【明慧日本2022年9月23日】(明慧記者・徳祥)ヨーロッパの法輪功学習者(以下、学習者)は9月9日と10日の夜、ポーランドの首都ワルシャワに集まり、最も有名で古い貿易通りの一つであるクラクフシュチエでキャンドル追悼会を開催した。ポーランド政府と国民に対して、中国共産党(以下、中共)による学習者への迫害に関心を寄せ、共に迫害を制止するよう呼びかけた。往来する人々は学習者の説明を聞き、反迫害活動に声援して署名した。
9月10日夜、ポーランドの首都ワルシャワで開催されたキャンドル追悼会 |
煉功を通してポーランド政府および市民に迫害の制止を呼びかける |
学習者の話を聞いて、反迫害活動に声援して署名する人々 |
建築工程管理リーダー「中共の迫害を暴露することはとても重要」
建築工程管理リーダーのクシシュトフ・ドゥラさん |
「中国で起きているこれらのこと(学習者からの生体臓器収奪)は、私の心を痛め、とても心がいたのです!」と話した建築工程管理リーダーのクシシュトフ・ドゥラさん。中共に迫害され死亡した中国の法学習者を偲び、灯したキャンドルを見て、すぐに迫害に反対する署名をし、目に涙を浮かべながら 「私にとって、これはあまりにも酷すぎます」と述べた。
ドゥラさんは、学習者が座禅をして煉功する場面を初めて見たとき、とても平和的で穏やかな気持ちになったという。 彼は、法輪功が23年間も中共に迫害され、人々が真・善・忍を実践できないことを知り、「こんなに長い間ですか? 耐え難いと思います。これらのイベントが成功され、ワルシャワの人々が、通り過ぎて行き、写真を撮って終わりにしないように願っています」と話した。
また、ドゥラさんは、学習者がもっと頻繁にこのようなイベントを開催することを望んでおり、公の場で中共の迫害を暴露することは重要だと言い、よく頑張っていると励ました。
ヴァイオリニスト「中共の迫害は人間の尊厳を失わせる」
ヴァイオリニストのドロタ・コモロフスカさん(左)とマグダさん |
「学習者に対する(中共の)残酷な生体臓器収奪の情報を読み、強制収容所やこれらの迫害手段の関連情報を聞いたとき、人間の尊厳を失っていると思いました」。 ヴァイオリニストのマグダさんは、「私はまだ(法輪功を)十分に理解していませんが、チラシの冒頭を読んだだけで、(迫害を)止めて! これは殺人だ、中共が学習者からの生体臓器収奪に反対しなければならないと思い、すぐに署名しました」と語った。
同じくバイオリニストのドロタ・コモロフスカさんは、署名の理由を「独裁政治に反対、人権と人間の尊厳のため、人々は自由になるべきで、大量虐殺に反対です。人間の自由を守るための法律が必要なのは当然です」と述べた。
二人は、この付近で公演があるためここを通りかかり、学習者が座禅しているのを見て立ち止まったという。 中共が「真・善・忍」の実践を認めていないことを知った二人は言葉を失い、コモロフスカさんは、「中国でこれらの原則(真・善。忍)を信じている人が迫害されていることは悲劇です」と言った。
「これは悲劇だ、変態だ、話す言葉もありません」。マグダさんは、「中共が人間同士を戦わせているのは恐ろしいことです」と言った。
二人は、学習者がポーランド社会に真実を伝えることが重要であるとの認識で一致し、コモロフスカさんは「(生体臓器収奪の行為を)聞いたことがないので、そんなことが今の文明社会にまだ存在していると思いませんでした。 私達はこれらの真実を知ることができて、とても嬉しく思います」
「人々はメディアやインターネットでいくつかの報道を見ることができますが、しかし誰もがこのことを推し進めなければ、それは人々の重視を引き起こすことができません。この話題はとても重要だと思います」とマグダさんは話した。
「今日はこのイベントを見るために来た」
カタルジーナ・マルチャックさんと孫 |
大企業に勤めるカタルジーナ・マルチャックさんは、学習者が行うキャンドル追悼会に孫を連れてきて、自分と娘のために中共の迫害を制止する署名をした。 「(中共が)何年も前から臓器を取るために人を殺している、これはひどすぎます。 中共は多くの人を殺しており、人々はもう愛する人と会うことができません。恐ろしいことです。まるで戦争のようです」
「臓器のために人が中共に殺されているのに、世界中が黙って見ていて何もしない。臓器まで買っている、こんなことを続けさせてはならない」と話すマルチャックさんは「こんなことを認めてはならず、これは非人道的な行為です。 インターネットでこの情報を知り、今日、このイベントを見るために来ました。 この人たちはすばらしい。ある女性は、これの(中共による法輪功への迫害を止める)ために20年間取り組んできた、と言いました」。 ワルシャワで法輪功を実践している人が多くいることを知った彼女は、ぜひ自分も学びたいと言った。
中共は23年間、学習者を迫害してきたことについて、マルチャックさんは、「中共は迫害するだけでなく、臓器を得るために殺人しています」と話す。彼女は、学習者が公の場でこのような話題を語ることはとても重要だと言い、「このようにすれば多くの人を救うことができる」という。彼女すぐにでも学習者を支援したい、自分も平和的な抗議に加わりたいと希望しているという。
台湾人観光客「学習者はとても勇敢」
台湾人観光客の顔さん夫妻は、学習者が煉功の姿を見て、立ち止まり長い時間、学習者と語り合った。そして、学習者が「平和そのものだ」と話した。
中共が中国国内で学習者を迫害し、真・善・忍の実践を許さないことについて、厳さんは 「宗教の自由は人権だと思う、このように簡単なことです」と話した。 彼女は、学習者がワルシャワの公の場で、中共の迫害に関心を促すことは「良いこと」だという。「なぜなら、人権はすべての人が享受できるべきであり、一部の人が人権を享受できていないからです。私達は声を大きくしてこの問題を取り上げて、改善させるべきです」
厳さんは、学習者にはとても勇敢な人が多くいると感じており、夫妻はよく世界中を旅して、学習者とよく出会うという。「私達は、世界中で法輪功の人々が外に出て(活動して)いることを知っています。これには確実に信仰の自由の力があると思います」と語った。
元経済学者「中共の迫害を停止させるために、もっと力を入れて呼びかけるべき」
退職した経済学者のアンナさんは、学習者がろうそくを灯し、静かに坐禅している姿を見て、「心が慰められた」気持ちになり、中共が真・善・忍を実践することを許さないことを知り、不思議に思ったという。
「私はチラシを読んで、共産党による学習者への迫害を知り、署名しました」。かつての共産主義のポーランドを経験した彼女は、「共産党に反対すると迫害される、同じような状況がわが国にもありました。 迫害の形は違うかもしれないが、やはり似ているところもあります」
アンナさんは迫害に反対する学習者を声援して署名した。「私は迫害やテロ活動に反対し、人々の自由のために署名したのです」。 彼女は、学習者が公の場で真実を伝えることが「非常に重要」だと考えている。「なぜなら、多くの人が状況を理解していない、あるいは考えたくないからです」。 また、署名の数が少なければ、ポーランドや他の政府が中共の迫害を止めるよう圧力をかけることができなくなると心配して、「もっともっと世界規模で呼びかければ、、中共に迫害を止めさせるために、大きな作用になると思います」
最後に、アンナさんは、学習者の幸運を祈った。