錦州市の75歳教師・許清芳さん、懲役5年の実刑判決を宣告される
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  【明慧日本2022年5月14日】遼寧省錦州市の音楽教師、法輪功学習者・許清芳さん(75歳)は、2021年12月中旬、当地の朝市で明慧カレンダーを配布し法輪功の迫害の実態を伝えた時、警官に連行された。その後、許清芳さんは私物を警官に押収された。警官は法輪功を修煉しない娘と甥を連行し、罪を着せて不当に拘禁した。

 許清芳さんは、錦州市太和第二中学校の音楽教師であり、学校で25年ぐらい働いていた。1996年から法輪功を修煉し始め、1カ月以内に甲状腺腫瘍、婦人病など多くの病気が消え、体が軽やかになった。

1999年「7.20」以後、前国家主席の江沢民が法輪功に対する弾圧を始め、許清芳さんは錦州市大薛派出所の警官に洗脳班で40日位迫害された。その後許さんは家宅に戻れず、行く場所がなくなり、インターネット上で指名手配をされた。2002年5月13日、許清芳さんは真・善・忍と書かれた横断幕を持って北京に行った。しかし北京に着いたら警官に連行され身体検査を受けさせられた。その後錦州市太和区裁判所に懲役5年を宣告された。遼寧省女子刑務所で殴られたり、小さい椅子に座ることを強制されたり、労働させられるなどの迫害を受けた。

酷刑演示:码坐

拷問の再現:小さい椅子に強制的に座らせる

 許清芳さんに接した事がある人々は彼女の善なるエネルギーに感動したという。釈放された後、留置場で暴力により脳の損傷を受けて回復しておらず、記憶力も衰えているが、許さんには恨みがなく、文句も言わなかった。許さんにはただ一つの願いがあり、それは法輪功の素晴らしさを故郷の人々に届け、故郷の皆に恩恵を受けてもらうことである。

 2021年12月12日、許清芳さんは錦州市葛王朝市で明慧カレンダーを配布している時、錦州市公安局太和分局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行期間)の私服警官らに錦州市大薛派出所に連行された。

 その後、許清芳さんの修煉していない娘・孟涛さんと甥・許馳さんは派出所に事情を確認しようと交渉したが、実現しなかった。その後、孟涛さん、許馳さんは警官に追跡され、連行された。

 許清芳さん、孟涛さんは錦州市女子留置所で拘禁され、許馳さんは錦州市留置場に拘禁された。この3人は実刑判決を言い渡された。

 許清芳さんはまた懲役5年を言い渡された。70歳以上の年配者なのに、留置場で煉功することは許されず、健康状態が悪化して来た。今回の裁判に救急車で運ばれて行った。

 現在、許清芳さんの体調はとても深刻な状況で、国内外の正義なる人々に許さんのことに注意を払うよう、そしてより早く許清芳さんが解放されるよう呼びかけている。

 許清芳さんに関する情報は、明慧ネットで掲載されている「音楽教師の起伏の激しい人生」、「女性教師が遼寧女子刑務所で受けた迫害」などがあります。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/1/440734.html)
 
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