文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年6月29日】シャオユウは今の会社での勤続年数は短く、ビジネススキルや経験は十分ではありませんでした。会社には法輪功を修煉していたために迫害され、定職を失ったベテラン社員がいて、シャオユウとしばしば仕事のことで連絡を取り合っていました。また、その年配の同僚は他の同僚とは違う、何かを感じていました。
特に利益に関して、この年配の同僚は淡泊で、あまり重く見ないのです。時には、一部の利益に人が群がることもあったのですが、年配の同僚はまるで自分のことではないような対応でした。たとえば、会社の関連会社はプロモーション活動を行っており、米、麺、油、またはいくつかの日用品を無料で提供しています。他の同僚たちは、より多くの物をもらうために、あの手この手を使い、ごまかそうとしています。しかし、年配の同僚はそれらを見ていても見ていないようであり、多く取るところがほとんどの場合であっても、自分に関わる物さえももらわないのです。自分には道術があると思い込んでいたシャオユウ(シャオユウはよく悪病を診るので、ちょっとした力や技を知っている)にとっては、とても魅力的でした。
年配の同僚と2人きりになったシャオユウは、その理由を聞いてみようと思いました。この同僚は、長年法輪大法を修行してきた自身の心身の変化や、中国共産党の悪党に迫害された経歴を躊躇なくシャオユウに話しました。シャオユウは、悪党が大法修煉者を迫害する暴挙に憤りを感じ、善良な人々に深い同情を示しました。
シャオユウはまた、年配の同僚と多くの理解できない難しい問題について話し合い、それらをさまざまな角度から説明することができ、シャオユウは色々と理解し、すっきりしました。年配の同僚は、これらはすべて法輪大法の法理から悟ったものだと言いました。シャオユウは、自分が探していたものがやっと見つかったという思いでした。
ある日、年配の同僚がシャオユウに『轉法輪』を持ってきて、中にすべての答えがあると言いました。シャオユウは、宝物を手に入れた気持ちで、読む前に線香か何かを供える必要があるかどうかを尋ねました。年配の同僚は「そんなにルールはない、読む前に手洗いすれば大丈夫だ」と言っていました。シャオユウは家に帰って、すぐ読み始めました。
翌日、シャオユウは会社に着くとすぐに年配の同僚のところに行き、彼の耳元で静かに興奮気味にこう囁いたのです。「本当に素晴らしい本ですね」
武漢でコロナが発生してから、社会経済が悪化しています。シャオユウが勤務する会社も業績が悪くなり、家族を養うことができなくなった同僚は会社をやめ、別の職を探すことにしました。シャオユウと親しかった同僚も会社を辞めました。シャオユウも毎月の住宅ローンや車の支払いで大変な思いをしていますが、その面倒見のいい年配の同僚の存在に、とても安心感を覚えました。さらに重要なことは、シャオユウがその『轉法輪』という本の中に多くの法理を知りました。この乱世の中で本心を保つには、真・善・忍の基準に従って行動し、そうすることで、天の恵みを受けられることを知っていました。だから、シャオユウは毎日、嬉々として自分のやるべきことをやり、流れに流されず、大小さまざまなクライアントと真剣に向き合ってきました。
会社の利益がどん底に落ちた時、シャオユウは大きな取引が成功、会社に活力を与えてくれました。半月もしないうちに、また大きな取引がシャオユウのもとに舞い込み、会社にさらなる利益をもたらしました。シャオユウは興奮を抑えきれず、年配の同僚に会う前に、喜びと感謝の気持ちを電話で伝えました。
彼は「(法輪大法)すごい力です!」「(法輪大法)すごい力です!」と言い続けました。
社内の多くの同僚は困惑し、ビジネスレベルも経験値も最下位のシャオユウが、なぜ短期間で奇跡を起こせるのか、公然と疑問を口にしたほどでした。この時、シャオユウと年配の同僚がお互いを見て微笑み、これは彼らの秘密です。
今回紹介した例は、世俗的なレベルでの大法の力を示すほんの一例に過ぎません。法輪大法は奇跡的な力を持っており、その力は広大かつ微細、あらゆる分野に広がっています。大法は人類に世間の幸せをもたらすことができ、そして、大法の奇跡と素晴らしさは人々を返本帰真させることです。