ワルシャワでヨーロッパ交流会盛大に開催 師父からご祝辞
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年9月17日】(ポーランド・ワルシャワ=明慧記者・蘭玲)2022年ヨーロッパ法輪大法修煉体験交流会が9月11日、ワルシャワ中央エキスポで開催された。ヨーロッパ、アメリカ、ベトナム、イスラエルなど35カ国から1300人以上の法輪功学習者(以下、学習者)が交流会に参加した。法輪大法の創始者・李洪志師父より「ヨーロッパ法会への祝辞」が送られた。

图1:二零二二年九月十一日,二零二二年欧洲法轮大法修炼心得交流会于九月十一日在华沙中心博览馆会场召开。图为学员在发言。

2022年ヨーロッパ交流会で発表する学習者

 紫を基調とした花が法会の演壇を飾り、その両側には「慈悲は天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し」[1]という掛け軸が掲げられた。ポーランド、ドイツ、イギリス、チェコ、フランス、スイス、セルビア、イタリア、スウェーデン、ラトビア、オーストリアからの18人の学習者が交流会で発表し、神韻の宣伝活動や、メディアの仕事および真相を伝える過程でいかに人心を取り除いたかについて交流した。中には20年以上修煉してきた古い学習者がおり、入門して5カ月の新しい学習者もいた。

图2~4:发言学员

発表する学習者たち

 交流会の同時通訳は12カ国語で行われた。参加者は、厳粛で穏やかな雰囲気の中で一人一人の発表者の交流にじっと耳を傾け、自分自身と照らし合わせ、比して学び比して修した。

 信念を固め 行い難きを行えば 困難を乗り越えられる

 コワルスキーさんはポーランドの神韻協調人である。発表によると、2022年の神韻のヨーロッパ公演の日程にまだ空きがあることを知ったコワルスキーさんは、神韻をポーランドに招くチャンスだと思ったが、神韻の公演に適したすべての劇場からは、スケジュールが合わないと返事があり、道が閉ざされたように感じた。協調チームはあきらめずに探す範囲を拡大し続けたが、劇場に適当な日程がなかったり、あるいは劇場の技術的条件が基準に達していなかったりして難航した。出口の見えない状況に直面したコワルスキーさんは、「これは、主要な担当者の自分が、心の奥底で神韻をポーランドにお招きしたいという気持ちに対する試練だ。ポーランドで神韻公演ができるために、自分がどのように努力し困難を克服するかに対する試練でもある」と考えた。確信を深めたことで、すべてが好転し、劇場との契約も無事に成立した。神韻が来たとき、どの公演も満席だった。

 神韻のドイツ公演の協調人である周さんも、神韻のドイツ公演の準備から幕引きまでの困難と挑戦を交流した。「毎日、まるでブラインドボックスを開けるようでした。ただし、開けるたびに喜びがあることは少なく、ほとんどがショックを受けることでした。しかし、諦めなければ、必ず道は開けます。チーム内の同修といつも励まし合い、その結果、毎回危なそうに見えましたが、すべて無事でした」

 周さんはまた「心性が基準に達していないと、困難に直面したときに知恵がなく、良い解決策を絞り出せないのです。しかし、心が動じなければ、困難はすべて幻であり、ただ師父の方向に進むだけでよいのです」と悟った。

 法の中で修煉し 師父は私たちに必要なものを与えて下さる

 フランス在住のベトナム人学習者のグエンさんは、3年前から法輪功の修煉を始めた。それ以来、彼女は師父が要求される三つのことに専念している。グエンさんは特に、「真善忍美術展」を準備する過程の修煉体験を分かち合った。

 グエンさんは、「真善忍美術展」がフランスで何度も開催され、大成功を収めていることを知った。しかし、このプロジェクトは5年前に中断された。彼女はプロジェクトを再スタートさせたいという思いが芽生えたのだ。

