EUトゥデイ「弁護士:中共は大規模な連続殺人犯」
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 【明慧日本2022年7月11日】欧州のメディア「EUトゥデイ」(EU today)は、「EU首席弁護士:中国共産党は大規模な連続殺人犯」というテーマの報道を掲載した。

 文章によると、6月29日、「EUトゥデイ」がブリュッセル・プレスクラブで行われたシンポジウムで、中国共産党(以下、中共)の生体臓器狩りについて議論し、そして米国の調査ジャーナリストの証言を聞いた。このジャーナリストは証言の中で、「ある腎臓移植の専門家が、わずか15歳のドナーの臓器を顧客に提供した」と発表した。

 この医師は「法輪功学習者の体から摘出した臓器はより価値が高い。彼らのライフスタイルはとても健康的だからだ」と実証した。

 法輪功学習者の張艶華さんは、会議の参加者らが驚く直接的な証拠を示した。張さんは中国で逮捕されて投獄され、監禁と拷問で苦しめられた。彼女は拘禁されている間、絶えず健康診断を強要され、刑務所は彼女が臓器提供者として適しているかどうかを判断していたと張さんは見ている。幸いなことに、彼女は臓器移植のドナーとして選ばれなかった。

 スペインの弁護士のカルロス・イグレシアス氏は、非政府組織(NGO)の「強制臓器摘出を反対・防止する世界宣言」のヨーロッパ法律チームの責任者である。同氏は会議で「中共は大規模な連続殺人犯であり、臓器狩りは人道に対する罪であり、まさにジェノサイドである」と述べた。

 「臓器狩りは、中共の法輪功に対する究極の解決策である」と彼は言った。

 イグレシアス弁護士は、EU加盟国が臓器狩りを刑事犯罪と定め、臓器狩りに関与した人は、身分にかかわらず起訴することを支援する法案をEUに提出した。代表らはまた、臓器移植を行うために中国に行くヨーロッパ市民を犯罪者にする可能性について議論した。

 ブリュッセルに本拠を置くNGOの「国境なき人権」(HRWF)の代表ウィリー・フォートレ氏は、「法輪功学習者に対する中共の迫害は広範囲に及んでいる」と述べた。彼は、例を挙げて、「法輪功学習者が市場で法輪功について話せば、彼らはみな刑罰を下されるだろう」と言った。

 欧州議会議員のトーマス・ズドチョフスキー氏は、「私達は共産主義の中国による絶対に容認できない行動について必ず声を上げる必要がある。……明らかに、中共は法輪功を含むグループを標的としており、臓器狩りは国家によって支持されている」と述べた。

 ベルギーの法輪大法協会のニコ・ビナンス会長は、中共の迫害が続いている原因について述べた。彼は「1990年後半までに、中国には約1億人が法輪功が学んでいた。中共は法輪功を中共自身のイデオロギーに対する脅威と見なし始めた」と言った。

 「臓器の強制摘出に反対する医師団」(DAFOH)によると、「2006年以来、中国で中共が良心の囚人を殺害する目的は彼らの臓器のためであり、残忍に迫害されている法輪功学習者は、中共の臓器獲得の主要な標的であることがますます多くの証拠によって明らかになった」という。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/2/445688.html)
 
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