手を携えて共に精進する「オタワ2022年法会」開催
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 【明慧日本2022年7月5日】(明慧記者・英梓)カナダのオタワ大学のシマード・ビルで6月26日、「オタワ2022法輪大法修煉体験交流会」が開催された。中国人と西洋人14人の法輪功学習者(以下、学習者)が修煉体験談を発表した。

 今回は疫病発生後2年ぶりの開催で、オタワの学習者はその後、初めて対面の交流会を開催した。あるプロジェクト協調人は、真剣に学法し、最終的に深刻な病業を乗り越えた経験を交流した。ある同修は自分が絶えず法を学んだ後、修煉の厳粛さを認識して最終的に長年の執着と嗜好を放棄した。また、ある学習者は修煉には些細ことはなく、確実に修めるとは、身の回りの小さなことから始めるべきであると話した。

'图1:二零二二年六月二十六日,加拿大首都渥太华的法轮功学员在渥太华大学的Simard Building举办了“渥太华法轮大法修炼心得交流会”。'

6月26日、カナダの首都オタワで開催された「オタワ法輪大法修煉体験交流会」

'图2~4:发言学员'

交流会で発表している学習者

 神韻のプロモーションに参加する中で確実に修める

  疫病の流行が繰り返されているため、オタワの2022年の神韻プロモーションの中で新たな挑戦に直面した。しかし、現地の学習者はたえず法を学び、交流を通じて、幾重もの困難を克服し、活動を強化した。ショッピングモールでのチケット販売、戸別にドアノブに神韻公演の資料を掛け、ポスターを貼るなどの方法で神韻公演の情報を広めた。この過程で参加した学習者たちは、個人の修煉も向上することが出来たという。

 クリスタルさんは、ドアノブの資料掛けに参加した。彼女は次々と起こる困難に直面しながらも、修煉が向上した経験を交流した。彼女は初めてドアノブに資料を掛けに行った時、足が攣ってしまい、両膝をまっすぐに伸ばすことができなかった。彼女は煉功して徐々に良くなった。ある雪の日、ドアノブに資料を掛けに行った時、民家の車道で転倒した。その時、彼女の脳裏に師父の法理がすぐ浮かび、立ち上がり、ドアノブへの資料掛けを終わるまで続けた。

 クリスタルさんは内に向けて探したところ、自分には転ぶことへの恐怖心、そして神韻プロモーションの宣伝のやり方にこだわる心によって、旧勢力の妨害を招いたことが分かった。 発正念した後、歩く時の痛みが消え去り、2日後には再びショッピングモールでのチケット販売に参加した。

 ベトナム人女性のディップさんも、ドアノブへの資料掛けにいった時に同じような経験をした。 一度氷を踏んで足を滑らせて膝から氷の上に滑り込んだという。「私は痛みを感じ、手に持っていたチラシが散らばってしまいました。でも、私はすぐに、大丈夫だと前向きに考え、数歩あるいたところで痛みは全くなく、かえって膝をマッサージされているように温かくて軽い、柔らかい感触がありました。何度も氷の上で転びそうになったとき、転ばないように師父が私を支えてくださいました。とても不思議でした」と彼女は話し、「いつも弟子を見守ってくださる師父に感謝いたします」と語った。

 人心を取り除き正念を強める

 ショッピングモールでチケットを販売しているシェリーさんは、自分が販売したチケットが少ないことに気づいた。彼女は、人の観念が修煉者の正念の力を妨げていると悟った。そこで、彼女はもっと法を学び、人の念を抑えて、同時に、発正念をして衆生を救うことを妨害する要因を取り除き、衆生に力を与え、正しい選択をするよう手助けをしたという。

 このように悟った時、奇跡が現れ、翌朝、開店前に若いカップルがやって来て、チケットを2枚買っていった。 彼女は、「これは師父の励ましだと分かりました!」と語った。

 最善の状態にとどまる

 ドナさんは、神韻報道に参加した体験を交流した。彼女は神韻報道に参加する前に感じる緊張や不安は、正しくない心の状態であり、その裏には恐怖心や名を放下できない執着があることを発見した。法を学び続け、心性を高めることで、神韻報道に参加したときの心境は、ますます純粋になったという。

