元以上かかる」と言われました。

 私は(キャスターを引いていた仲間は同修)同修に「石膏で固定する必要はない、私は法輪大法を修めているんだ、師父は自分よりまず他人のことを考えるようにと教えて下さった。上司のことを考えて、上司の為にもお金を節約しなければいけない。私は師父に守られ、大法の教えを受けているんだ」と話しました。 そして、先生に「治療はやめます」と告げて私たちは家に帰りました。

 家に着くと、同修が私を車から部屋まで連れていってくれました。 一人で部屋に残された私は内に向けて探し始め、自分のどこが大法と符合していないのか?  なぜ、落ちてこんなに大きなダメージを受けたのか? 私には上司の姉とその主人を好きでない心があります。夫婦は大法を学んでいるように見えるだけで実践していないと思っています。彼らは従業員に常に厳しく、きつい口調で話します 。勤務時間が終わった後でも、「他のことをやってくれ」と頼んで、1〜2時間働かせることもしばしばあります。 しかし、1円も多くその報酬を払いません。 11月の東北地方はとても寒く、私は同修と一緒に広い仕事現場の空き工場の中の広告用の布で、ドアもないただの「小屋」のようなスペースを仕切って、寝泊まりしていました。 姉夫婦にヒーターを借りて自宅から持って来てくれるように頼んだのですが、持って来てくれませんでした ……。それで、私はその夫婦に不満と妬みを抱き、自分の方が精進している、その夫婦より優れていると思い込んでいました。

 私と同修2人は働いていた40日間、どんなに寒くても法を学び、煉功を続けました。

 これらの人心を見つけた私は、「私は外に向けて探していた」と思ったのです。この期間私は着実に修煉することができませんでした。これらの出来事は心性を向上させるためのものだと心ではわかっていても、やはり心のバランスが崩れていました。 今回のこの事故を経て、私はこれらの人心を完全に放下しました。

 ベッドの上で横になり、寝返りも打てず、手首や足、腰などあちこちが痛みます。私は法を唱え、法を聴き続けました。 10日ほど経ったある日、仰向けに寝ていたら、突然、体が30センチほど浮き上がってベッドから離れた感じがしました。 その時、一つの輝く大きな手が私の体を支えていたのでした。すぐに私の腰は痛くなくなりました。 治してくださっていたのは師父だと心の中でわかっていました、そして私は治りました。 私は心の中で「師父、ありがとうございます! 師父、ありがとうございます!」と言い続けました。

 10日後、上司から電話があり「薬を買ってきてあげる」と言われました。 私は「大丈夫です、必要ないですよ」と答えました。上司は自ら私の家に1000元を持ってきたのです。「私は法輪大法の学習者です。師父は私たちがまず他人のことを先に考える人間になることを望んでおられます。だから、このお金は持って帰ってください」と言い、 その日、上司に法輪大法の真相の映像が入ってるUSBメモリーをプレゼントしました。

 2日後、同修から電話があり「君の上司が 君はさすがに法輪功の学習者だけあって、いい人だと言っていた」と教えてくれました。

 その過程で、妹が薬を買ってきてくれましたが、私は1錠も飲みませんでした。 2カ月間、薬1錠も飲まず、注射1本も打たずに、私は回復しました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/12/441190.html)
 
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