【明慧日本2022年7月22日】(米国サンフランシスコ=明慧記者・賈維、王英)サンフランシスコ・ベイエリアの法輪功学習者(以下、学習者)たちは7月16日、迫害に反対する集会とパレードを行い、中国共産党(以下、中共)の解体と迫害の終結を呼びかけた。
学習者による迫害に反対する集会とパレード |
学習者の説明を傾き、迫害の実態を理解する市民たち |
パレードは昼12時にスタートした。学習者の隊列はフェリービルディングを出発し、市場通りとチャイナタウンを経由して、最後にチャイナタウンのガーデンコーナープラザに到着した。
市長からメッセージ「学習者の反迫害活動を支持する」
市長からの応援メッセージを読み上げる集会の司会者 |
活動に先立ち、マウンテンビュー市のルーカス・ラミレス市長は、学習者の反迫害活動を支持する書簡を送った。書簡の中で、市長は法輪功が不公正な扱いを受けたことを知らせた学習者に感謝した。そして「私は、7月16日の集会を支援する手紙を送付できることを、誇りに思います」と述べた。
また、学習者が無期限に拘禁され、拷問まで受けていることを知った市長は、深く憂慮し、「私はこのようなテロ行為を非難します」と表明した。
西洋人学習者「人々に法輪功迫害の実態を知ってもらいたい」
演説中のスティーブ・イスパスさん |
22年前、書店で法輪功の無料教室の広告を見て参加した。法輪功のレッスンを受けたイスパスさんは感銘を受け、真・善・忍の理念に従って修煉するようになり、物事がうまくいかないときは自分に向けて原因を探さなければならないことを学んだ。
東欧の共産主義国出身のイスパスさんは、独裁政権の残酷な迫害の手段や、黒白を転倒する誹謗中傷の手口を知っているという。そして、中共による迫害を暴露するために、迫害の実態を伝える活動に参加するようになった。「法輪功への迫害は依然として続いており、皆さんに法輪功迫害の実態を理解してもらい、それを制止するために手を差し伸べていただけるよう願っています」と、イスパスさんは述べた。
中共による臓器狩りを非難する医師
アレハンドロ・センチュリオン医師 |
「強制臓器摘出に反対する医師団」のメンバーであるアレハンドロ・センチュリオン医師は、「生きたままの臓器摘出は信じがたいほど凶悪で堕落した医療犯罪です。独立調査員のデービッド・ギルガー氏とデービッド・マタス氏は、この地球上でかつてない邪悪だと発表しました。中共の温家宝元首相でさえも、これには驚愕したと言われています。報道した情報によると、温氏は『麻酔なしで生きたまま人間の臓器を摘出し、それをお金にするのは人間のやることなのか?』と薄熙来に言ったそうです」と述べた。
「私たちは、中共の臓器狩り残虐行為を医学界と世界に知らせるために努力し続け、中共による学習者の臓器狩りを停止させるよう求めます」と述べた。
学習者は迫害の終結を呼びかける
王占所さん |
学習者・王占所さんの妻は中共の警官に連行され、両腕を背中に回され拷問用の鉄の椅子に手錠をかけられ、24時間にも及んだ。その後、山東省青島市の黄島区裁判所に懲役4年の実刑判決を言い渡された。
王さんは、正義と良知のある世界のすべての政府と人々に対し、立ち上がって中共による法輪功への迫害を制止するよう呼びかけた。
拘禁されたすべての学習者の解放を要求
学習者・王俠さん |
2010年3月、中共の警官らが学習者・王俠さんの自宅に押し入り、王さんと両親、妻を不当に連行し、大量の家財を押収した。拷問で自白を強いられた後、王さんは38日間拘禁され、留置場で毎日超負荷の労働を強制された。
中共による法輪功への迫害は現在も続いている。迫害反対パレードに参加した王さんは、中共による法輪功への迫害を直ちに停止し、不当に拘禁されているすべての学習者を解放することを強く要求した。
コメンテーター「各国政府に迫害制止の支援を要請」
「希望の声」のコメンテーターの藍述氏 |
「希望の声」のコメンテーターの藍述氏は、各国の政府と人々に、迫害を制止するための支援を促した。
同氏は「法輪功の修煉は中国の伝統文化に根ざしています。法輪功の原則は真・善・忍です。法輪功への迫害は、人類が生きるために不可欠な核心への迫害でもあります。中共による法輪功への迫害を制止させることは、全人類のためでもあります」と述べた。
「六四学生運動」リーダーの趙昕氏「学習者に敬意を表す」
趙昕氏 |
「六四学生運動」のリーダーで、中国民主党の創立者の一人である趙昕氏は、「学習者は長い間迫害されてきましたが、依然として真・善・忍を堅持し、平和的かつ合理的に迫害に反対することは、非常に素晴らしいことです。私は心から学習者に敬意を表したいと思います」と述べた。
中国からの移民「中共が倒れてこそ、中国人に希望が生まれる」
彭正平さん |
湖南省から渡米して7年になる彭正平さんは「中共がやっていることは国民のためではないので、中共が倒れることを心から願っています。中共は中国五千年の伝統文化を破壊し、人間の道徳も悪くしました。中共が倒れてこそ、中国の伝統文化が回復し、中国人に希望が見えてくるでしょう」と語った。
大学生「中共による臓器狩りは邪悪すぎる」
フランク・サンチェスさん |
カリフォルニア大学バークレー校の学生のフランク・サンチェスさんと家族は、生体からの臓器強制摘出に反対する横断幕を見て、見間違えたかと思うほどビックリしたという。 サンチェスさんは、「中共が利益のために学習者の臓器を摘出し、販売することは衝撃的で、狂気じみており邪悪すぎます。中共はどうして自国の国民にこのようなことができるのでしょうか。これは人間の道徳のアンダーラインを超えており、アメリカ政府は立ち上がってストップをかけるべきだと思います」と話した。