 そして、グエンさんは紆余曲折を経てパリのノートルダム大聖堂の近くに、手頃な値段で借りられる店を見つけた。契約書にサインする準備が整ったところで、所有者から「全く別の手順で契約書を作ってほしい」と告げられた。つまり、それまでやっていたことがすべて台無しになり、改めて新しい行政手続きですべてやり直さなければならず、時間も長くなり費用も今までの3倍かかることになる。この変化に対して、グエンさんはめげなかった。

 「最初から全体の流れを整理したのですが、どの執着心がプロジェクトの逆転を招いたのかわかりません。所有者から『一からやり直し』と言われたのは、自分の心性を向上させるためかもしれません」とグエンさんは悟った。その後起こった一連の試練に、グエンさんは修煉者の心態で向き合い、金銭や損失、利益への執着を取り除いた。

 20年の堅持 真相を理解したロンドン市民が法輪功の反迫害活動を支持

 イギリスの高さんは他の学習者と共に、過去20年間、イギリス駐在の中共大使館前で24時間反迫害活動を行った体験を紹介した。高さんは、2002年5月、法輪功迫害の元凶である江沢民がヨーロッパを訪問した際、一部のイギリスの学習者がロンドンの中共大使館前で24時間平和的に迫害反対の請願活動を行ったことを振り返った。その後、同修から「この活動を続けて行うべきです」という声が上がったため、2002年6月5日からイギリスの学習者が中国領事館前に24時間体制で真相を伝える拠点を設置した。2002年5月、ロンドンの学習者は中共大使館前での3日間徹夜の反迫害活動を皮切りに、徐々に通年の昼夜を問わない反迫害活動に拡大した。高さんは、「中共による法輪功への迫害が停止しない限り、私たちの平和的な抗議活動を続ける」ことが目的であるという。

 様々な試練に直面したとき、他のプロジェクトに多くの時間を取られ、大使館前の活動との調整が不可能だと思われたとき、高さんは動揺したこともあった。そんな時、彼女は「師父が望んでおられるのは何か?」と自問した。そうすると、回答は自然と出てきた。「師父はきっと、神韻をしっかりと成功させて、他の長期継続が必要なプロジェクトも中断させないでほしいと思っておられるでしょう。私たちが表面的な困難にめげずに頑張れば、必ず師父の按排が見えます」と高さんは語った。

 20年間の努力の結果、多くの人が法輪功に対して知らなかった状態から理解へ、無関心から協力へと変わった。高さんは、多くのエピソードから一つを紹介してくれた。ある日、高さんがパネル資料の後ろで人と会話をしている時、自転車に乗った青年が目の前で止まり、「なぜ今日は誰も座っていないのですか? 迫害は終わったのですか? もしそうであれば、すぐにでも知り合いにこの朗報を知らせます。そうでなければ、交代が来るまでしばらくここでお手伝いをします」と言ったという。

 師父のご祝辞と同修の交流は参加者が共に精進する激励となった

 ヨーロッパ法会に参加するためベトナムからやって来た弁護士の曹さんは、特に、イギリスの同修たちが20年間粘り強く活動してきたことに感動したという。曹さんは「怠け心を捨て、師父が要求される三つのことをしっかりと行いたいと思います」と言った。

 ドイツの不動産業者であるシュミットさんは、法会での交流を通じて、自分を阻んでいるのは惰性であることがよく分かったという。精進するためには、師父が残して下さった修煉の形式である集団煉功と集団学法という最も基本的なことから始めなければならないと認識している。

 チェコのジャックさんは、「師父のご祝辞が自分の修煉の原動力になると感じました。同修の修煉体験を聞くことで自分も精進できるようになり、これが法会に参加する理由です」と話した。

 午後5時頃、ヨーロッパ法輪大法修煉体験交流会は無事終了した。

图5:法会结束后,两道彩虹横跨会场上空。与会的学员们感到:这是鼓励。

交流会が終了した後、会場の上空を横切る2本の虹が現れた

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「法は乾坤を正す」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/12/449500.html)
 
関連文章