韓国の数学者 「法輪大法のおかげで人生の方向性が見つかった」
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文/韓国の大法弟子

 【明慧日本2022年4月26日】人生は、まるでジグソーパズルのように、出来上がったベースマップの上に一枚一枚組み立てて体験していくようなものだと言えるでしょう。玄潤炅博士は「法輪大法を修煉した後、これまで歩んできた道を振り返ると、すべてに理由があり、ジグソーパズルのように組み立てられているように感じました」と言いました。

 玄さんは、韓国の「国立研究所のデータ解析チーム」の責任者であり、彼のチームは数学的人工知能アルゴリズムを用いて予測モデルの研究を行っています。数学者の玄さんは、どのようにして法輪大法と縁を結んだのでしょうか?

轉法輪』を読んでいる玄潤炅博士

 初めて『轉法輪』を読むのに3カ月もかかった

 玄さんは、宇宙の構造やピラミッドの製作原理、時間と空間、輪廻と転生など、子供の頃から多くの謎について考えてきました。 2003年の秋、韓国科学技術院(KAIST)の博士課程に在籍していた玄さんは、指導教授から「自然の衛星が自転・公転しているのに、なぜ月の片側しか見えないのか? 月は人工的につくられたものなのか?」という興味深い質問を受けました。 それから玄さんと教授は長い間、活発な議論が交わされました。その後、教授は玄さんに1冊の『轉法輪』を渡しました。玄さんは「教授からいただいたこの本には、何かあるかもしれない。最後まで読んでみよう」と思いました。

 読書は玄さんにとって簡単なことで、読もうとすれば一日に何冊も読むことができます。しかし、なぜか、この本はなかなか進みませんでした。「『轉法輪』を読むのは自分自身への挑戦でした。 毎日、本を開いて読んでいましたが、1ページほども読み進まないうちに眠りに落ち、3カ月もかかって読み終えました。私は不思議に思いました」と、当時の状況を語りました。

 しかし、2回目を読み始めた時「これは普通の本ではない」と直感しました。「 読むたびに新しい法の意味がわかり、新しい原則に気づかされました。私は科学的なイメージが好きで、以前はいつもマクロ的なことを考えていました。例えば、地球が分子だとすれば、銀河系はさらに大きな分子で、これらの星団が集まるともっと大きな分子になります。しかし、『轉法輪』を読んで驚いたのは、ミクロ的な空間の存在に気づいたことでした。読めば読むほど新しい認識を得ることができ、もうこの本を手放すことができなくなりました」

 玄さんはアメリカに留学中、どこへ行っても『轉法輪』を持ち歩き、時間があれば読んでいました。

 完璧な理論に出会った

 新しいブレークスルーを生み出すために、数学者の脳は24時間フル稼働で、理論、構造、および解決策について常に考えています。そのため、仕事が終わった後も寝る前も、頭が休むことはありません。

 玄さんにとって修煉は、砂漠の中のオアシスのようなものです。「数学者の私にとって、学法煉功はとても良い休憩になります。私は週に1度山に行き、新鮮な空気を吸い、川の流れる音を聞きながら2時間ほど煉功をします。これは完全なリハビリテーションと癒しと言えます。 悩みがある時やストレスが溜まった時、法理を読むことは自分をリセットするようなものです。特に同修たちと一緒に学法をする時は、穏やかな空間場の中で、良くない心を洗っているように感じます」と言いました。

 「法輪大法は名実ともに、確かな大法です。数学に高次元の理論があるように、大法は確かに高次元の法です。法輪大法は単純な気功ではなく、その奥深さと次元の高さはほかの功法とは異なるものです」

 「私は数学者のために、理論的な根拠に基づき事実を判断し、結論を出すのです。はっきり言うと、大法の理論は、一層一層に穴や死角がなく、完璧な理論構造になっています」と、玄さんは述べました。

 人生の方向性を見つけた

 修煉する前の玄さんは健康で、特に体に不調があるわけでもなく、治療や健康に特別に力を入れる必要はありませんでした。 しかし、彼が修煉を始めた理由は何だったのだろうか?

 玄さんは「大法の修煉を通して、人生の方向性を見つけることができました。真・善・忍は宇宙の特性であり、良い人か悪い人か、良し悪しを測る唯一の基準であることが分かりました。これは最大の収穫です。真・善・忍の基準で鏡のように自分を照らし、そして人々がこの基準に従うべきだと、学法を通じて分かりました」と言いました。

 玄さんの両親は、彼が幼い頃から「三度我慢すれば、殺人も避けられる 」とよく言い、優しく、正直に生きることを教えてくれたそうです。近所の人たちは、みな玄家の長男である彼は、親孝行で聡明な良い人だと評価しました。修煉してからの玄さんは、より高く、より深い認識と悟りを得ることができました。

 玄さんは「子供の頃から教えられてきたことに従って良い人間になりたいと思っても、修煉をしなければ、今の生活や仕事の中でより高い点数を取るとか、科目を取るとか、利益のために利己的に生きていくに違いありません」と言い、「師父は『轉法輪』の中で、われわれに『一歩引き下がれば世界が広々と開ける』と教えてくださいました。トラブルに遇った時、一歩引き下がり冷静に考え、自分の心を制御することができるようになったことは、もう一つの収穫です」と強調しました。

 玄さんは今、毎日朝4時30分に起きて煉功をし、それが一日の始まりとなっています。 19年間、根気よく修煉を続けてきた玄さんは、「修煉は私にとっていまだに新しいことで、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。より多くの人々が法輪大法の修煉を通して、健康と幸せを手に入れることを願っています」と言いました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/18/441429.html)
 
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