 今年の神韻公演で、ある演目の中に「最善の状態にとどまる」という言葉を目にした。彼女は自分を厳しく律し、メディアにおける専門的な技術を高め、「最善の状態にとどまる」ようになれば、効果的に衆生を救うことができると悟った。これは修煉とも密接に関係している。トラブルに出遭ったとき内に向けて探し、心性を高めれば、初めて神は私たちに高い知恵と技術を授け、最善の状態に達することができるのだという。

 修めて恨みの心を取り除き、一歩引き下がれば眼の前が広がる

 キャシー・ギリスさんは、交流の中で、自分には不平不満の心があることに気づき、そして恨みの心の引き起こしたすべての要因をリストアップした。そのリストがどんどん長くなるにつれ、彼女は苦しくなった。特に、ある政治家に対する不満は、彼女を大いに苦しめた。

 彼女は、善の心でこの政治家に接することを試み、そして「善は心を開く一本の鍵」だと分かった。その後、リストアップした恨みの心を生じさせた要因が徐々に消えていった。

 また、タラさんは嫉妬や恨みを認識した過程について交流した。過去1年の中で、タラさんは生まれたばかりの赤ちゃんと病気の父親を含む家族の世話に明け暮れ、兼業としてメディアのために執筆していた。

 夫が自由に一人の時間を過ごしているのを見ると、嫉妬や憤りを感じた。幼い子どもの世話で自由な時間がほとんどない彼女は、「不公平だ」と感じた。

 その執着心を認識したタラさんは、夫は大紀元でフルタイムで働き、多くのプレッシャーを受けながら、さまざまな困難を克服している。彼にはリッラクスするための自由な時間が必要だと思った。

 彼女は、「悪い考えを放棄したとき、本当に眼の前が開かれ、私を悩ます小さなことは何でもなく、考える価値もないと思いました。そのような考えが再び浮かんでしまったら、自分のその状態、その広々とした気持ちを、自分自身に思い出させています」と語った。

 大法を修めて奇跡を目にする

 今年1月、カナダの国会議事堂前で行われたトラック運転手の抗議デモは、国際的な事件となった。ルーシーさんと数人の同修は、零下30度の厳しい寒さの中で3週間連続で取材し、大きな成果を上げ、修煉においても大きく向上できた。

 機動隊がデモ隊を追い払った最後の数日間は、より大きな衝突があり、ルーシーさんは一人で携帯電話でライブ撮影をしていたが、知らず知らずのうちに、背負っていた大きなパックの重さを忘れ、良いカメラアングルを見つけるために高いところに登ったり、高いところから飛び降りたりし続けなければならなかった。

 彼女は、「私は思わず、心のなかで大法修煉のすばらしさに感嘆しました。私は30年前に交通事故で軽い運動しかできませんでした。しかし、今は心の中でプロジェクトでより良い仕事をしようと思うと、自分の若い頃のスキルをまた使いこなせるようになりました」と語った。

 3年ほど前に修煉を始めたオリビエさんが、初めてオタワの煉功場に行ったのは冬のことだった。帰り際、車に向かって歩いていると、高いビルの角で何となく立ち止まると、その瞬間、屋根から大量の氷が落ち、彼の目の前の歩道の上にすべり落ちたという。

 彼は、「もし足を止めなければ、この氷の塊は私に強く当たっていたかもしれない。私は信じていますが、師父が私を守ってくださったのです」と語った。

 発表者は内心から修煉体験を語り、参加した学習者はとても感動した。多くの学習者は、法が正される時期の大法弟子として、縁を大切にし、真に修め、師が法を正す道において、さらに精進する、と決意を新たにしたのである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/6/28/445549.html)
 
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