【明慧日本2022年6月4日】法輪功が伝え出されて今年の5月13日で30周年を向かえた。香港の法輪功学習者(以下、学習者)たちは、いつものように公園で集団煉功を行ったり、街で真相資料を配布したりした。学習者たちは「真・善・忍」の素晴らしさをより多くの人に伝えたいと願っている。
香港の学習者は偉大なる師父にお誕生日のご挨拶を申し上げた
香港の学習者たちはいつものように公園で集団煉功を行う |
広州の講習会に参加した学習者 返本帰真の道を導かれた師父のご恩に感謝
筌湾徳華公園で煉功した曾さんは(30代、女性)法輪功を27年間修煉して来たという。大法の子供弟子から修煉して来た曾さんは子供の頃から酷い喘息を患っており、常に集中治療室に入り、救急治療を受けていた。親はあちこちの医者を訪ね回った。最後に法輪功に出会い、曾さんは「法輪功を修煉した以後、生き返ったかのように、体が非常に健康です」と話した。
香港の学習者が筌湾徳華公園で煉功(曾さんは中央) |
曾さんは1994年から李洪志先生が行なった広州での第3回講習会に参加した。その時7歳だった曾さんは、師父が法を伝えたその日を今でもはっきりと覚えている。曾さんは「師父はとても優しかったです。法を説き、功を教える上で、法を説き終えた後、会場の外で学習者と話したり、最後に師父は学習者が帰る時、見送ってくださり、とても印象に残っています」
「子供の頃から法を得、返本帰真の道を踏み始めて本当にラッキーだと思います。人生の意義が見つかって本当に素晴らしいことです。人生の中で、『真・善・忍』の指導を受けて幸福です」
1992年5月13日、李洪志先生は初めて講習会を行われて、今日まで法輪大法を伝え出されて既に30年になり、5月13日は、李洪志師父の71歳のお誕生日である。曾さんは「師父、お誕生日おめでとうございます。慈悲なる師父に済度していただき、ずっと見守って下さり、心よりご恩に感謝しています」
これからの修煉は精進に努めて、大法の素晴らしさをより多くの香港の市民に伝えたいと思います」と言った。
修煉した後性格が良くなり、楽しく生きている
香港では多くの公園がある。毎朝、煉功音楽が聴こえており、法輪功の修煉に参加する市民はますます多くなってきた。陳さん(女性)は1999年4月から九龍公園で集団煉功の学習者の姿を目にし、その後、修煉を始めた。
美フライチ角公園で煉功している陳さん |
2年前から、陳さんは毎週の週末に美フライチ角公園での煉功に参加している。学びに来た新しい学習者も少なくない。彼女は公園で煉功することは自宅より良い感じがしていると気づいた。「エネルギーがより強くなって、皆んな変化が大きいと気づいた。何か問題があったり、或いは煉功の動作が正しくない場合、お互いに指摘して修正することができます」
23年修煉した陳さんは体と心の受益は最も大きい変化だと示した。陳さんは「体がとても健康です。病院に行かなくていいし、薬を飲まなくてもいいです。楽しく生活しています。何かのために争ったりする必要もなく、心配することがないのです」と言った。修煉した後、陳さんの性格も良くなった。陳さんは「師父は真・善・忍を説いています。楽しくないことがあれば忍耐して、内に向かって探さなければなりません。内に探すことによって自己改変をすべきです。そして家族はますます調和して、利益のために相手と争ったりすることもなく、相手に問題があると思わないのです」
天星埠頭で煉功、逆境の中で人々に希望を与えようと願っている
静かな公園以外に、尖沙咀(チムサーチョイ)天星埠頭で煉功する学習者もいる。学習者の曾さん、朱太さんは身の周りが賑やかなところで目を閉じて座禅している。通りかかる市民はたち止まって見ている。
尖沙咀(チムサーチョイ)天星埠頭で煉功する曾さん(右)朱太さん(左) |
学習者たちが街で真相を伝えることは、香港では一つの特殊な風景と言える。以前、天星埠頭で学習者たちの姿をよく見かけていた。しかし、昨年の5月、学習者たちの設置したパネル資料が食物環境衛生部に強制的に撤去されることによって学習者たちは司法審査の要求を裁判所に出した。しかし、最上級裁判所(終審法院)は受理しなかった。その後、食物環境衛生部などの行政部門は学習者が設置した横断幕を強制的に撤去したり、学習者数人を控訴した。曾さん、朱太さんは横断幕を強制的に撤去されることに影響されず、毎週の週末この天星埠頭で煉功を行い、学習者の姿はここにいることを市民に見せたいと思っている。
近年中国共産党中央政府は、香港政府に香港の民間団体に弾圧するよう指示を出した。多くの市民は香港の今の状態に対してガッカリして、皆は香港から離れて移民しようとしている。朱太さんは「ある市民は私たちを見ると、とても不思議だと思っています。『あ、まだ法輪功が残っている。彼らはまだ、しっかり頑張っていると』言っています。実は、学習者は市民にとって正義なる、良知的、希望を持つ存在です。お金を寄付してくる人がいますが、我々は『お金は要りません』と間接的に断っています。お水を買ってくれる市民もいます。彼らは法輪功の存在が正しく、正々等々としていると知っています」
暴力を恐れず22年間続けて来た
曾さんは、中共が法輪功を弾圧して以来、彼は休みの日になると尖沙咀(チムサーチョイ)天星埠頭で煉功しており、強い台風が吹いたとしても休む事がなかった。その内中共に遣われたチンピラに殴られたり、赤い油を掛けられたりした。迫害の実態を伝えるための設備も壊されたり、スパイに嫌がらせを受けたりした。彼は、「中共がいろいろな手段を用いて、人々に真相を理解させないようにしている。しかし、「紙で火は包めない」(ことわざ)つまり、真相は覆い隠すことができないものである」としっかりした口調で話した。
「私はこの埠頭を自分の修煉場所としています。どのような困難があってもやり遂げなければなりません。結局、青関会(中共の指示を受けて法輪功を弾圧する暴力団)は離れたが、私たちはいます」と言った。
曾さんは天星埠頭で22年煉功していた。彼は天星埠頭の変化の目撃者である。政府は星光大道を作るために行商人を追い払ったが、学習者の曾さんはずっとここにいる。多くの市民は法輪功に対して誤解を持っているが、時間が経つにつれて、法輪功を理解し、曾さんは友達になった。「いろいろな試練を受けて、真相をはっきりと認識する人が増えています。ある人は私たちの新聞を10年以上呼んでいますすが、先月彼は法輪功の書籍を購入して、私たちに法輪功を修煉したいと言いました」
真相資料を配布、市民の人々は真相を理解し、平安と健康を願う
街で集団煉功を行う他に、学習者たちは自費で法輪功迫害についての真相資料を印刷して市民に配布している。
学習者の潘さん(女性)は、「1999年江沢民が法輪功を迫害し始めました。友達は中国の学習者たちが迫害されている資料を見るたびに涙が出ました。こんな素晴らしい功法なのになぜ中国で弾圧されなければならないのですかと理解できなかったのです。そしてより多く人に法輪功迫害の実態を分かってもらいたいので、毎日1時間或いは2時間をかけて真相資料を配布しています」と話した。
真相資料を配布する潘さん |
潘さんは、「真相を理解した市民はますます多くなってきました。今の世の中の人はこの資料をよく受け取ってくれます。親指を立てて『頑張って!』 と言った人もいれば、『支持しますよ』と言ってくれた人もいました。疫病がすごく流行っているので、より多くの人に法輪功迫害の実態を理解してもらい、健康で、安全に無事でいてほしいです」