【明慧日本2022年4月27日】江蘇省泰州市の靖江(せいこう)市の法輪功学習者・周愛蘭さん(78歳女性)は昨年、法輪功が迫害されている事実を伝えた人が警官だった。その後、検察庁、靖江裁判所に起訴された。情報筋によると、裁判所は周さんに懲役2年の判決を下そうとしているという。
明慧ネットの報道によると、周さんは外に出て、道端で野菜を栽培していた人に法輪功迫害の真実を伝えようとしたが、その人は公安局の警官で、真相を聞こうとしなかった。その後、この警官は数回も周さんの息子に会って、嫌がらせをし、1000元を強制的に取った上、「年が明けたら、お前の母親に判決を下してやる」と脅迫した。
その後、警官は周さんを検察庁に陥れた。そして、2022年3月18日午後3時、靖江裁判所は周さんの息子に連絡し、母親と一緒に裁判所へ来るように呼び出し、周さんに対して、不当な開廷をした。
法廷で周さんは自己弁護をした。
「私は今年で78歳です。法輪功を学ぶ前、眩暈、高血圧症で長年、薬を飲み続けました。膵炎が再発したとき、本当に死ぬほど痛みました。家事はできないし、家族に病院へ付き添ってもらわないといけませんでした。家族の仕事にも影響するし、お金もかかり、大変でした」
「村に法輪功を学ぶ人がいるとわかっていましたが、家事が忙しくて、学べませんでした。ある日、畑へ行くとき、畑で眩暈がし、倒れそうになったところ、後から来た人に支えられました。その人が法輪功を学んでいる人です。その後、この人に煉功すれば、病気治療ができると勧められました。ある日、その人のところへ行き、法輪功の功法を煉ってみると、本当に奇跡が起きました。私は病気が治り、健康を取り戻しました。この20数年来、薬を飲んだことがなく、元気です」
「私は毎日、法輪功の功法を煉り、法輪功の書籍『轉法輪』を読み、法輪功の教えの『真・善・忍』に従って、心を修めました。同時に日常の生活の中、名や利、情を取り除くように修め、より良い人になるよう努力しました」
「しかし、1999年7.20、江沢民が法輪功迫害を引き起こしました。その後、『天安門焼身事件』という偽りの事件を作りました。『修道者の心を乱すより、千の河の水をかき混ぜる方が良い』ということわざがあります。『真・善・忍』を修める人への迫害は悪報に遭うに違いありません」
「一昨年、私は道路を横断したとき、車にぶつけられ、数メートル空中に飛ばされて地面に落ちました。もし、私は法輪功を学んでいなければ、法輪功の師父に救われなければ、とっくに私の命はないでしょう。あなたたちは信じない話かもしれませんが、事実です」
「私は法輪功を学んで恩恵を受けました。しかし、多くの人が当局の法輪功への誹謗中傷の宣伝に騙されています。人々がその嘘を信じないようにと、私は『お金をかけずに病気が治る、健康になれる、命が救われる』という素晴らしいものを人に伝えてはいけないのですか?」
「検察庁は『刑法』の第300条で私に罪を被せ、起訴しましたが、『刑法』の乱用です」
「憲法は中国の最大の法律です。そして、憲法第36条に、国民は信仰の自由があると書かれています。法輪功は中国では合法です。 国務院と公安庁が定義した14の邪教がネットで公開され、その中に法輪功は入っていません」
「中共政府により20年以上も法輪功への迫害を行っていますが、中国の法律には法輪功が違法だとする文書は一つもありません。それどころか、法輪功は世界中に広まり、江沢民も国際法廷で訴えられるようになりました」
「今日、真・善・忍の基準で自分を要求している善良な人を迫害しているのですが、これは本当に公平に法律を執行しているのですか? それとも、冤罪を作り出しているのでしょうか? 裁判所は私に懲役2年と罰金1500元の判決を下そうとしています。78歳の私は、収入がないのですが、昨年、警官は息子から1000元を強制的に取ったのです」
「人民政府、人民警察、人民裁判所と自称し、人民のために奉仕するはずなのに、人民に迫害を加えることをしているではありませんか」
「人間がやっていることは、神はよく見ています。現在の人間の道徳は腐敗し、大きな難に直面しています。あなたたち一人一人が、自分の良心で仕事をやってほしいのです」
「法輪功を学ぶことは間違っていません。この歴史が過ぎてから分かるようになります。あなたたちは、自分の将来のために、家族の将来のために、よく考えて行動してほしいのです」と周さんは述べた。