文/子供弟子・小佳
【明慧日本2022年8月26日】私は小学校4年生の子供弟子です。2021年9月のある日の昼休みに、教室の後ろの廊下で多くのクラスメートが先生と一緒に床に座り、目を閉じている様子をみて、「みんな、何をしているの」と思いましたが、一体何をしているのか分かりませんでした。その後、クラスメートに聞いたところ、「座禅をしていた」と教えてくれました。気になったので、翌日の昼休みに、私も、先生とクラスメートと一緒に座禅してみました。しかし、1分間だけして、あまりの痛さに足を下ろしてしまいました。しかし今では、1時間でも両足を組んで座禅ができるようになりました。
私のクラスでは、みんなが一緒に座禅するだけでなく、みんなと一緒に大法の本も読んでいます。私は『轉法輪』から、「失わなければ得られない」という道理を学びました。以前、夜、寝るとき、弟が機嫌が悪くなると、いつも私の枕を蹴ったりしました。私も怒って母のところへ行き、告げ口をしました。しかし、今は心境が変わりました。弟に枕を蹴られると眠れませんが、母に告げ口をしないように我慢し、業を消し徳を積む機会を与えてくれた弟に感謝する気持ちになりました。
ある日、弟が不注意で水をこぼしてしまいました。父が「誰がこぼしたの?」と聞くと、弟は「姉がこぼした」と嘘をつきました。それで私は父に怒られました。しかし、私は何も言わずにテーブルをきれいに片付けました。「徳を積んだだけでなく、自分の心性も少し上向できたかな」と思い、嬉しかったのです。
その後、私は内に向けて探しました。「弟はなぜ、私にこんなことをしたのかと思うと、多分以前、私は弟のことを嫉妬していたからだ。母は私より弟を愛していると思っていて、弟のことを嫉妬していたからだ」。今は内に向けて探すことができ、私は弟への嫉妬心も少しずつ取り除いたので、少しは上の次元へ上昇したかなと思うと、心もとても穏やかになります。
私は、人々が「真・善・忍」を学ぶことを願っています。そうすると、きっと世界が美しくなると思っています。大法を教えてくださった師父に感謝します。師父、ありがとうございます!